ケットシー、強ぇ。

率直コメント企画に参加いただきありがとうございます。

おじい口調のケットシー！めちゃんこ悶えますね！
「権能」という魔術の錬成方法や効果もカッコいいし、世界観を彩る言葉の数々も非常に萌えました。設定説明などの情報も、取捨選択された言葉で整然とつづられており、目の前にあっという間にこの物語の景色が広がり、没入できました。

ただ、10話まで読んだところで、このストーリーでの目的が
（おそらく）『どうぶつの森』（一例）などの系統なのかな、と気づいた所で個人的には読む手が止まってしまいました。

もちろん、このさき分水嶺となるイベントはさまざま出現するのだろうし
色々な楽しみ方ができるとても練られた物語だと存じます。

ただ作者さま自身が意図してはじめに本流を置いていない（であろう）分、
その岐路に気づきはじめる6〜10話目あたりが読者ふりわけの関門であるんだろうなとは、感じられました。
もしも第1話で出てきた過去設定が、
ちょくちょく挟まれていたら（それを拾いたいがために・気になっていたので）
もうすこしクリックしていたかも知れない……とは、一読者としましては率直に思った次第です。
素敵な物語をありがとうございました！