「医」の巻
洋館の主である医師は名前を和久井と言って、とてもよい人であった。そしておそろしく腕がよかった。
彼はおれを玄関に寝かせ、血液型を聞いた。一度そこを離れ、ボンベのようなものと輸血袋らしきものを持って戻ってきた。ボンベから透明なマスクを伸ばして「麻酔です」と言って口にあてがった。痛みが皆無なので麻酔は必要なかったのだが言いそびれた。おれは「こんな山奥に麻酔や輸血袋まで用意してあるのかぁ、世の中にはすごい医」とまで考えたところで意識を失った。
和久井先生はおれが寝ている間に腹の傷を縫い合わせ、剥がれた顔面をあれよあれよという間にひっつけ、逆さになった左膝をアラヨッとばかりに戻してからギプスで固め、そしておれが不完全にスマホで支えていた右手首を一丁あがりてなもんで完璧に固定して、その他の部分もチョチョイのチョイでうまいことやってくれた。
それから洋館の奥の使っていなかった寝室を掃除し、おれの身体をそこに横たえた。後日聞いたところによればこの全作業を一人きりで1時間半で終えたらしい。しかもそのうち1時間は寝室の掃除だったらしいのでおれの身体をいじって治すのは30分で完了させたことになる。
彼はとんでもない名医だったのである。
それだけではない。麻酔が切れたおれが目覚めた翌日の昼、「私はねェッ! 皮膚科でもあるんですよォッ!」と彼は笑顔で言って、謎の黄緑色の液体を包帯とギプスで動けないでいるおれの両腕に注射した。毒液じゃん、絶対毒液じゃん、やっぱりやべぇ人じゃん、と危惧するおれをよそに、驚くべきことに夜までには手と腕の穴が跡も残さずふさがってしまったのだった。
「うん、綺麗になりましたね。顔面の穴の方は、皮膚がしっかりくっついてからにしましょう」
先生はそのまた翌朝おれに優しく言ったものだった。俺は半分を包帯に包まれた顔で泣いた。
下半身がメカの犬ジョンに対するおれの不安も、いわゆる杞憂というやつだった。おれが思うところありながら見つめていると、感情が顔に出ていたのだろう。「この子はねぇ」と先生はジョンを抱き上げ撫でながら言った。
「生まれた時から下半身と内臓系に問題がありまして、処分されそうになっていたんです。それを私が引き取って、ほらァッ! 私って獣医でかつ機械も扱えるでしょうッ!? 手術してやったんです。今から5年も前のことですが、この通り、元気で生きてますよ」
「先生、すごいんですね」
「でしょうゥッ!?」
「犬も治して、僕の体も治してくれて、本当にすごいです……」
「そうでしょうゥッ!?」
「名医って、本当にいるんですね……」
「そうでしょうゥッ!? でもね、これからはあなたの体力と気力にかかってます。ゆっくり治していきましょうね」
「はい、ありがとうございます」
「大変な目にお遭いになったんでしょうが、そのへんのことはもう少し回復してから……」
会話の中でいきなりテンションがブチ上がってすぐ元に戻ることがある以外、和久井先生は穏やかな紳士であった。このような屋敷に実に似合う上品な老紳士で、着ている服はどれも舶来品のパリッとしたものばかりだった。
にぎやかな街の病院に入りたい気持ちもわずかながらあったが、山奥の静かな洋館で病弱な御曹司のような療養生活を送るのも悪くないと思った。
それに病院に移った途端、どこからかマスコミが嗅ぎ付けてくるかもしれない。轢き逃げに遭っているので事件でもあるわけだし、加えてこの大ケガっぷりだ。
「奇跡の生還! 全身満身創痍!」
「車! 崖! 熊! 不幸のオンパレード!」
「半袖に手ぶらで登山! バカ!」
などとテレビや雑誌やネットで騒がれるのはいやだった。
この洋館にはテレビも新聞もなく、読み物と言えば外国語の医学書ばかりだった。ネットも繋がらないらしい。かろうじて固定電話はあったので、おれは職場とアパートの大家さんへの「出先で調子が悪くなり療養中、無事です」との旨の伝言を先生に頼んだ。
彼は「退屈でしょう」と気を効かせて、断片的に身の上話を語ってくれた。本人も語りたがっている様子だった。
彼はここで独り暮らしをしているそうだ。たまにお手伝いさんが来て掃除をし、作りおきの食事を残していく。
数年前まで世界各国で働きに働いて一財産築き、今は研究と論文執筆の悠々自適な毎日だそうである。大変うらやましい。ただ、
「本来なら、もっと現場で働けたんですけれどもね……老いを、感じてしまいまして…………」
と言い添える彼の横顔に深い悲しみが宿るのをおれは見逃さなかった。
一日の半分は寝ていたが、和久井先生は俺が目を覚ますたびに注射を打った。オレンジや赤黒い、エグみのある色合いの液体ばかりで怖かったが、先生は
「ははは、これは危険な薬物ではないですよ!」
そんな風に笑うのだった。
「いや、確かに見た目こそこんな色ですが、回復にはこれが一番よく効くんです。私はねェッ! 薬剤師かつ薬の開発者でもありますからねェッ!」
相当おっかなかったが、その言葉に嘘はなかった。おれの体調も体力もみるみるうちに回復し、なんとギプスをつけたままとは言え、1週間と経たぬうちに屋敷の中を歩けるようになったのである。そうなってから和久井先生はおれの顔に例の黄緑色の液体を注射した。半日をおかずして、顔はすべすべのツルツルに戻った。
これには驚愕せざるを得なかった。どうしてこんなすごいお医者さんが、山奥の屋敷に引っ込んで一人で暮らしているのだろう。たまににわかに興奮する瞬間があるので、それを仲間内や学会に嫌われたりしたのだろうか。あるいは手術中にいきなり「この患部はねェッ!」とメスを振り回したとか。そうであったなら、全身をくまなく治してもらっている間に興奮しなくてよかったと感謝しなければなるまい。
「痛みがない!?」
手足のギプスも取っていいでしょう、驚異的な回復力だ、と言われた7日目、おれはようやっとこれまでの経緯を先生に話した。車、崖、木、クマ……こわい人たちのことは念のため黙っていた。腹の傷はクマに罪をかぶってもらった。
「それだけの傷なのに! 痛くないんですか!?」
和久井先生は目を剥いて驚いていた。医師生活は長いものの、おれのような「全然痛くない」という患者ははじめてだと言った。
「痛覚が鈍い例は診たことがありますが……痛覚がない、痛くない、しかもその年齢になるまで気づかなかった、というのは、はじめてです……」
「そうなんですか」
「いや、すごいなこれは……すごい! すごいッ!! すごいすごいーッ!!」
「先生、僕の腕を掴んで振るのはちょっと」
「……ああっ、すいません……いや……大変レアなケースなので…………」
「えぇ、僕もマンガとかでしか見たことがなかったので、まさか自分がそんな人間だとは思いませんでした。しかも今までケガをするような機会もなかったなんて…………先生? 大丈夫ですか? 先生?」
和久井先生は顎に手を当てて、目を見開いたまま口をモソモソ動かしてなにやら独り言を言っていた。自分の世界に閉じこもっているようだ。
「………………いやっ、これは! うーん!! なるほど!! なるほど!!」
だしぬけに先生は叫んで立ち上がった。おれはベッドの上でのけぞった。
「どうしたんです」
「あ、いや! そのまぁ! ちょっと思いついて、うーん、後で、後日! 今日は休んでください!!」
おれに向かって言いながらも心ここにあらずといった調子だった。先生は目を中空に漂わせながら部屋を出ていった。その後ろを半メカ犬・ジョンがちょこちょこついて行った。
それから数日間、先生は部屋にやってきてもいつもぼんやりした様子で、考え事をしていたようだった。おれの身体の診察もどこか上の空で、どうも食事もとっていないらしい。思いつめていると言うよりは是か非かの二択で迷っているように見えた。
迷いすぎておれへの朝昼晩の食事の準備も忘れてしまっているようで、おれはまだギプスがとれない左足を引きずって台所に行き、冷凍食品やレトルトを温めて食べた。
本に満ちた書斎に座る先生に何度も声をかけたものの、彼は紙の本をばたばた開きながらアァ、ハイ、エェ、チョット、ウン、と生返事をするばかりであった。冷蔵庫の中身のスカスカさから考えて、おれが「まるで痛くない」と言ったその日からお手伝いさんを来させていないらしかった。
手と足のギプスをとる日がやってきた。朝、先生は少しやつれて見える以外は身綺麗でしっかりして見えた。ギプスを回転ドリルで削って外す時は心配になったがそこは医者である。危なげない作業だった。
おれは右腕を見た。そして立ち上がってから左足を見た。元通りだった。完璧に。もげかけてない元のおれの右手、180度反対になっていないおれの左足がそこにはあった。
まぶたが、火のついたように熱くなった。
「…………ありがとうございました…………」
おれはベッドに座り直して、先生に深々と頭を下げた。ちなみに体調的にまだ早いとの判断から、おれのつむじのあたりは最低限の治療しかされていない。つまり毛のないツルツルの状態である。
「いいえ。医師として当然の仕事をしたまでで……。ところで、あなたに改めて、お話があります」
先生はおれの真似をするように、椅子に座り直しておれに相対した。目に確固たる意思と情熱が宿っていた。
「その前に、私の本当の……いや厳密には、より詳しい私の身の上話を、聞いていただけますか……?」
おれはわけがわからぬまま、その熱に押されるように頷いた。
「はい、お伺いします」
そこからの和久井先生の身の上話はまさに文字通り、聞くも涙、語るも涙の壮絶な半生記だった。
不幸の続く幼年期、母親を救った医師の姿に感激し苦学しながら大学へ通いあらゆる医学を身に付けようとした青年期から、医師になったはいいもののライバルによる裏工作に屈しそうになった現役医師時代へ。
そして立ちはだかる旧弊的かつ癒着にまみれた日本医師界との対立で物語は怒濤のクライマックスを迎え、親友を亡くしての苦い勝利と共に外国を渡り歩く海外編へと突入、貧民国では血の涙を流し富裕国ではきらびやかな世界の裏に潜む悪徳を嘆き、そして60歳になって出会った一匹の子犬に心を揺り動かされ、老いた男はようやく戦うことをやめ、生まれてはじめての静かな生活を送ること、5年目…………
和久井先生は身ぶり手ぶりを交え、室内を闊歩し家具を活用して臨場感を高め、山場を迎えるたびに絶叫しながら椅子に上り、時に凪いだ湖のように時に荒波を思わせる語り口で、積んできた人生の厚みを感じさせる声で0歳から66歳の現在までを朗々と語って聞かせた。
おれは泣き笑い涙を流し声に詰まり幾度か拳を固く握りしめ、数回立ち上がって拍手をした。完全に先生の半生記に心を持っていかれていた。朝の10時からはじまった身の上話は休憩も挟まず幕間もないまま夕方の4時に完結した。壮大なる6時間の一人芝居だった。
「これが私の、歩んできた人生です……」
先生はそう結んでゆっくりと頭を下げた。おれは立ち上がって手が痛くなるまで盛大なる拍手を送った。右手が治りたてであることなどすっかり忘れていた。
「……そして先日……! あなたが現れた!」
彼は身を起こしておれの方に握手するように手を差し出した。いやそうではなかった。彼はおれを呼び込もうとしているのだ! 彼の人生の中に!
「その頑健な肉体! 痛覚が絶無である事実! 何が起きてもくじけなかった精神力!」
先生は狂ったように熱い口調でおれに語りかけた。
「あなたこそ、老いて眠ろうとしていた私の人生に、再び火をつけてくれたのです!」
おれは立ち上がったまま宙に浮かぶような心地になった。おれがそんな存在になれるだなんて。
「お願いがあります!! 新しい世界のパートナーとして、私の医学と研究の手助けをしていただけますかッ!?」
胸の奥に火がともった。
「はい! 喜んで!!」
おれは歓喜と共に叫んだ。
「ありがとうッ!!」
和久井先生はおれを抱きしめた。おれも先生を抱きしめた。おれは叫んだ。
「是非お手伝いさせてください!!」
「ではさっそく! 地下室に行きましょう!」
「はい地下室に! えっ地下室?」
「そこから地球の医学の新しい歴史がはじまるのです!」
「……そうですか! そうですよね! では行きましょう!!」
地下室があることなんてこの10日ほどではじめて聞いたので数秒冷静になったものの、おれは熱狂の渦に引き戻され地下室へと出向くことになった。
地下へは、廊下の隅にある物置の床から入るのだった。階上の明るく爽やかな空気とは対照的に、地下は暗く湿り気を帯び、和久井先生のつらく重苦しい人生の暗部を思い起こさせた。いささかカビくさかった。
電気をつけると暗さは多少軽減されたがその代わり、壁に並んだ道具が目についた。道具と言うより工具である。ノコギリにバッテリー、長短のコードになんだかよくわからないものまであった。さらにその奥のドアを開けるとそこには手術台があった。オペ室によくある例の丸い電灯をつけてからビニールをどけてみてわかったのだが、それはまっさらな新品だった。
「あなたが! ここに横たわる患者第一号です!」先生はおれの考えを補強するように言った。
「この小さな部屋の小さな手術台から、私たちの新世界がはじまるのですッ!」
「嗚呼、まるで伝記物語の感動的な場面のようです」
「そうですとも! あなたには感謝してもしきれない!」
先生はまたおれを抱きしめた。
「それではここに横になってくださいッ!」
「先生ちなみになんですが、僕の身体に何をするんですか」
「人間の身体にとって画期的なことです」
「画期的なこと」
「人類がなしえなかった、やったことのない未知の領域へと足を踏み出すのです!」
そう言っておれの肩に優しく手を置く。
「……もちろんあなたの心によぎる不安は理解できます。私も正直不安ではあります。いえ、私の腕やあなたの体力への不安ではなく、世界が私たちを理解できるのか、受け入れる用意があるのかという不安です。しかしそれは、開拓者にはつきものの不安です。これを成功させて、世界をアッと驚かせてやろうではないですか!」
「はい先生!」おれの不安は吹き飛んだ。「それはさておき僕の身体に何をするのか教えていただきたいんですが」
「それはね……ヒミツです!」彼はウィンクしてみせた。
「けどまだ実験段階ですからね、大規模なものにはなりませんよ。様子見も兼ねたちょっとしたものです。しかし驚くこと必至です。そしてあなたは手術が終わった後にそれを知ることになる……世界で一番最初に! さぁやりましょうッ!」
おれは急かされて手術台に横になった。一階から持ってきていた麻酔をかがされる。痛みはないので大丈夫です、と言うおれに、「念のため、ですよ」と先生は諭すように答えた。
おれは犬のジョンのことを思った。下半身が機械になっている犬のジョンを。おそらくあの技術を応用して、人間の身体の一部を機械にしてみるのだろう。大規模なものではないらしいから、左手の甲あたりに機械が埋め込まれるのかもしれない。おれの頭に子供の頃に観たロボットアニメやSF映画がいくつかよぎった。かっこよくなればいいな、と願った瞬間に眠りに落ちた。
おれは目を覚ました。
肩から足が生えていて、下半身から腕が生えていた。
おれの両足が肩に、両腕が足の付け根に、交換するように移植されていたのである。
「先生ーッ! せんせいーッ!」
おれは和久井先生を呼んだ。
「はい何でしょう」
先生はすぐに来た。
「これはなんですか?」
おれは肩から生えた足を持ち上げながら言った。
「足です」
「それはわかります」
「……すごいでしょうッ?」先生は自信たっぷりだった。
「すごいのはすごいですが、想像していたのとはだいぶ違っています」
「驚いたでしょう?」
「そりゃあ……もう……。でもその、これが世界の医学にどう革命を起こすんですか?」
「このような手術は前例がないんですよ! しかもどうです、手も足もよく動くでしょう?」
おれは肩から伸びた足の指を動かしてみた。それから下半身に伸びた腕の先にある手の指を動かした。言う通り、足指も手指も繊細に動いた。
「なるほどよく動きます……。いやそうではなくて……。そもそも手術前に、『大規模なものにはならない』とおっしゃってたじゃありませんか」
「そうですね。しかしながら、道具を並べているうちに、興奮してしまいまして」
「興奮」
「俗な言い方をすれば、テンションが上がってしまいまして」
「テンション」
「…………まぁ、多少、やりすぎたかな、という気持ちはあるんですよ」
多少どころではない。おれは髪をかきむしろうとしたが頭にぶつかったのは足の裏だった。
「これは、元に戻せるんですか?」
「戻せますが、戻すんですか?」
「戻してくださいよ」
「どうしても?」
「どうしてもですよ」
「もうそれでよくないですか?」
「いいわけないですよっ!」
おれはこの洋館に来てはじめて怒った。
「もっとこう、ジョンみたいに、手や腕が機械になってるのとか、そういうかっこいいのを想像してたんですよ僕は。これはなんですかこれは」
両手両足というか両足両手をばたつかせて抗議した。
「えっ、これはかっこいいでしょう?」
「……そこはもう美的センスの違いとして……。でもね、物事には順序というものがありますよ。相談もなしに一発目でいきなりこうというのは、いくらなんでもひどすぎます。僕は先生を信頼してたのに……」
「…………それはそうだったかもしれませんね…………いや、確かにそうだ。すいません、気が急いて、悪い癖が出ました……申し訳ない…………」
先生は頭を下げて、実に素直に謝罪の言葉を述べた。場合によっては足で殴って手で蹴ってボコボコにするつもりだったので少し拍子抜けした。
「しかし手術直後に再手術というのは、あなたの身体によくない。なので数日後に元に戻す手術をして、それから改めて一回ずつ、きちんと説明しながら…………えぇと、ここにイメージ図が…………おっと」
和久井先生は懐から二つ折りの紙を取り出そうとして数枚、床に落とした。彼はそれを拾い上げてから、隅に「1」と書かれた紙をおれに示した。
「失礼……。まずは一回目、このように、左手と左足首を交換します。それから…………」
おれは、彼の説明を聞いていなかった。さっき床に落ちた紙に描かれていた図が、頭の真ん中にへばりついて取れなかった。
右隅に、たぶん「5」と書かれている紙だった。第五段階目といった意味だろう。
そこにはおれを模した人体が描いてあった。すでに手足は互い違いになっている。
そしてその絵では、頭部は股間にくっついていた。
陰部は首の先に移動していた。
これは逃げなければならない。断じて逃げなければならない。今すぐ逃げなければならない。
手術の段取りを聞き流しながら、おれは腹を決めた。
【「終」の巻に続く】
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