一番好きな変人は誰?
新しい一週間が始まりました。タイトルの「一週間で一番辛いのは月曜日」というのは、仕事に行くのが「辛い」という意味ではないんです。
——週末が辛過ぎて、体がこわい……。
という意味なのです笑
Twitterでは呟いていたんですけれども、週末は修行です。今週末は特にひどい。土曜日はPTA理事会で半日がつぶれ、吹奏楽の消毒作業。日曜日は子ども会役員会で半日がつぶれ、疲労困憊です。
人と話す仕事をしている割にですね、結構コミュニケーション障害がある私。慣れない人と時間を過ごすと、大変気を遣うらしく、頭痛が出てくるんですよ。土曜日も日曜日も、午後からは頭痛がひどくて鎮痛薬を服用して寝ておりました。
元々、ルーチンワークが好きなタイプなんですよ。「いつもと同じ」が好きなんです。学校時代も移動教室とか、体育とか、教室から離れる授業は不安になるんです。いつもと違うから。仕事もそうです。いつもと違う事業に取り組まなくてはいけない日は、もう不安で不安で仕方がない。
学生時代は一年間、毎日同じ朝ごはんのメニューで行けるタイプ。多分、少々自閉気味なのかも知れないと思っているところです。
そんな中、またやらかしてくれる長女に唖然。余計に疲労が蓄積されるという。
昨日、入浴中に彼女が言うんですよ。
「ねえ、お母さん。お母さんは変人の誰が好き?」
——へ、変人ってなんだ!?
「変人ってなんだよ? なんの話なの? いや、変人はたくさん知っているけれども——あんたは、誰が好きなの?」
「え? 私が好きな変人はねえ。ココ・シャネルとダイアナ妃」
——それって……もしかして。
「ねえ、変人じゃなくて、それって偉人?」
「あ! そ、それな。それ」
「やだ~」と顔を赤くする長女。私と二女は視線を合わせてため息です。まさか、「偉人」を「ヘンジン」と読むとは——! どんだけ頭緩いんだ! と疲労がどっと押し寄せる始末でした。
ココ・シャネルは孤児院の出で、最初は帽子のデザイナーをしているそうです。そのうちに、カジュアルな服装を考案し、コルセットで締め付けられている女性たちを気持ちの上でも開放した——という具合に描かれているようです。
この二人の伝記漫画は十回以上読んでいると自慢していました。余程気に入った模様です。それにしても、彼女が好きな偉人——多分図書室にある伝記漫画を読んでいるんだと思いますけれども——は、女性が多い。そして、苦労を重ねて成功をつかみ取った女性が多い。彼女の心にぐっとくるのは、そういう女性たちなのだな、と感心しました。
今日から平日。ああ、平穏無事な日々になることを期待して。また一週間頑張りましょう!
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