赤いランドセル

ぼくはそらちゃんがだいすき。


ぼくのお気に入りの赤い首輪も、そらちゃんが着けてくれた。


そらちゃんの赤いランドセルとお揃い。


赤いランドセルを背負って帰ってきたそらちゃんは、一目散にぼくのところに駆け寄ってきてくれる。


だいすきなそらちゃんに飛びつくと、僕の頭をたくさん撫でてくれる。


「よし、お散歩に行こう!」


そらちゃんがそう言ってくれると、僕はもっともっと嬉しい。


たくさん、たくさん尻尾を振る。


そらちゃんが赤くて長い紐を僕の首輪に着けると、お散歩の始まり。


近くの公園の滑り台は一緒に滑ったし、そらちゃんの友達との鬼ごっこも一緒にした。


たくさん一緒に笑いながら、野山を走り回ったね。


いっぱい遊んでくれるから、ぼくはそらちゃんのことががだいすき。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る