作文とピアノ、そして気ままな娘たち


 おはようございます。

 まだまだ残暑厳しい毎日。台風の被害、いかがでしたか?みなさま、ご無事であることを祈ります。昨年、我が地域も台風19号なるものがやって来て、暴れて行きました。幸い、大きな被害を受けたわけではなかったのですが、あの一晩中鳴り止まないアラームにも関わらず、ぐうぐう寝込んでいた娘たちの脇で、眠れぬ夜を過ごしたことを思い出しました。

 

 夏休みも終わり、やっと宿題から解放されたと思ったのに、今年もまた原稿用紙を持って娘が帰宅。

「お母さん、作文選ばれた。書き直すんだって」

 おい、勘弁してくれ。今年は、市民憲章をテーマにした作文コンクールで選ばれたとのこと。彼女のテーマは『図書館へ行こう!』。市立図書館の利用をテーマに、もっとみんなに本を読んで欲しいと訴えかける内容です。まあ、これがまた大変で……。

「お母さん、お母さんだったら、なんて書く?」

「お母さんだったら……おい、待てよ。それじゃ、お母さんの作文になるだろうが。お前が考えろ」

「え〜……」

 危ない、危ない。騙されるところでした。去年の作文は「自慢の桃を世界中に届けたい!」というアフリカで、桃の木の栽培ができるように品種改良をする仕事をしたい…などど思ってもいない作文を書いて、最優秀賞をもらった娘。今年も調作文コンクールに勤しんでおります。ああ、本当に、大丈夫だろうか?


 そんな姉を横目に、妹の7歳の子がやっと、習い事に興味を持ってくれました。ずっと、なにかやらせたかったんですけど、「なにやりたい?」と聞くと、「ない」と答える下の子。そんな彼女が遂に……!

「お母さん、ピアノ習う」と言い出したのです!!

「うおおお、本気?なんで、習うの?なんで?」

 そう尋ねると、彼女は一言。

「吹奏楽部に入った時、3年生からステージに立てるように、今から楽譜読めるようにしておきたい」

 な、なんと。なんと現実的で長期的なプラン…っ!上の行き当たりばったりとは訳が違います。

 小学校の吹奏楽部は、3年生から加入するのですが、3年生はいわゆる二軍組。半年かけて、楽譜の読み方、リズムうち、そして楽器の選定まで、丁寧に進みます。上の子は入部早々、一度「クビ」宣告をされたくらい、厳しい吹部。そんな姉の姿を見ている分、下の子は要領がいいものです。早速、義母にお願いし、近所のピアノ教室(個人)の先生を紹介してもらったんですけど……それがまた、得体の知れない先生。経歴不詳。だけどピアノは教えている。月謝は6000円(安い!)。大丈夫だろうか……。楽譜読みくらいなら自分でも教えられるけど、恩師に「教えられても、絶対子供には自分で教えるな」と言われているので、ここはやはりプロにお任せ…のはずなんですけど。ちょっと不安。しかも、明日の初回は義母が付き添い。大丈夫だろうか…まあ、人並みに弾ければいい。ショパンなんて弾けなくてもね…笑

 親心としては、モーツアルト、ベートーベン、バッハくらいまで行ってくれれば、いいんですけど…。彼女のことだから、吹部に入ったらやめる可能性は大。

上の子も吹部に入部と共に、ピアノとはおさらば。しかし、音楽を好きな気持ちは培われたらしく、寝ても覚めても、トイレの中でも今年の曲「忠臣蔵」を口ずさんでおります…(しかし、忠臣蔵の話の内容はよくわかっていない)。

 ま、好きなことしてください。色々な経験がきっと大人になってからの暮らしに彩りを与えてくれるはず。

 


 とかく、今週もまた娘たちに振り回されている毎日ですが、仕事で行政からの実地指導のお知らせが来ました。10月初旬のそれまでは忙しくなりそうです。ボチボチの更新と、お返事の遅れ、お許しください。どうぞみなさまもお体ご自愛ください( ^ω^ )

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