夫婦喧嘩は犬も食わない
みなさんにご心配をおかけしております長女ですが、昨日は、修学旅行を楽しんでいた模様です。同行している先生たちが、写真を撮って、ホームページに掲載してくれるんです。昨晩は、二女とそれを閲覧して彼女を見ながら、「楽しそうだね」と安心したしだいです。
二女は、お姉ちゃんがいないから、すっかり甘えん坊。彼女のリクエストで大好きなラーメンを食べにいき、いつもはお姉ちゃんに独占されているテレビを独り占め。
好き放題、ゲゲゲの鬼太郎を鑑賞していました。
しかし、子どもが一人減ると、なんと時間に余裕が出ること! 全てが楽勝。人数が増えるほど、負担も大きくなるということなんですね~。まあ、それよりもなによりも、かなり寂しいです笑 我が家はみんなが高校卒業したら「解散ね」なんて言っているくせに、いないと寂しいものです。早く帰ってこないかな~。
さて、タイトルのこと。仕事の話は、守秘義務があるもので、あんまり書けないんですけれども、まあ、当たり障りない程度に。
ここ一週間くらい、とあるご夫婦の喧嘩に巻き込まれておりまして、連日のように妻が泣きながら電話をしてくるんですよ。昨日はもう痺れを切らして、実際に間に入って話をいたしましたが。内容は、まあよくある話です。
妻は「少しは褒めて欲しい。私だって辛いのに頑張っている」という。
夫は「こいつは元々ダメな奴だ。おれは自分のことは自分でやってきた」という。
もう堂々巡りですよ。一緒に同席しちゃった若いお兄さんなんて、目を白黒させて唖然。若い子には刺激強すぎますね。
結局は、「相手に期待してもダメなんです。人は変わらないんだから。夫婦でやってきたんでしょう? 他に頼れる人がいないなら、夫婦しかいないんです。仲良くやりましょう。お互いに思いやり持たなくちゃ」と言ってきましたが。ダメでしょうね。今日も喧嘩しているんじゃないかしら?
このご夫婦を見ていると、いや、本当に私は「一抜けた」してよかったと思うんです。今はまだ体力もあって、忙しいながらにも余力があるわけです。ところが年を重ねると、自分自身の体調が思わしくなくなるわけです。加齢と体調不良というダブルパンチに見舞われると、ともかく人間は自己保身が強くなる。そういう状況になって、配偶者の面倒を見るなんて、私には難しいかなあ。まあ配偶者がいなくなれば、それが子どもに向くんでしょうけれども。
いや私だって、結婚生活中は、「この人の面倒みていかなくちゃ」って意気込んでましたけれども、こうして離れてみると、「やっぱり私には無理だったかな」と思う反面、喧嘩しながらでも人生を共にしているご夫婦が羨ましくも思います。
他人なのにね。こうしてずっと人生の大半を過ごすんですよね。不思議ですね~。きっと、どちらかがこの世とお別れするまで、こうして喧嘩をしていくんでしょうね。それも夫婦の形です。
今までは男性のほうが「妻に見送ってもらう」つもりでいることが多かったですが、ここのところ、妻のほうが先に認知症になる場合も多い。男性のみなさま、自分で食事作れるようにしておきましょう。自分が先にあの世に逝けるなんて大間違いですね。今時男子は料理得意な方が多いのだと思いますが。
たくさん、いろいろな老後の形を見てきました。お金は中途半端なら、ないほうがいい——とかね。スーパーの近くに住むのがいい——とか。年金担保に借金してはダメよ——とかね。終活ではありませんが、人間はいつどうなるかわからないものです。若い、年より関係なしに終活は大事だと思った今日この頃でした。
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