名物長女に恋の予感 その②
昨日のエッセイには、貴重なコメントいただきまして、本当にありがとうございます。ちょっと自分の気持ちの整理が付きました。書いてみると、いかに自分が「離婚」というものにネガティブな思いを抱いているのか……よく理解しました。
今の生活は自由で楽しいと思っている裏側には、やっぱりいつまでもそういう思いが隠れていて。自分の中での葛藤があるんでしょうね。
昨日は、役員のお母さんとそんな話をしていたもので、ちょっと書きたくなったんだと思います。ありがとうございます。
さて、タイトルですが。以前、娘の名前を寝言で呟く年下男子の話を書いたんですけれども。昨日もね。備品が入った重いケースを二人仲良くせっせと片付けている姿を目撃したんです。
なんだよ、なんだよー。楽器違うくせに、なんで仲いいんだよって思って、帰宅してから突いてみたんです。すると娘。ニヤニヤとした顔をして言うんです。
「もー。最近さ。私の名前を入れた替え歌を歌うんだよー。もー、いい迷惑だよ」
「世界中の~、〇〇〇さんが~♪」って歌うんですって。
——おいおいおい! それ、結構やばくないか!?
「いっつも片付けになると、私のところに来て、歌ったり、ちょっかい出したりしてくるんだよ。もー、うざい」
そんなことを言うクセに、顔はニマニマ。
お前もまんざらじゃないクセによー。嬉しそうじゃねえか!
いつも冷たい二女は、更に冷ややかな視線で「それ、やばくね?」ってバッサリ。それでもニマニマの娘。ああ、彼女に春は到来するのか!
コンクールの結果も気になるところですが、お母ちゃんはあんたの恋の行方のほうが気になります!
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