ドラフト会議、ここに注目
いよいよ明日、第4回abemaトーナメントのドラフト会議が行われる。今回は前回の12チームから15チームに増え、チームメートを選ぶリーダーも14人になった。(1チームはトーナメントによって3人を決定)
ドキドキしているファンも多いと思うが、私もそうである。今回は私なりの注目点を挙げてみたい。
1 ベテランの指名は?
前回はフィッシャールールによる早指しということで、若手有利が予想されていた。そのため、多くのチームが若手主体で組まれた。そんな中ベテラン3人のレジェンドチームが活躍。これを受けて、今回は前回指名されなかったベテランも有力候補になったのではないかと考えられる。
特に郷田九段・丸山九段・屋敷九段といった元タイトルホルダーたちは、ファンとしてもぜひとも指す姿を見てみたいところだろう。
(追記)→三人とも指名されました!
2 前回と同じメンバーを指名するか?
今のところ、前回と同じメンバーを指名できないルールとはされていない。前回成績が良かったチームは、同じメンバーで臨みたいかもしれない。また、成績が振るわなかったチームも、リベンジのためにあえて同じメンバーを目指すかもしれない。
また、一門で固めた渡辺三冠や、旅行仲間で固めた豊島二冠も、あえてそこを崩してくるか注目である。前回は指名される側だった菅井八段も、性格的にあえて同じチーム構成にするのではないかと楽しみにしている。
(追記)→レジェンドチームとチーム三浦は再結成ですが、それ以外はメンバー変わりました。
3 チーム羽生はどうなる?
前回は本人がドラフト会議に参加しなかった羽生九段。果たしてレジェンド中のレジェンドは誰を指名するのか。これまで戦ってきた同世代や谷川九段を指名することになれば、チーム康光と競合するなんてこともあり得る。
ただ、私は羽生九段は若手中心に指名するのではないかと考えている。中村太地七段が私の予想指名候補である。
(追記)→太地七段当たりました! 紳哉七段は予想不可能です。
4 チーム藤井はどうなる?
やはり皆が気になるのはここだろう。前回は選ばれる側だったため、チーム永瀬に入り反則的な強さのチームが出来上がった。今回は選ぶ側だが、ほとんどの棋士が年上であり、藤井二冠がどのように先輩たちを評価しているのか、というのも垣間見えることになるだろう。師匠の杉本八段を指名すれば盛り上がること必至だが、なんとなくそれはないような気がする。同期の大橋六段を指名すると、私はとても盛り上がる。
(追記)→予想外、超若手志向でした。
5 藤井九段は指名されるか?
ファンが「今回こそ見てみたい」棋士ナンバーワンは藤井九段ではないだろうか。当然将棋は面白いし、チームメートとの会話も聞いてみたい。誰かに指名してほしいとともに、その時は三人目が山本四段だと多くの人が盛り上がるだろう。
私は、角交換振り飛車系で引き出しの多い藤井九段は、ルール的にも合っているのではないかと思っている。頼みます頼みます。
(追記)→指名してよ~
6 新四段の評価は?
今回は、この一年の間にデビューした新四段も指名候補となる。編入試験からプロ入りした折田四段、最年少棋士である伊藤匠四段など、新四段がチームに加われば、ファンがキャラクターを知る機会にもなる。
(追記)→伊藤四段、古賀四段が指名されました。同じ年、同門ということで関係性も楽しみなチームになりそうです。
とまあ、まだまだいろいろとあるのですが、とりあえずこの辺で。ドラフト会議の結果を受けて、少し追記する予定です!
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