「離婚」っていいのか。


 今日は娘の練習に付き添って一日中、ホールに詰めています。ホワイエでね。Wi-Fi使えるからね。ipad持ってきてよかった。練習を聴きながら、文字を打てるなんて快適です。


 今日は急に「え、離婚?」ってタイトルなんですが。最近ですね。娘たちと話をしていると、安易に「それ、別れた方がいいな」って言うんです。ちょっと気になっているところなんですよね。


 娘たちの周囲には、離婚家庭がともかく多いんです。自分の家もそうでしょう。私の妹も離婚しています。元夫の母も離婚しています。お友達にも離婚している家庭が結構ある。だからなのでしょうか? ちょっと夫婦で揉めているなんて話を耳すると、すぐに「離婚するな」とか、「離婚しちゃえばいいのに」というんですよね。


 いや。確かに、現在の日本では離婚はかなり増えていて、珍しいものではありません。だけれども。私だって、離婚したくてしたわけじゃないんですよね。できれば、喧嘩したり、苦労を乗り越えたりして、二人で老後を過ごしたいって思って頑張ってきたんです。だから、離婚をするってなったときのあの衝撃。以前もかきましたが、体重は激減。心療内科にも通いました。もうこころも体もボロボロ状態だったんです。そういう私の姿を見ていた娘たちですが、もうすっかり忘れてくれちゃって。「女だけの三人家族って楽でいいよね〜」なんて言います。


 いや、いいんですよ。それでも。私は離婚に関して、元夫の悪口はひとつも言いませんでしたから、彼女たちにとって、「お父さん」は「お父さん」。「大好きなお父さん」のままなんです。


 私の友達は、浮気した元夫の悪口を散々、子供たちに言い聞かせたものだから、もう娘ちゃんは父親なんて大嫌いですよね。まあ、彼女の場合は、それを狙っていた節もあるわけです。元夫に子供を取られたくないですからね。元夫を悪者に仕立ててるんです。いや、実際、浮気していましたからね。悪いですよ。本当に。アパートまで借りていたんですって。


 我が家は私たちの勝手な問題に子供を巻き込みたくなかったものですから、今でも「あんたたちのお父さんはお父さんしかいないからねー」と言い聞かせていますが。まあ、ある程度の年齢担ってきたもので、「お父さん」の扱いは、かなり雑です。女の子なのでね。きっとそういう日が来るだろうなーという予測はついていました。一緒に住んでいませんから。彼は彼女たちのことを理解できなくなって、ずれていくんだろうなって。それがまさに。目の前にやってきているのだと思います。


 ただ、それがいいのか悪いのか。結婚ってかなり忍耐でしょう? 私の場合はね。他人と家族形態を維持するためには、かなりの忍耐が必要だと思います。だから、安易に「離婚」を口にする娘たちの将来がちょっとばっかり心配になりました。まーね。我慢して結婚生活続けなさいよ、とか。結婚しなさい、とか。そんなことをいうつもりは毛頭ないんですが、やっぱり幼少時代の生活環境って、価値観に大きく影響を及ぼしますよね〜。大丈夫だろうか。


 子育てって、成長してみないとわからないびっくり箱みたいなものじゃないですか。長い時間をかけて結果がやっと出るっていう。ああ、どんな大人になるんでしょうか。今から心配です。まーともかく、社会に適応してくれればいいですけれども。


 さて。これから講師の先生たちのお昼調達です。いってきまーす。皆さんも良い日曜日を〜!


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