出梅(詩)
ホワイトグレイの暗い空、白の上には遠い青。
さえぎり、落ちて、日の入りに、ほのかに明かる
ひやりと過ぎる隙間風、潤い含んで火を揺らす。
遠く、近くに
慕情に暮れゆく夜闇の帳、上る
苺色した水無月の、ひかりは遠く届かない。
明けは遠くに、日成らずに。朱夏の訪れ、いつの日か。
受け皿 短編・詩集 篠原 鈴音 @rinbell_grassfield
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