家族バラバラ事件!?


 昨日は、ご心配をおかけいたしました。無事、陰性の結果をいただきましたー。良かった。

 昨日、PCR検査を受けたときは、「お昼ごろに結果が出ます」って言われていたんですが、正午を過ぎても連絡がこなくて。なんだかヤキモキしました。もしかして、陽性で、保健所まで情報が回っているのでは? とか、余計なことを考えてしまうものですね。

 今回は、陽性になるのが怖いわけではなくて、陽性になった後、この家族がどうなるのかっていうことが一番心配でした。

 娘が陽性であれば、私と二女も検査をするわけで。みんなが陽性になったら、宿泊施設に三人で入ると思うのですが、長女だけ陽性だったらどうなるんだろう? 彼女一人でホテル住まいはまだちょっと早いかなー? 二女だけなったら、ますます難しいですよね。


 先日、ラジオで東京のヘルパー事業所は軒並みお休みになっちゃって、在宅介護を受けている人が困っているというニュースがありました。それって、私のいる田舎も然りでして。介護者である息子、娘、嫁世代の人が隔離されてしまって、濃厚接触者の要介護の人が自宅で一人になってしまうというパターン。

 陽性者と濃厚接触者は一緒に置いておけない、という今までのルールですと、かなり困った状況になるわけです。


 ヘルパーさんや訪問看護師さんに入ってもらうというのは、いいことなんですけれども、入ったスタッフをよそのお宅には送り込めなくなるので、事業所としては、かなりの痛手になるわけです。すると、「入れません」ってお断りになるんですよね。これって、結核の方の時にも苦労したんですよね。もう排菌していないから、頼みますって、何か所も電話をかけて、結局は「いいよ」って言ってくれた事業所は一つしかありませんでした。

 

 じゃあ、在宅が無理なら病院へってなるのは当然なんですが、要介護者が無症状の場合、医療保険は適応できませんから。入院は難しいんです。じゃあ施設? 施設なんてとんでもない。他に免疫力弱っている高齢者が入っているし、仮に、陰圧室を整備している施設があったとしても、その人に入ったスタッフを他の入居者のところに入れることはできません。つまり、ギリギリで回しているスタッフのシフトを回しきれなくなるので、受けられないという施設ばかりです。行政も頭抱えています。担当の課長さん、切なそうです。あっちもこっちも、みんなそれぞれの立場で苦悩を抱えているってことですよね~。


 子どももそうですが、高齢者もそう。感染防止の視点から陽性者とグレーの濃厚接触者を同等に扱っちゃいけないよってことになっていたとしても、家族の形態、家族の関係性を考慮した対応をしてもらわないと、これ、行き詰ります。コロナよりも恐ろしいことが起きるのではないかと思います。


 ああ、ともかくよかった。彼女が陰性ならば、いつも一緒にいる私たちもきっと大丈夫なはず。もう昨日から生きた心地がしませんでしたー。今日はゆっくり寝たい。みなさんもお気をつけて~。

 

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