素直って一番いい。
昨日は娘の吹奏楽第二弾コンクールの予選お手伝いに行ってきました。この予選、なぜか毎年、平日に開催されるんですよー。不思議な企画で、先生たちの教育研究みたいな目的も兼ねているから、らしいんですけれども、
しかも「音楽」なら何でもいいんです。吹奏楽でも合唱でも合奏でも……。同じ土俵で戦うのもなんだかなーとは思いますが、こんな変な企画でも、県大会を通過すると、突然全国大会が控えています。今度は千葉県。「千葉に行きてー」と娘、またもや吹奏楽熱が再燃している模様です。
平日のイベントだと、お手伝いできる保護者が限られるんですよね。「我こそは」って手を上げてくれた、いつものメンバーとは違う面々で挑んだ昨日でした。時間もないし、人もいないで、会場にいるどっかの先生が楽器搬出を手伝ってくれるのはいいんだけれども、持って欲しくないところを持つんだな。これが。
ティンパニーって、どうしても縁を持ちたくなるんですけれども、そこ掴まれるとチューニングがずれるんです。だから下の脚を持って欲しいわけ。でも、堂々と、縁を持ってくれちゃうんですよね。「縁、持たないでください」って言っても、まったく聞いちゃいない。チャイムもそう。ペダル掴まないでーって言っても聞いちゃいない。
楽器って繊細なんですよ。搬送難しいんです。
昨日は本番前に(何故に!?)アンサンブルコンテストのメンバー発表がありました。我が娘は昨年度、スタメン落ちしているもので(当時の四年生に抜かされた!)、気が気じゃないんです。オーディションをした後、もう神頼み神頼み。そして迎えた昨日。
「発表します! ——ほら。ドラムロールどうした」と先生に言われて、素直に「ジャカジャカジャカジャカ……」ってスネアを叩く真似をする子ども達。
——かわいいじゃねーか。かわいい。
六年生にもなって、素直にやる子どもたちってかわいいですね。もうおばちゃん、うるうるしちゃいます。
今年の六年生って素直なんですって(先生談)。陰口を叩く子はいないし、教えると素直に聞く。だから今年は「伸びる! この子たちは行ける」って思われたようで、今年は例年になく熱心に指導してくれていると聞きました。
人間って、やっぱり素直が一番なんでしょうね。見ているだけで可愛いですもん。素直な子って。
大人もそうですよね。「あ、そっか。そうだよな」って受け止める人と、受け止められない人。
職場に入ってきた新人(だけど年上)の人ね。すぐ泣くんですよ。多分、出来る自分と、出来ない自分とがマッチしないんでしょうね。そのジレンマですぐ泣く。そしてやめると言う。いや、辞めてもらっていいんです。別に。だけど、一応は引き留めるでしょう? 私は自分が必要とされているって思いたいんでしょうね。辞めるなら黙って辞表書けばいいものを、いちいち私のところに泣きながら来るんですよ。しかも昼時間とか、帰る間際とかね。
もーね。こうなると、人のことなんて一つも考えていないですよね。幼いっていう印象を受けます。自分の中の整理がついていなくて、人に投げてくるんだ。そして、それで安心しようって魂胆。投げられたほうは堪った物ではないです。不安押し付けられて、なんだか言い知れぬ不安や嫌な気持ちだけが私の中に置いて行かれるんですよね。本人はすっきりした顔するんだけれども。
中間管理職なんてやるもんじゃないですね。一応、上司には報告をして「わかった。じゃあ、いつ辞表出てもいいように心づもりしておくから」だって。ねー、私の給料上乗せしてくださいよ。本当に。よろず相談窓口じゃないんだから。とほほ。
大人になっても素直が一番。いくら年を重ねたって、転職したら一からに決まっています。それ覚悟してもらわないと。こっちが困ります。
とまあ、愚痴でした。ここのところの私のストレス源はこれ。あとはSNSの弊害もあるんですが。まあ、これはここではやめておきましょう。
あ、で。結局、娘はスタメン入りしました~! ずっと心配していたんでしょう。本番前の忙しい時間なのに、すっと抜けてきて、私のところにきて「入ったよ」と心底安心したような顔をしていました。私は聞いていましたけど「よかったね」と言っておきました。青春だな~。まあそういう姿を側で見られるのです。保護者会やってよかったかな?
さて、次の県大会は、なんと私の音楽ホールのモデルになっているホール。残響時間がバンバン長いあのホール。合唱や合奏はいいけれども……吹奏楽には不利だよな~。ええ、風呂場でジャンジャン音楽かけるようなものです。会場取れなかったんだろうな。それとも合唱組に配慮したのかな? まだまだ前途多難ですが、引き続き頑張りまーす!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます