男の子って不思議ちゃん
一週間の始まり、月曜日なのに、もうすでに一週間を完走した週末くらいの疲れが残る朝です。
もー、吹奏楽の保護者会が過酷でシンドイ。四月からスタートして、右も左もわかるぬままに、言われたままのことをこなしていますが、ともかくめんどくさい。
今回、事務作業くらいならば……と安易に引き受けたのが運の尽き。総会資料作成も、学校側で作る部分と、保護者会で作る部分のすみわけもわからない。去年の役員からの申し送りもおざなり。次年度役員さんにはそこの辺り詳しくお伝えしてあげたいと思う今日この頃です。
で、土曜日はですね。毎年恒例の一大イベント。子供たちのユニフォーム合わせがあったんですよ。総勢三十名以上の子供の服合わせなんて、お祭り騒ぎに決まっています!
昨年度のサイズ表を見ながら、ワイシャツ、スカート、ズボン、カーディガン、靴を合わせていくんです。もうね。基本、子ども好きじゃない私には苦痛以外の何物でもないわけですよ。正直に言って、子どもとどう関わったらいいのか分からないもんで、人の子と話をするのに大変難儀するんです。
そして輪をかけてダメージを与えてくるのが、男子たち! 我が家には女子しかいないもんで、「男の子」っていう存在をどう扱ったらいいのか理解に苦しむわけです。話しかけても一言も発しない不思議くんもいれば、よくしゃべるのに的を得ない子も多い。
「いつも何サイズ?」
「……ボソボソ(150センチ)」
「楽器なに吹いているの?」
「……ボソボソ(サックス)」
——聴こえねえよ!
「二番目のボタン締めて、腕回るかやってみい」
ボタンを締めないで腕だけぐるぐる回す。
「できた!」
「ボタン締めろって言ってんだろ!」
いやはや。子どもって、指示が一つしか入らないんですよね。二つ言うと、一つしかやらない。何度も同じ指示を繰り返さなくてはいけない。もうね。我が子が特別できないわけじゃないってことがわかりました(これは収穫)笑
もーね。男子育てている世の中のお母ちゃんたちは、偉い! そう思います。まるで理解ができない生き物ですね。我が家は女子ばっかりで良かったな~。
更に更に。新入部員保護者会の説明会も終わり、練習を見に行けば、トランペット(我が娘がパートリーダー)の三名がいないんですよ。どこにいったのかと思いきや、三人で体育準備室で楽譜に小節番号振り作業中。他のパートはきちんと小節番号を振っているというのに、トランペットだけ間違っていたらしい。で、直すまで練習に混ぜてもらえないんですって。
「追放されちゃったんだよ。○○くん(去年の六年生)がね、悪いんだよ。ちゃんと、小節番号を私たちに伝達しないから、トランペットだけずれててね。先生に怒られたんだから」と笑う娘。
もー……お母ちゃんは恥ずかしい! 人のせいにしない! 今のパートリーダーはお前だ!
肉体的疲労に加え、精神的疲労も重なり、今週末は再起不能。昨日は買い物に行けば100円足りないし。踏んだり蹴ったり。さて、絶不調での一週間の始まりですが、今週も頑張っていきましょ~……——えいえいお~……——。
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