問題作る人も、答える人も、どちらも凄いです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
あまりややこしい問題を作ると、挑戦してくれなくなるから考えものですね。
でも、こうやって挑戦してくれる人がいるととても嬉しいです。
編集済
(α1)Aが滑舌悪いけど、番と言ってた場合、
A「Cが番」
B「私は番」
C「Bは番ではない」
BとC矛盾。Aは真となるので、Cが番。B矛盾。よって、B犯。
∴A滑舌悪
B犯…証言嘘なのでok
C番
(α2)Aが滑舌悪く、犯と言ってた場合、
A「Cが犯」
B「私は番」
C「Bは番ではない」
BとC矛盾。Aは真となるので、Cが犯。Bは真なので、番
∴A滑舌悪
B番
C犯…証言嘘なのでok
(β1)Bが滑舌悪いけど、番と言ってた場合、
A「Cが番」
B「私は番」
C「Bは番ではない」
(α1)と同じ
(β2)Bが滑舌悪く、犯と言ってた場合、
B「私は犯人」←犯人は嘘をつくはずなので、矛盾。
成立しない。
(γ1)Cが滑舌悪いけど、番と言ってた場合、
A「Cが番」
B「私は番」
C「Bは番ではない」
(α1)と同じ
(γ2)Cが滑舌悪いけど、犯と言ってた場合、
A「Cが番」
B「私は番」
C「Bは犯ではない」
AとBは矛盾。よって、Cは真実。なので、Aが犯。Bは真のため、番。
∴A犯…嘘証言でok
B番
C滑舌悪
1、 Cだけが犯人だ
(α1)より、違う。
2、 AもBもCも、それぞれ犯人であるケースが存在する
(α1)、(α2)、(γ2)より、正しい。
3、 Bだけが犯人だ
(α2)より、違う。
4、 Bが番人のケースがある
(α2)より正しい
5、 Bが犯人のケースは一度もない
(α1)より、違う。
――――――――――――――――――――――
6、 Cの滑舌が悪い場合、Aが犯人だ
(γ1)より違う(γ2)の場合は正解だが。必ずAが犯人となるわけではないので、これは違う。
7、 滑舌が悪い人は犯人ではない
(α1)、(α2)、(γ2)より正解。
8、 番人と滑舌が悪い人が同じ場合がある
(α1)、(α2)、(γ2)より違う。
9、 矛盾しないケースは3通り
(α1)、(α2)、(γ2)の3通りで正解。
結論 2,4,7,9
合計22
これから、前回の3を引くと19
作者からの返信
め、めっちゃ惜しい!!!
もうほとんど正解ですので、ナイス頑張りで作者特権により、10ぎざポイントの半分、5ぎざポイントを差し上げたいと思います。
というのもですね。
坂井さんの解答で言う、(β1)と(γ1)は厳密に言うと(α1)と同じではないはずです。
(β1)はBが、(γ1)はCが滑舌が悪い人なので、番人や犯人と重複するケースが増えます。
滑舌が悪い人が、証言では滑舌が悪くなかったとしても、あくまでもその人は「滑舌が悪い人」だからです。
よって矛盾しないケースは5つありますし、後半の選択肢に違いが出てきます。
こう考えると、選択肢の6、7、8、9は、我ながらなかなかニクイ選択肢ですよね。
この問題に挑戦して頂き、本当に嬉しかったです。
この問題を、以前掲示していたページには、5年経った今でも回答者は現れなかったからです。(いいねは数人ありましたけどね笑)
あー、カクヨムに来てよかった。
ありがとうございました。
よく考え付きますねぇ……。
私に解答は無理でしたw
作者からの返信
コメントありがとうございます。
嘘つきな人を探す問題は、ぶっちゃけ全てのケースを網羅する虱潰し作戦が有効なのですが、それをどうにか掻い潜れないかなーと思ってこの問題を考えました。
ある小説の中に出てくる数学の問題で、「誰にも解けない問題を作る」のと、「その問題を解く」のはどちらが難しいか? ただし答えは存在するとする。
……というものがあります。
いやほんと、この問題を解くのは作るより難しかったです笑