たけのこ!?



 おはようございます。昨日は授業参観で疲労困憊です。このコロナ禍で方部単位で時間がわかれていて、分散参観ではあったんですが、長女のクラスは今年から三十名以上のクラス。教室中に机があって、子どもがわんさかです。「感染対策を徹底しております」という教育委員会さん、こんな状況で対策もなにもないだろう! と苦情を入れたくなりました。

 授業参観の楽しみは、授業風景もありますけれども、教室に掲示されている子ども作品を眺めること。今回は粘土作品がロッカーの上に展示されていました。六年生ともなると、いや上手い子は上手い。丁寧に立体のキャラクターを作り込んでいる子も多くて感心しました。で、お約束。我が娘の作品。

 

 なんと——「たけのこ」。


 先のとがったドスンとした粘土の塊にちょっと模様を入れただけの、なんとも手抜きな、そして斬新な作品でした。いやあ、個性って恐ろしい。なんでこんなヘンテコな個性を持っている子になったんでしょう。ああ、私の子だからかと諦めました。


 二女は相変わらずの優等生。ぴんと伸ばした手。先生に差されて答える仕草。優等生の鑑みたいなもんです。同じ親の遺伝子を持っているのに、なぜこんなにも個性が違うのか。不思議なものですね。


 先日、リアル戦友がいるとご紹介したんですけれども、あれから、彼女が自分の作品をPixivに上げてみたという連絡が来たんですよ。私、Pixivはアカウントを所持しているんですが、そう活用したことがない。そこでさっそく遊びに行ってみたのです。

 Pixivって表紙のイラストが選択できるんですよね。カクヨムの外にはポリス、そしてBL専用サイトでしか生息していないもので、自分の作品の表紙イラストが選べるってなんだか新鮮な気持ちになりました。他のサイトでもそういう仕組みがあるのでしょうか。それにしても自分の作品に表紙が出来るってなんだか書籍化されたみたいで嬉しいものですよね。

 さっそく私もKACイベントで制作した短編を載せてみました。——おお。表紙。なんだか嬉しい。


 戦友はカクヨムにも遊びに来てくれました。そしてくれた感想が「やだ。かんとく、懐かしい」。そう、そうなんですよ。『幸せの王子の恋』に出てくる主人公の男子高校生は、私が女子高時代に作成したキャラでして、当時作品を見せあっていた私たちには馴染みのキャラなんですよね。かくいう彼女もPixivで掲載しているのは昔から大好きな鉄人29号FXの二次創作小説。

 前回も書きましたが、何十年経っても、好きなものは変わらない。そして書いているものも同じ。好きは好きってことですよね~。


 好きでなにが悪い。好きなもの書きます。当時よりは確実に進化しているのです。好きなものを書いて、それ以外のものも書いて、だけれども、好きを貫く。それもまたいいのではないかと思う今日この頃です。

 

 それにしてもPixivにイラスト書かれている方々の腕前には舌を巻きます。やっぱりイラスト引退してよかった~。美しきイラストを愛でるだけで幸せです。たけのこを作っちゃう娘ですけれども、どんな美的感覚を持つのか。親として興味深く今後も観察せねばなりますまい。



「幸せの王子の恋」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054909983065


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