光魔法の伝説(24)
その部屋は、空っぽの部屋……である、はずだった。
ドアを開けて中に入り、とっさに身構え、タッパ操作でミスリルソードを装備しそうになって、その寸前で思いとどまる。
「……姉ちゃん。中に入ったらモンスターがいるけど、槍はかまえないで、持ったままで」
「え?」
「気をつけて。絶対にかまえちゃダメだからな」
「わ、わかったわ」
姉ちゃんも部屋の中に入って、それを見た瞬間、びくりっと反応するが、槍はかまえずに我慢している。
「何、これ……かじしんさまのダンジョンの3そうボス? それに2そうボスも……?」
おれと姉ちゃんの前にいたのは、ナイトスケルトンカーネルだ。ボスとしてHP18000だった。モブならHP3000だ。
剣を鞘ごとまっすぐ床に突き立て、その柄の上に両手を置き、仁王立ちしている。
そして、動かない。動かないまま、その姿勢で固まっている。
下手にこっちが武器をかまえると、そのまま動き出しそうだ。
そのナイトスケルトンカーネルの後ろには7列のホネホネ軍団。その先頭はナイトスケルトンが7体。こいつは鍛冶神ダンジョン2層ボス。ボスならHP6000だが、モブならHP1000だ。
そしてナイトスケルトンの後ろには、スケルトンコマンダーがずらりと並んでいる。それぞれのナイトスケルトンの後ろに……6体ずつか。7×6で42体。HP300のモブモンスターではある。
ナイトスケルトンカーネル1体、ナイトスケルトン7体、スケルトンコマンダー42体で、合わせて50体のホネホネ軍団。団長と隊長と隊員とでもいったところか。
鍛冶神ダンジョンのようにひざまずいているワケではなく、みな立っている。
HP5000のパワドゾンビのモンスター部屋と比べたら、あっちは100体ぐらいは出てくるワケだし、モンスター数も総HPとしても少ないから、こっちの方が脅威度は低いように思うかもしれない。
だけど、実際に戦うとなったら、スピードが普通で、カチャカチャと機敏に動くホネホネ軍団の方が、のっそりしててゆっくりと動くパワドゾンビに比べて、対処が難しい。
どういう仕掛けで動くのかはわかんねぇけど、こいつらを動かすと、ちょっとだけ面倒そうな気がする。
「……アイン? たおさないの? いつもなら……」
「いや、いつもなら、暴れ回ってなんとかするけど、この数はちょっとだけ面倒なんだよ、姉ちゃん」
「でも、うごいてないわ?」
「攻撃したら動くかもしんないよな?」
「? おサイフなんでしょう?」
「いや……」
……確かに、こいつらはサイフ代わりの存在ではある。あるんだけどな。あるんだけども。どうする? 姉ちゃんは意外とやる気だよな?
タッパの表示はなぜか黄色。アクティブモンスターなのに黄色ってことは、攻撃したらたぶん動き出すことは間違いない。
姉ちゃんからトライマナイスもらってもソルハやソルハンだとカーネルさんは倒せないな?
ナイトもどうだろう? ナイトはソルハとソルハンが重なればイケるか? ギリギリ無理か? どうだろうな?
スケコマは余裕だけど効果範囲はどこまで届く? カーネルさんを正面にとらえて扇状だと、両端のナイトは2体ずつ残るか?
いくらザコとはいえ、後ろのスケコマが20とか30とか残るのは大変だし……。
角度を変えて、中央じゃなくて左右どちらかのナイトを先に潰すか? ボスではないはずだからなんとかなる気もするな?
姉ちゃんにはランツェで5m? カーネルさんからスケコマ3体目くらいまでは届くかな?
ソルマとソルミはまっすぐ後ろまでつらぬけそうだから、あえて斜めに狙うか? いや、片側のナイトをソルハやソルハンで削って、範囲外のナイトの列をまっすぐソルマとソルミか?
中央の列を4として、そこは姉ちゃんにカーネルさんごとランツェで。
1と2と3はソルハ、ソルハンの範囲に含められるようにして、5にソルマ、6にソルミで、7におれもランツェを仕掛ける?
その前にカーネルさんの処理がいるかな?
あとはナイトを先にぶっ壊して、スケコマにはちょっとずつ削られっけど、殺されることはないし、時間をかければイケる。
「よし。やろっか、姉ちゃん」
「どうやってせめる?」
「後ろのホネホネの列は左から1、2と数えて、姉ちゃんは最初に先頭のカーネルごとまっすぐ4の列にランツェ。技後硬直が解けたら、左端の1からランツェで、2、3と移動してランツェで」
「けっこう、せめられそう?」
「今の装備ならそこまで問題ない。カーネルから喰らったら回復魔法かライポで。ライポはポッケに入ってる?」
「大丈夫」
「トラマナお願い」
「わかったわ。『トライマナイス』」
姉ちゃんはおれに魔力3倍のトライマナイスをかけると、すぐにランツェの予備動作を行う。ミスリルハルバードが青白い光をまとう。
まだホネホネ軍団は動き出さない。予備動作でも? ずいぶん親切なモンスター部屋だ。
姉ちゃんが槍ランツェでカーネルくんやナイトを吹っ飛ばしつつ、後方のスケコマを屠る。チリリリーンと金貨や銀貨が落ちる。
『ソルハ』
『ソルハン』
おれは太陽神系範囲型攻撃魔法を左方向へ放つと向きを変える。
『ソルマ』
『ソルミ』
続けて太陽神系貫通型攻撃魔法で2列分のナイトとスケコマを消し去る。またしても、チリリリリーンとサイフがいい音を立てる。他のドロップはない。
「……って、あれ?」
移動して7の列にランツェを喰らわせようと動いたところで、異変に気づく。
技後硬直が解けた姉ちゃんも、おれとは反対方向に動こうとして、止まる。
「? うごいてないわ?」
「……みたいだな。なんでだろ?」
姉ちゃんの最初のランツェで吹っ飛ばされたカーネルさんとナイトは、消えてはいないが倒れている。そして、倒れたままだ。起き上ってこない。というか、動いていない。
タッパの表示色も黄色のままだ。
「攻撃しても、攻撃してこない? そんなこと、あったっけな?」
……いや、そもそも、ここは空っぽの部屋だったと記憶してる。なんだかよくわかんねぇ状態になってるような気がする。
動き出すスイッチが攻撃を受けることじゃないとすれば、これ、何?
そもそも、モンスター部屋なら、本来、攻撃する前にとっくに動いてるはずだよな?
動いてないから、攻撃したら動き出すだろうって前提で動いたけど、攻撃しても動かないまま。ドロップで金貨や銀貨が落ちてるから、モンスターであることは間違いない。
……でも、モンスター部屋ではない? いや罠ではないけどモンスター部屋としか表現できないような気はするな?
「アイン?」
「……とりあえず、油断はしない。でも、攻撃は続けようか、姉ちゃん」
「わかったわ」
そうして、おれたちは攻撃を再開する。
でも、反撃はなかった。それどころか、相手は動き出さなかった。
この部屋にいた全てのホネホネ軍団を金貨や銀貨に変えて、ストレージに回収する。なんだか変だけど、とりあえず高性能なサイフみたいなものだろうか?
「なんだったのかしら?」
「さあ? でも、金貨や銀貨がいっぱいもらえたよ、姉ちゃん」
「……アインってば、本当にバカよね」
確かに、いろいろと悩んで、作戦を考えたことが馬鹿みたいな結果ではあった。
しっかし、もうこいつらじゃ、ほとんど経験値は入らないし、鍛冶神ダンジョンと違って、武器や防具のドロップがない。まあ、お金がもらえるから文句はないけどな……。
次の部屋も、同じ構成のホネホネ軍団がいて、やっぱり攻撃しても動かないのでサイフとして扱うことにした。
姉ちゃんには攻撃させずに、クールタイムをゆっくりと待って、おれがソルマだけで処理していく。そうすると、スケコマから落ちるのは銀貨よりも金貨が増えるのだ。
さらに次の部屋も同じ状態だった。もちろん、ありがたくサイフにした。いや、もはやここはサイフというよりも銀行ではないか! まさにATM! アホみたいに、停まったままの、モンスター、だ!
楽して稼げる。これ、効率。最高!
8部屋中、1部屋はボス部屋で、3部屋は銀行のATMだ。次の部屋への期待が高まる。
おれは空っぽと信じていたけど、姉ちゃんの一言で調べてみて良かったと心から思っていた。
ゲームの情報が全てではないのだ。
そして、その次の部屋でも、カーネルさんを先頭とするホネホネ軍団はくそまじめに立ったまま待機していて、動き出す気配はなかった。
姉ちゃんからトライマナイスをかけてもらって、ソルマでホネホネ軍団を処理して、金貨や銀貨に変えていく。
最後の1列を処理するため、ソルマのクールタイム待ちをしていたら、ドアが開いた。
ばたんっという音に、おれと姉ちゃんが振り返る。
そこには白衣を着た、灰色の肌のひょろっと背が高い男がいた。
「キサマらっ! 何をしているっ!」
とっさに反応できない。
あまりにも予想外過ぎた。いや、考えておかなければならなかった。
その、背の高い白衣の男のおでこの両端に、ちょこん、ちょこんと、ツノが生えていたのだ。
……って! 魔族かよ!?
『ララカット』
先制は背の高い男の魔法の起句からだった。
暗闇が一瞬で周囲に広がり、おれの視界を奪う。魔法を使えるモンスターが放つ、命中率低下(大)デバフだ。
「きゃあ!」
姉ちゃんの悲鳴が聞こえる。たぶん、姉ちゃんも視界を奪われた。初めての経験だから、とっさに対応できない。姉ちゃんの初めてのけ……いや、今はそんなことを考えてる場合じゃねぇだろっ!
「子どもだと? いや、こんなところまで入ってくるとは子爵の裏切りか? しかも軍団をいくつも潰しやがって。子どもでも許さんぞ、人間どもめ。動き出せ、わがしもべたちよ!」
見えないけど、わかる。
カチャカチャという骨の動く音。
残ってたナイトとスケコマが動き出した。
……いや、子爵の裏切りとか言ってたな?
視界は奪われたものの、発光しているタッパの表示は見える。
表示色は赤、そして、『SQMB』の4文字……。
……こいつがストーリー・クエスト・メイン・ボス? 魔法タイプでホネホネ軍団を動かす白衣の魔族? しかも子爵とグル? たぶん子爵って、ヤルツハイムル子爵だよな?
「姉ちゃん! 見えないだろうけど慌てないで! これ、デバフだからな! 『リソト・サクル・クリンネス』」
水の女神の清き水が、おれにまとわりつく汚れを全て洗い流していく。もちろん、デバフ効果も。
視界が広がる。
「水魔法だと? しかも、暗闇を解除したのか!?」
『ソルハ』
『ソルミ』
とりあえず、動き出したホネホネ軍団と魔族に連携をとられると面倒過ぎる。太陽神系魔法でナイトとスケコマを一気に処理する。
チリリリリーンという音とともに、おれは魔族へと駆け出す。
ちらり、と見逃し仮面のことが頭に浮かび、足が少しだけもつれる。
ごくり、と唾を飲みこむ。
……もう、あん時みてぇな弱ぇおれじゃねぇからな!
魔族に対する恐怖を根性でねじ伏せ、足に力を入れる。
「光魔法まで!? しかも速い! まさか勇者か? くっ……『ララスタンプ』」
背中におもりを背負ったかのように、全身が重くなり、足の動きが鈍る。
すばやさ低下(中)デバフだ。
姉ちゃんが後ろで『リソト・サクル・クリンネス』を使い、姉ちゃんにかけられたデバフを解除しているのが聞こえる。
……姉ちゃん! ナイスタイミング!
おれはさっき視界を回復させるのに使った『リソト・サクル・クリンネス』のクールタイムのせいですばやさ低下デバフをまだ解除できないけど、デバフ魔法に不慣れな姉ちゃんはたまたまふたつのデバフを一気に解除できるタイミングで『リソト・サクル・クリンネス』を使った。
「姉ちゃん、ランツェで攻めろ! 『ドウマラ』」
魔法の石を飛ばして、白衣の魔族を攻撃する。
「くっ……土魔法まで? まさか賢者か? ぐわぁっ!」
魔族が姉ちゃんの槍ランツェを喰らって、ノックバックで大きく吹っ飛び、体勢を崩す。
おれはゆっくりとしか近づけないから、魔法で攻める。1歩ずつ、着実に近づきながら、魔法を操る。
『ザルツラ』
「くっ……」
『リソトラ』
「ふんっ……」
『ヒエンガ』
「ぐおおぉっっ……」
「火が弱点っと……姉ちゃん! トラマナからランツェ! 『ザルツリ』『リソトリ』」
風と水の中級スキルも放ち、1歩1歩、魔族へ歩み寄る。すばやさ低下? そのための魔法だっつーの。物理だけの脳筋とはちがうのだよ、脳筋とは!
『トライマナイス』
「ぐはぁっっ!」
姉ちゃんからのトライマナイスが届くとほぼ同時に、再び魔族が吹っ飛ばされる。ランツェのノックバックだ。
『ヒエンギ』
『ヒエング』
『ヒエンアイラセ』
『ヒエンアイラセターレ』
特上マジポをストレージから取り出し、ふたをへし折りつつ、魔力3倍の火の神系攻撃魔法を中級スキル、上級スキルと連発する。
「ぐあああっっっ!」
『リソトル』
頭からマジポを浴びながら、ついでに水の上級スキルのぶつける。
「くっ……くそ、聞いてないぞ、こんな連中がいるなんて! 『ララバイ』」
起句が聞こえた瞬間、奥歯を強く噛みしめる。
気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いだーーーーーーっっっ!
睡眠デバフの魔法。単体型だ。タゲ取りはおれがやってるから、こっちを狙ったはず。とにかく気合いで抵抗する。レベル40を超えた今なら、耐えられる可能性は高い。
さらに1歩踏み出し、タッパでストレージ操作をして、バッケングラーディアスの剣を装備する。手に入れたばっかりだからまだ装備変更ファンクションキーに登録してなかったのは失敗だった。
「馬鹿な!? なぜ眠らん?」
気合いだよ、気合い。世の中、たいていのことは気合いでなんとかなるもんだな!
もう魔族はかなり近い。ここからならかわせないはず。
『ソルマ』
ひとすじの光が、白衣の魔族を貫いた。
『ソルハン』
光の扇が魔族を包み込んでいく。
「ぐあああああっっっ!」
「やっぱり、光も弱点か。ダブったな。ラッキー」
与えたダメージは敵の悲鳴から判断すべし。
もう、おれの目の前に魔族はいた。
白衣の魔族がごてごてした装飾のある杖を振るってくるけど、それをバッケングラーディアスの剣で受け流す。
「……そ、それは、ぐはあっ!」
姉ちゃんからの3回目のランツェで、白衣の魔族がまた吹っ飛ぶ。
「ナイス、姉ちゃん!」
ノックバックの隙に、おれはスラッシュの予備動作を済ませて、バッケングラーディアスの剣が青白い光をまとう。
剣がはっきりと届くこの距離までくれば、すばやさ低下デバフはさほど意味はない。白衣の魔族が元の位置に戻ってきた瞬間、左右の2連撃を喰らわせる。
「ぐばあっ! ごはあっ!」
そのまま振り上げたバッケングラーディアスの剣が再び青白い光をまとい、それを振り下ろす。
「ぐむぁっ!」
連続技、ツイン。トロアやクワドラプルにしなかったのは、やっぱりすばやさ低下デバフの影響で相手に割り込まれたり、防御姿勢を取られたりすることをさけるためだ。
デュラハンとは違って、ノックバック耐性などない、魔法タイプの魔族。
おれのカッターでのノックバックから元の位置に戻った途端、姉ちゃんのランツェでまた吹っ飛ぶ。そして、そこから戻ると、おれのツインを喰らう。この繰り返し。
もう勝ちパターンにはまった。
残りSPで十分、HPバーを削り切れると思う。
そこから3回のクールタイムスイッチで、白衣の魔族のHPバーは全て削れて、倒れた。ストーリー・クエスト・メイン・ボスは、光のエフェクトで消えたりしない。
倒れた魔族がおれたちを見つめる。
「……くくく。その剣……あのデュラハンを倒したか……私が敵う相手ではないな……だが、問題ない。死は……死は再生。死は再生だ。死んでも再び甦るだけ。くくくくく……あの男。あの裏切者に伝え、る、が、いい……キサマ、の、望み、は、叶え、て、おい、た、と、な……」
そして、倒れ伏したまま、目を閉じる。
「死んだの?」
「ああ、そうだな。手強かったけど、なんとかなるもんだ」
「……とつぜん、まわりが見えなくなって、びっくりしたわ」
「視界を奪う、命中率低下デバフだよな。後衛の魔法タイプは、これをやられっと、攻撃魔法も支援魔法もまともに使えねぇから困るんだよ。いい経験ができたな、姉ちゃん」
「こういう相手もいるんだ……」
そんな話をしていたら、倒れた白衣の魔族が、急速にしわしわになっていき、まるでミイラのような感じになっていく。
「ひゃわっ!」
姉ちゃんがおれにしがみついた。ひゃわって! 姉ちゃんかわいいな。
そのまま白衣の魔族は、どんどんと粉々になっていき、その場に白衣だけが残された。
姉ちゃんの手がおれをぎゅっと掴む。
確認すると、タッパの表示はアラホワに戻っていた。でも『SQ』の2文字が残っている。なんで?
「……てきだったけど、さいごの言葉は、伝えてあげないとダメだわ」
「最後の言葉?」
「そう。キサマの望みはかなえておいたって。アイン、うら切ものってだれ?」
「……たぶん、あのお茶会ん時、乱入してきた、太ったおっさん、かな?」
「……ああ、あの人。どこにいるのかしら?」
「ヤルツ商会か、伯爵の屋敷か……って、行く気なの? 姉ちゃん?」
「今日の探さくが終わったら、行くわ、アイン」
「えええ……そんな目で見ないで、姉ちゃん。わかったから」
姉ちゃんがすんごい目で見てきたから、おれは仕方なく、了承したのだった。
……まさか、それがストーリー・クエストなんじゃねぇーよな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます