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透明への応援コメント
拝読しました。ベタな恋愛小説は食わず嫌いしていたのですが、このお話はとても面白かったです。「笑いあり、シリアスあり、青春あり」この三拍子が揃っていて、最後まで飽きることがなかったです。特にラストはグッと来ました。
全体的に文体が整っていて、テンポも程良く、読みやすかったです。ただ、海で遊ぶ場面はもう少し詳しくても良かったのでは? と思いました。「自由」を象徴する大事な場面だと思うので。例えば、潜水時に海の中の描写を入れるなんてどうでしょう。
――個人的に「良いな」と思った箇所が一つ、
『痛い。痛い。痛い。苦しい。 怖い。』
……『どんな奇行に走っても――』や『夜に女と駆け落ちした』でオモチロ可笑しく笑っていたら、突然シリアスなワードが出てきてビックリしました。本人にとっては深刻な問題だったのだなと、少し反省(笑)
僕のような呑気な読者を引き戻してくれる、ナイスな一文だったと思います。
――個人的に気になった箇所が二つ、
「聞きたいことがあるんだ、先輩。いいかな?」
「なんで先輩はすぐに戻さないで、ずっと遊んでくれたんだ?戻すのが家業ならあそばなくても良かったんじゃないのか?」
……突然口調が変わって、少し驚きました。「意図的に変えたのかな」と思ったらまた戻っていて、「どっちなんだろうか」と気になりました。もし意図的に変えたのなら、「先輩」ではなく「名前」で呼んだほうがビリッとくる気がしました。というのも、「先輩」という言葉と「――だ」口調がミスマッチな気がするので(私的意見)。
――「名前」に関連してもう一点、
最後まで呼び方が「先輩」「後輩」だったのが気になりました。特に先輩が「後輩」と呼び続けているのは少し違和感があります。「後輩」ではなく「あだ名」の方が個人的にはシックリきます。そして最後にはお互い「名前」で呼び合う……というのは私の妄想です(笑)
特別なこだわりがあるのかもしれませんが、個人的にはキャラクターの「名前」はあった方が感情移入しやすいです。苗字までは要らないと思いますが。
……以上です。
作者からの返信
作品を見ていただきありがとうございます。
いいところも直すべきところも言っていただけて幸いです。
次の作品では貴重な意見をもとに頑張ってみたいと思います
名前のところが特にいいなと思いました。確かに名前を決めないというスタンスでやろうと初めに決めていたのですが、ラストシーンで名前を呼びあうというロマンチックなシーンがあるのもなかなか面白いと思います。
ぜひ次の作品もよろしくお願いします。
透明への応援コメント
「海に着く。地平線がはっきりと見える」
たぶんはっきり見えるのは、水平線だとおもいます。
作者からの返信
直させてもらいました ありがとうございます!