物語の洪水に溺れたようです。



 お久しぶりのエッセイです。年度末で忙しいを連呼していた私でございますが、ちとここのところカクヨムから離れておりました。


 人生経験の中で得たことなんですけど、私はどうやら一度に三つのことに全力投球をするとパンクするというタイプ。ここのところ、仕事に全力投球。娘たちも春休みで子育てにも全力投球。そして、KAC2021のお題を考える作業。それに加えて連載をしていた作品のストックがなくなり、ミステリーはどん詰まり。日々、公開される新作の嵐……読まなきゃ、読まなきゃという強迫観念に背中を押されて、結局は爆発。

 もうなにもやる気しなーい状態に突入してしまった模様です。ということで、先週末くらいから、文字が一つも打てないという始末。ああ。もう自分のキャパの狭さに落胆でございます。


 そして追い打ちをかけてくれたのが、ここのところ盛り上がっている「KAC2021」。

 実は私の最大の弱点は、たくさんの創作作品をいっぺんに読むこと! なのです笑

 私自身、自我はあるんですけれども、創作物に関しては人との境界線が緩い。このKAC2021のように、数日に一度のペースでたくさんの読み物が襲ってくる状況が、かなり切ない。

 境界線が緩いとどうなるのか? 読んだ作品のキャラになり切っちゃうタイプなんですよ。映画とかドラマみても、すぐにその気になるんです。例えば、映画館でスパイ映画を見ると、帰り道、自分はスパイの気分で帰宅するんです。もう、車びゅんびゅう飛ばしちゃうぜ! みたいな笑 笑っちゃうしょう? そんな奴なもんで、いろいろな作品を読むと、その都度、その中の誰かになっちゃったり、その世界に入り込んじゃったりするんですよ。自分でも疲れる性癖だなと呆れておりますけれども、やめられないのだから仕方がない。

 そんな状態が次々に襲ってくると、自分の作品に帰る時間がなくなってしまって、結局は自分が何を書きたいのか迷子になるのであります。——じゃあ、読まなきゃいいじゃん。ってな意見に落ち着くわけですが、それがやっぱり気になるでしょう? 面白そうなタイトルが目の前にぶら下がっているんですから。つい見に行きたくなるんですよね。


 ってなわけで、読みに伺うのも一時ストップしたしだいでございます。難しいもんですね。創作って。結局は、資料本を読んだり、自分の作品を読み返したりして、自分自身を取り戻す作業を進めているところです。今日は、連載中作品の続きの手直しができるくらいまでは回復してきたようです。まったくめんどくさい女です。


 有休消化で、このくそ忙しいのにお休み。と思いきや、結局は午前中は呼び出し。もうなにもかもうまくいかーん! せめて娘が春休み終わってくれると嬉しいんですけれども。COVID-19の影響で離任式も中止です。彼女たち、予定通り学校に行かれるのかしら……。もう頭痛い春ですね。


 KAC2021のラストのお題が出題されましたね! 期間中は読みに行けないと思いますけれども、落ち着いたら読みまわりますので、ぜひ参加のみなさんは頑張ってください(*'▽') 今日はこの辺で……!




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