働く女性


 

 だんだんと秋の気配が近づいてまいりました。朝晩は寒くなってきて、虫の声も聞こえてきて、「ああ、秋だな」と実感しますね。今週末は、娘の吹奏楽の送り迎え、無料でホールを借りている分、ステージ上のひな壇作りを保護者会で担うという重労働に体が悲鳴を上げております。泣きたい。

 夏休みの作文の書き直しも、結局は終わらず。昨晩は23時までかかりました。もう、娘と抱き合って涙、涙です…。


 前回お話した「おっさんずらぶ」。今朝、同僚が写真を撮ってきました。もうストーカーの域だな…。ごめんね。おじさんたち、別にふざけているつもりはないんです。結構、みんな本気で妄想しているだけですから。


 現在、連載中の「バカな男は恋で賢くなるのか」ですが、昨日、公開したシーンに登場した「篠崎しのざき係長」が「私なのではないか」疑惑のご指摘を多数いただきました。ありがとうございます。その通りでございます!あの、見た目は美化していますよ。本人、そんなに可愛くない。でもシチュエーション、設定は私をそのまま、まるっと使ってみました。バツついているところとか、娘が二人いるところとか(年齢は創作)、娘の吹奏楽の追っかけしているところとか、職場での立ち位置とか、性格とか、話し口調とか…。いや、等身大自分を登場させるって、抵抗もあったんですけど、書いてみると、非常に楽。自分自身の意思を持って、書けばいいだけなんですもんね。自分をモデルにして書くということはそういう利点があるものなんですね…。初めて知りました。

 因みに、本編の「忘年会編」で彼女は初登場するんですけど、その時も私まんまで登場しております。


 市役所には、女性職員がたくさんいて、女性の管理職も少しずつ増えています。だけど、まだまだ男社会。女性が上に行くのは至難の業。私の義母(別れた夫の母)は、市役所初女性課長になった素晴らしき方ですが、よくよく話を聞くと、男どもの嫌がらせは半端なかったそう。男性の嫉妬は女性のそれよりもえげつないのだとよくよく理解しました。私は彼女を尊敬しております。だから、今でもお世話になれるんですけど。

 友達にこの話をすると「え~、別れた旦那のお母さんと懇意にしているの?」と驚かれます。確かに、都合のいい嫁でもあるんですけど…でも、仕事しながら子どもを育てるって、本当に大変。

「私は仕事を思う存分してきたから、うさこさんにもそうしてもらいたいと思っているわよ。私にできることはなんでもします。どうか、孫の成長をそばで見させて欲しい」

 実は、彼女もバツイチ。実家で子ども二人を育てたシングルマザーです。私が、子ども二人を連れて家を出る時に、義母はそう言って涙を流していたのが忘れられません。彼女は、私なんかよりも仕事が忙しくて、思うように子どもたちに関われなかったという思いが強いようです。多分、母親だけでなく、父親の役割をしなければならなかった…。それはシングルマザーの宿命です。その結果、いろいろな弊害は起きた模様ですけど。

 だから、私は彼女を尊敬しつつも、仕事だけしなければならなかった彼女の人生を見て「仕事も頑張るけど、娘たちも大事にする」と心に決めて、生活しております。だから、篠崎さんには、そんな女性になって欲しいと思っています。これからもちょこちょこ登場すると思いますので、男社会の中での彼女の奮闘ぶりもお楽しみください!


 いや、好きキャラのせつに「可愛いんだね」って言われたいから自分を登場させたわけじゃないんですよ、断じて違いますからね!


「バカな男は恋で賢くなるのか」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054919103287 

「田舎の犬と都会の猫」(本編、第24章 忘年会)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054903638356






 

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