遅ればせ、国木田独歩の『武蔵野』、青空文庫で見つけて読んでいます。冒頭の文章、声に出して読むととても美しいですね。
柳田國男は『遠野物語』で有名ですが、フィールドワークによる民族資料収集を基盤として多くの研究を残しているそうですが、武蔵野の地も歩いて書籍を残していますね。
田山花袋の『東京近郊 一日の行楽』については国立国会図書館デジタルコレクションで見れますが、昔の文豪たちはほんとうに素晴らしいと思いました。
作者からの返信
中澤京華様
コメントをありがとうございます!
『武蔵野』、そうですね、美しいですよね。
声に出して読むと、その世界に踏み入っていくような気分になります。
文学者も哲学者も科学者も、散歩をすることで、思索がはかどり、発見があり、形にしていく道筋が見えるのだと思います。
明治の作家たちは、散策しながら、それぞれの描き方で武蔵野を表現していたのですね。
武蔵野って妖怪伝承もたくさんあるんですよね。
調べ始めたら面白かったです。
先日、妖怪の話を書いて、妖怪だいだらぼっちを登場させました。
国造りの神から発想された説もあるとかないとか。
怖い巨人よりも、大きいけれど可愛い妖怪をイメージしたので、私の話では見かけはゆるキャラ風になってもらいました。(笑)
国木田独歩は有名なのに読んだことがないので、読みたいなと最近特に思っています。(*^_^*)
作者からの返信
桃もちみいか様
コメントをありがとうございます!
妖怪伝承は、同じ妖怪でもそれぞれの土地ならではの個性があったりして、面白いですよね。
呼ばれ方も多彩なだいだらぼっちは、のそっとした大きな不言実行型青年のようなイメージです。
ちょっとぽわーんとしたところもありそうなので、「大きいけれど可愛い妖怪」のイメージもぴったりですね。
国木田独歩をはじめとする武蔵野文学いいですよ、ぜひ!
初めまして。たいっへんに勉強になりました。魅力的な土地ですから、色々な方が自分の視点で記していったということですよね。
作者からの返信
小野じゅん様
コメントをありがとうございます!
武蔵野に関わった作家や研究者が、それぞれに感じた武蔵野の魅力を語っているのを調べるのも、興味深く面白かったです。