自主企画『【第2回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「金貨」、「カタツムリ」、「星」】』参加作品。実家のある村には、カタツムリを祀る神社があった。石階段を昇り続けた先にようやく見える神社に、母の言いつけでお供えしたのはなぜか鍋。さらには実家でも用途不明の金貨が見つかって。詳しく聞こうにも祖父は教えてくれなくて。散りばめられた不思議が、後半で一気に解決されます。本当にこんな村があるのではないかと思えてしまいました。