防災のこと
おはようございます。朝晩がすっかり冷えて、暖房が必要です。
昨日の就寝前の事です。我が家は、9時半を過ぎると、まず子どもたちが布団に入って、そして、やることやった私が10時くらいに布団に入るという流れが日課なんです。私が部屋に行く頃には、二人とも同じような恰好をして寝ているというのが大半なんですが、昨日は珍しく長女が起きていました。そしてニヤニヤとして私に言うんです。
「お母さん、布団、温かい?」
先週から、寒くて寒くて、シーツをモフモフにした私。「え、温かいよ」と答えた私。すると娘が嬉しそうに「私、温めておいたから」って言うんですよ。
——温めておいたから!?
確かに生暖かい気がする。え? 恋人? 恋人ですか! 少々呆れつつも、まー、心優しい長女に「ありがとう」と言っておきました。
六年生ってこんなもんなんでしょうかね。もっとツンとしているのかと思ったけれども。優しく育ってくれているのは嬉しいことですが、ちょっと笑うしかないエピソードでした。
今、職場で
特に必要とされているBCPは災害時。大きな災害に見舞われても、事業が継続できるように計画を立て、職員で共有し、シミレーションしておけよってことです。震度5弱・5強以上の地震を想定した緊急時の対応と、平時の備えについてを記載していくもの。こうなると、つい想像するのは東日本大震災の時のこと。あれを想像すれば、大体のイメージはつくものです。
停電はしませんでした(でも今度はあるかも知れない)。一週間の断水はありました。燃料がなくて、何時間も並びました。コンビニや店から商品が消えました。おむつなどの衛生用品が品切れになりました。そんな中で業務を続行した私たち。当時、我が職場は一日も休みなく稼働していました。あれを想像すれば、マニュアル作りは容易なことです。ですが、十年以上も経ってくると、やっぱり備えについては緩みが出ます。
被災後、ガソリンのありがたさが身に染みた私たちは、メーター半分で給油するというクセが付きました。食用ラップやガムテープは常備するようになりました。ラジオも購入しました。ペットボトルの水を備蓄するようになりました。そいうことが、ふと気を抜くと面倒になってやっていないということに気が付きます。
最初、マニュアル作りを任されて内心「えー! めんどくさい」って思いましたが、やっぱりこういうものを作って、見直すということは大事ですね。同僚とも備蓄品について検討したり、月に1回、建物の目視点検、ハザードマップ更新などを市ホームページで確認を行おう、という話にもなりました。
数人しかいない職場なもので、各班の役割分担を書けってところは、みんながどれにも該当する感じで、大丈夫か? って感じですが。職員の個性に合わせて割振り。
日頃から美味しいのを作ってくれる職員は「炊き出し班長」。
腰の軽い力仕事任せて若手職員は「消火班長」。
DIYが得意で手先が器用な職員は「建物安全班長」。
医療職の職員は「救護班長」。
情報収集が得意な職員は「情報収集班長」。
結構いい感じに仕上がりそうです。
自宅には災害備蓄していないんですよね。我が家は水害も土砂災害も、火山災害もまるで無縁そうなところにあるもので……。ダメですね。ちょっと色々と考えないと。新型コロナウイルス感染症に関しても二週間分の食料備蓄が必要と言われていますしね。冷凍庫空っぽではいかんな~と。なにか買い出ししておかなくちゃ。
災害って、いつなんどき起こるかわからない——本当その通りだと思うんです。東日本大震災もそうでした。先日、関東大震災のデジタルアーカイブが公開されたとラジオで話題になっていて、さっく見てみました。もー、あちこちボンボンと燃えていますね。人がたくさん焼き出されてきてすごい混乱が見て取れました。
備えあれば憂いなし。これ、よく言ったものだと思います。
みなさんはどんな備えをされていますか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます