本棚晒す企画


 やっと自由時間だーー。今日は日曜日。家でごろごろしている娘たちの相手と食事作りで一日終わった感じです。

 栄養士の同僚から美味しいロールキャベツの作り方習ったんです! 野菜ざくぎりで、たくさん入れて。コンソメベースのスープの仕上げは麺つゆっていう。和風なのか洋風なのかわからない味なんですが、またこれがうまい。娘たちには好評でした。


 休みの日。スマホやパソコンばかり見ていると、奴ら娘たちもゲームを始めたり、テレビを見始めたりするもので、今日は午後から読書タイムを設けました。先日、図書館から借りて途中までしか読めなかった水木しげるの「あの世の辞典」が届いたのでーす!

 これ、面白い。つい購入してしまいました。


 水木しげるのこのシリーズはたくさんあって、「妖怪辞典」「続・妖怪辞典」「世界の妖怪辞典」「続・世界の妖怪辞典」などなど。中国の辞典もあったかなー。最初に長女が、クラスメイトの男の子から「妖怪辞典」を勧められたのが事の発端。そこから娘たちの妖怪好きが始まって、今まさに、アマプラでゲゲゲの鬼太郎5を見ております。


 水木しげる先生のイラストって本当にすげー。そして、隣に書いてある解説もすっごく面白い。妄想広がります。Twitterでね。この話呟いたら本を出版している東京堂出版の垢に「いいね」もらいました。それもまた嬉しい笑

 世界中の「あの世」のエピソードが詰まっているんですよ。日本とは違っているものもあえば、共通しているものある。しかし、こうして読んでいくと、古今東西共通なことは「みんなあの世が気になる存在」ってことですね。興味深いですねー。


 昨日は、本棚を晒す企画で、皆さんの本棚を見せていただきました。

 読んでいる本を見ると、人となりがみて取れて本当に面白いですね。私なんて、性癖を晒しているようで恥ずかしい思いでした。

 

 子どもの頃、一緒に住んでいた祖父が本を読む人でした。本の内容までは見ないものの、祖父の本棚の背表紙を見るのが好きでしたね。それからというもの、図書館や本屋で本の背表紙を見るだけで満足してしまうという人間に成長しました。

 独身の頃は給料が入ると、一万円を握りしめて本屋へ。そして好きな本を片っぱしから買うという生活をしていました。本を選んでいるときのあの気持ちは、とっても幸せで忘れられませんねー。だから本が増えて。引っ越しのたびに、業者から嫌味を言われる訳ですよねー。終のすみかを見つけるまではセーブする予定ですが、やっぱり本は欲しくなるタイプです。


 祖父の影響なのか、父の本を読む量も半端ない。読み終わった本を捨てたり、寄付したりしているようですが、それでも追いつかないようで、最近はうちの職場の本棚に並んでいます。が、かなりマニアックなものが並んでいるもので、借りてくれる人、そういませんね。「シュメール文明」なんてね。買う人いるの? って感じです。


 本で無限大に種類がある。どの本を手に取るのかも、人それぞれじゃないですか。図書館でマニアックな本を見つけるのが好きです。手に取ったとき、まだ開いた形跡のない本に当たると、ほくそ笑んだり。

 ベストセラーは、よりたくさんの人が読むのでしょうけれども、世の中には、著者が人生をかけているテーマの本もあって、私はそういうものに惹かれます。さて、自分はどんなものを書いていけるのか。書いている間、模索し続けるテーマなんでしょうね。


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