幼なじみから不審な連絡が。最悪の想像が頭をよぎる。彼女はプライベートで悩みを抱えており… ところで同窓会って異世界で行われているんですか。私の所には通知が来ません。
生きること、生きて欲しい思いしっかり地に足がついているのに、こんなに背中をやさしく押してくれる短編は本当に稀だと思います。ぜひ読んでほしいです!!!
普通の人間を描く、わたくし的にはこれ、とても難しいことだと思うんですね。特別な才能や出来事も無く、欠点も取り立ててひどく欠落したものでもない。でも、その中のほんの小さな揺らぎを捉えて物語に出来る。これは常日頃日常生活をつぶさに観察してきた事の為せる技だと思いますわ。あくまでわたくしの直感です。素晴らしいですね。"それでも私は話した。"の下りは人間の強さと弱さが綯交ぜになっていて、とても美しかった。良かったです。(๑˃̵ᴗ˂̵)