第82話 ファルクラムの終わり
鏡の前に立つ。
そこにいたのは身だしなみを整え、きっちりとした衣装に身を包んだ若い女性である。自他共に認める美少女顔だけど、まだあどけなさを残す顔立ちは威厳といった言葉とは縁が遠そうだ。
両手を使って唇の端を持ち上げたり、しかめっ面を作ってみたりと表情を作っていると、呆れた声音が背後からかかる。
「そんなことしてたってなんも変わりゃしませんよ」
「変わらないって、なにが」
「お嬢さんは可愛いですよって言ってんです。どうせ誰も貫禄ある振る舞いなんて期待しちゃいないんだから、そのお顔で毒吐いてた方が余程相手にゃ効くってもんですが」
「助言は嬉しいけど、努力くらいは認めてちょうだいな」
「認めてるから言いたくもないことわざわざ口にしてるんですよ。在りもしないもんをねだったって湧いてでてくるわけでもなし、工夫するのが知恵ってもんでしょ」
「それはそうなんだけど、やっぱり強くは見せたいじゃない」
場所はコンラート邸。本来兄さんの側近であるアヒムがこの場に立っているのは、この日のために彼の時間を借りたからである。
「ほんっとーにやるんですか」
「ほんとーにやるの。……というより、やらないといけないの」
「……俺は反対なんですがねえ」
アヒムの呟きはさておき、ドアをノックしたウェイトリーさんが恭しく頭を垂れる。いつもなら軽い会釈程度ですませるのだが、この人も人知れず緊張している証なのだろう。
「皆様方お揃いでございます」
「ありがとうございます。皆さんなにかおっしゃっておいででしょうか」
「おおむね予想通りの反応ですな。皆々様方、ヴェンデル様を出すようにと騒ぎ立てておいでですが……」
「……まぁ、私の名前じゃ嫌々なのは目に見えて明らかですからね。それでもよく集まってくれたと思いますけれど」
皆、好き好んで集まってくれたわけではないのだろう。それもこれもコンラート、もといヴェンデルの保護者になった私の背後に帝国の血に連なる者の名が上がったからである。
ウェイトリーさんにお願いしたのは、コンラートに名を連ねる親族一同の召集だ。主に亡き伯の兄弟縁者。即ち以前、遺産などについて揉めかけた人々をコンラート邸に呼び立てた。
……あれから、ライナルトはファルクラムに住まう全国民に対し布告を行った。
一つは国王の崩御。国家反逆を企んだ者の中には多くの王家に連なる貴族が絡んでいたことを知らしめ、彼らを公に糾弾し、決して少なくない者を処刑したと声にした。なにも知らない人々は大いに嘆き、あるものはこれからを憂いた。真実を知っている者の中には奥歯を噛みしめ、俯くばかりの者もいただろう。
様々な裏切りを経て、残された者達との協議の結果、ファルクラム王家正当な跡継ぎを側室であるサブロヴァ夫人の子のみと定められた。そしてライナルトは成人するまでの養育を主張。ただ一介の貴族の若造にすぎない青年が王族の養育権を声高に主張する様は人々の眉間に皺を誘ったけれど、この後の演説で状況は一変する。
「偉大なファルクラム国王、慈悲深き王后は逆賊の手に墜ちた。いま私は、偉大なるファルクラム王家が愛し、象徴する皆の前に立っている。この極めて重大な布告は、皆の心を焼いたことだろう。時間が許されるのであればわれわれは彼らを敬愛する者として、かつて王が残された崇高な言葉を語らい、畏敬の念を捧げるべきである。だが大きな希望の光明として残された芽をここで潰えさせるわけにはいかない。この国を敵意と憎悪の杯で満たしてはならないのだ。故に私は一つの決断を下した」
一言一句よどみのない、見た目とは裏腹の雄々しさに満ちた演説だった。陽の光を一身に浴びたその瞬間だけは、すべての輝きが彼に集中していたようにも感じさせる。それほどまでに人々はライナルトに集中していたのだ。
またコンラート襲撃の一件は、当然だが帝国が絡んでいたことは伏せられた。これらはファルクラム陛下に請われて派兵された帝国皇女の尽力により、ファルクラムに対し、一時的にだがラトリアから手を引かせることに成功した、と伝えた。表向きはラトリアが仕掛けてきた戦争……コンラート襲撃の混乱に乗じて『逆賊』が陛下を手にかけたというシナリオに落ち着いたようである。
あまりにも出来過ぎた話だろうと思うだろう。だが実際のところ、嘘っぽい内容ほど逆に真実味を帯びて、その空気は人々に伝染していったのだ。
罪は殆どをラトリアが負うことになったのが明らかになったわけだが、これからコンラート領がどのように明け渡されるかは不明である。
「なぜ私のような一介の若造が陛下の忘れ形見の養育を担うのか。疑問に感じる者もいるだろう。だが私はその疑問に答える用意がある」
そこで、これまで隠し続けてきた彼の身分が役に立つのだ。名のお披露目は盛大に行われた。
「私はファルクラム王国の民の一員であるが、同時にオルレンドル帝国、皇帝カール・ノア・バルデラスの血に連なる者である。ファルクラム国王の民を守るという崇高な遺志を引き継ぐため、この名を明かそう」
はじめこそ動揺を誘ったが、彼の存在は陛下含め一部貴族にとって公然の秘密であった。真実を知っていたであろう大公達が誰一人異を唱えないことからも、じわじわと皆の胸に刻まれていったのである。
ライナルトは帝国の名にかけて民の生活を守り、不正を正すことを約束した。演説が終わった後は、混乱と興奮の坩堝である。素直に話を呑み込む者もいたし、帝国の名に拒否反応を示した者もいた。国王の崩御に涙する者もいれば、演説者の美貌に酔いしれていた人もいる。
彼らを見渡しながら、ウェイトリーさんはしみじみと呟いた。
「ヴェンデル様、カレン様。今日と言う日、ここに集った人々の顔をよく覚えておいてくださいませ、たとえ真実が闇に葬られてようとも、歴史というのは勝者によって作られるのでございます。いまは疑う者が生まれようとも、時が経つに連れてあの方の言葉が「本当」として残されていく。……かつてのファルクラムが、戦に負けかけた事実を蓑で覆ったのと同じです」
各々が様々な思いを抱えて帰路につき、これからについて思いを馳せていた。
そして皆が未来を憂う最中、私からコンラート親類縁者に声をかけた。
ライナルトが演説を行った直後の話だ。彼から派遣された特使から書類を渡された。それはライナルトがヴェンデルの後見人を担う旨が記された契約書であり、すでに彼の署名は記入済みである。こちらも迷うことなく同じ内容が書かれた二通にサインを行い、互いが一通ずつを保持する流れとなった。
これにてコンラートは帝国、ひいてはライナルトの庇護下に入ることが決まった。どう定まるか知れない未来において、少なくとも一定の地位と財産を約束されたのである。
耳聡いコンラートの縁者らもこれは見逃せない。例え私に含むところがあろうと、活路を見出すチャンスなのだから。
「さーて、それじゃあみなさんとひとつやりあってきましょうか」
腕をぐるぐると回し、来る論争に備えて活を入れる。私がやろうとしていることは、彼らの説得、あるいは脅迫に該当する「お話し合い」である。今後ウェイトリーさん達には方々に耳を伸ばして情勢を確認してもらい、おかしな点があればライナルトに報告しなければならない。よく言って彼の目、悪く言えば監視を行うつもりなのだが、その際、例え無関係と言ってもコンラートの知人縁者に邪魔をされてはなにかと不都合なのだ。無論問題を起こされたとしても切り捨てれば良い話だが、なにかあってから帝国側の心証が悪くなるのは否めない。後見人が確定してからこんなことを行うなんてまさに虎の威を借る狐だが、こうでもしなければ彼らが集まってくれはしなかった。
……一応、裏では後見人の話が確定してない段階で彼らに声をかけたのだ。けれど答えてくれたのは一握りの家々のみで、伯のご兄弟には無視されたのである。
その分、応えてくれた人たちとは有意義な話ができたけれど……。
「……単純に考えたら、こうなる前に応えてくれた方々は先見性があったのでしょうね。区別がしやすくて助かります」
「お嬢さんが怖いこと言ってる」
「私だって怖いことを言いたいわけじゃないですー。穏便に済むならそれが一番だってわかってるんですからね」
今日はコンラート襲撃を生き延びたヒルさんや、彼の弟子であるハンフリー青年も武装している。親族には帯刀をご遠慮いただいたし護衛なら足りるのだろうが、わざわざアヒムを借りたのは、なにが起こるかわからないので腕の立つ人が欲しかったからである。それと私とライナルトの関係はサブロヴァ夫人やキルステンも知っているぞ、という意も込めている。彼の顔を知っているかどうか、現場で気付く気付かないは重要視していない。他家の関わりを察することができる人がいるかどうかを注視すべきだとウェイトリーさんには教えられた。
揉めるのは覚悟して皆さんの待つ部屋に向かったのだが、到着より早く、複数人の言い争う声が廊下にまで届いていた。半開きの扉の前では、ハンフリーが心配そうに眉根を寄せている。
中から聞こえるのは……ヴェンデル?
「……お止めしたのですが、どうしても皆様に話したいことがあるからと」
「中には他に誰が?」
「ビル先生がお傍を固めております。万が一はないと思いますが……」
中に入るのは止めて会話に耳を澄ますと、どうやら他の親族らがヴェンデルを説得している最中らしい。内容は、当然ながら私のことだ。伯の弟妹の声はこちらにもよく響く。
「帝国に下った雌狐に兄上の残した遺産をくれてやる気ですか。血が繋がらずとも、貴方とて兄上の息子、正当な権利を主張するべきです」
「いいや、時世はどうあれコンラートは帝国の庇護を得ることができたのだ。お前が正しい判断をもって当主として決断するべきだ。財産狙いで嫁いできたような娘になにもかも明け渡すつもりかね!」
などと、なかなか言われ放題である。熱がこもっているのか、誰が皆さんをお呼びしたのかも忘れているようだ。私の傍では珍しくウェイトリーさんがしかめっ面を作っている。
どのタイミングで割り込むべきか考えていると、彼らに対しての反論はすぐに上がった。ヴェンデルである。
「お言葉ですが、叔父上や叔母上たちは、まさか僕に義母上を裏切れとおっしゃりたいのでしょうか」
「まあ! 裏切るなんてとんでもない、こちらはただ……」
「僕の耳にはそのようにしか聞こえませんでした。コンラート存続がかかっている状況で、まさか帝国の皇子に渡りをつけてくれた義母上を切り捨てろなどとは、叔父上達こそ我が家を滅ぼしたいのかと耳を疑ったほどです」
「ヴェンデル!」
「僕は義母上を信用し、その上でコンラートを預けます」
誰かが激しく少年を怒鳴りつけたが、ヴェンデルが動揺したようには思えない。それどころか、声には怒りを滲ませている。
「今日この場に参じたのは、皆さん方に聞きたいことがあったからです。叔父上方、貴方達こそ、父上達が亡くなった際になにをしてくださいましたか」
「なにをと、もちろんお前達の身を案じて……」
「案じて、手を差し伸べてくださいましたか。僕の記憶にある限り、すぐさま声をかけてくれたのは父が懇意にしていた家々のみで、一番近しいはずの叔父上達が第一に叫ばれたのは父上の財産の話だ」
「それは……誤解だ。そのときはまだ、コンラートの血筋を我らも協議していたからであって……兄上の血を引いていないお前では……」
「僕はコンラート伯カミルの息子です」
ヴェンデルはきっぱりと断言した。主観を抜きに述べさせてもらうと……伯の兄弟の主張は、血を重要視する貴族としては間違ってはいない意見ではある。だが現実は私がヴェンデルを次期当主として推薦し、ヴェンデルもこれに同調。後見人であるライナルトもそれを認める形になった。つまり、彼らの主張はヴェンデルの怒りを買うしかなかったのである。
「僕は父上が亡くなったとき、真っ先に遺産がいくら残ったかを探っていた叔父上達を忘れません」
ヴェンデルには教えたはずのない事項だ。これはウェイトリーさんと協議の上、ヴェンデルには親族間の、特に金銭が絡むもめ事はまだ見せるべきではないと黙っていた話である。ウェイトリーさんに目配せすると、すぐさま首を横に振っていたが、ハンフリーが緊張に背を伸ばしたのは見逃さなかった。……となると、ヒルさんとハンフリーを引き込んだのだろうか。
……どの世界だろうと遺産絡みの話は嫌なものだ。
例え彼らの行いが事実であろうと、年若いヴェンデルに敵意が向くのはよろしくない。ここらが潮時だろう。緩慢な動きでドアをノックすると、一同の視線がこちらに注目した。
「盛り上がっているようでございますね。遅れて申し訳ありません」
皆、話し合いに熱中していたのだろう。特に伯の弟妹であるご老人方は咳払いと共に居住まいを正そうとする。その間にヴェンデルの傍らに立つと、その肩に手を置いた。
「ヴェンデル、皆さんにも皆さんなりの事情があります。そうがなり立てるものではありません」
「……はい」
ここらで下がって欲しい、という願いはちゃんと伝わったらしい。ヴェンデルは後ろの席に座り直したが……叔父叔母方に謝罪することはなかった。
「義息子が失礼いたしました。夫が亡くなり間もないものですから、まだ落ち着かないところがあるのでしょう。どうかご容赦くださいませ」
「う、ううむ。……ま、まぁ子供の言うことだし、な」
叔母の方は顔を真っ赤に怒鳴りかけたが、傍にいた息子夫婦によって冷静さを取り戻したようだ。ヴェンデルが相手にしていたのは伯の弟妹である叔父叔母達だが、いまこの場にいるのは彼らの息子夫婦や従兄弟といった面々、その中でもそこそこ有力な親類十数名である。
で、私はというと、彼らに対し改めて名乗りはしたが、必要以上にへりくだるような態度はとらなかった。立場は対等、そのつもりで挑む私にお年を召した方々の心証は良くなさそうである。
……本来はもう少し和やかにスタートするつもりだったのだけど、こういってはなんだが、彼らの敵意を受けるのはヴェンデルではなく私であるべきなのである。
「積もる話はございますが、ひとまずは夫の残した遺言状を公開いたしましょう。……とは言いましても、以前お話しましたとおり、内容は長男であるスウェンに後事を託すといった内容でございますが……」
こんな場にヴェンデルを居させたくはなかったが、遺言状の公開がある以上は立ち会ってもらわねばならなかった。中身の確認は滞りなく行われたが、これはただのパフォーマンスにすぎない。なぜならスウェンは亡くなり、遺言状はすでに効力を成さないからだ。その上、私たちがヴェンデルに跡目を継がせることを決めてしまった。
姉さんを見習って、さらっと皆さんを見渡すと、わざとらしいため息を吐いた。
「今日皆様にお集まりいただきましたのは、協議するためではございません。遺言状と、その有効性がなくなってしまったことの確認。そして今後についてお聞きするためです」
コンラートは伯の望み通り、ヴェンデルに継がせる。養育人は義母である私。後見人はオルレンドル帝国皇子ライナルト・ノア・バルデラスであることを告げるのだ。オルレンドルの名を挙げた瞬間、場にピリリとした緊張が走っていた。
「亡き夫が大事にしてきた繋がり、皆様とは今後とも良い関係を築いていきたいとは考えておりますが、一同の意見がまとまらぬままでは、互いに良い結果をもたらすことは難しいでしょう。こと国のあり方が変わろうという情勢においては尚更です。ひとつの不協和音が響くだけで、注目を集めることもあるでしょう」
……偉そうな喋り方って、他にどんな言い回しがあったかしら。参考にできそうなのが伯を除けば、ライナルトくらいしか浮かばない。
ああ、なんかこれお話し合いというより、一方的な弾圧になっちゃってるぞ……と反省するも、ここからの軌道修正が思い浮かばない。口元だけ笑みの形を作って、皆さんに問いかけた。
「ですが、ヴェンデルの言うことも尤もな部分がございます。私も未来のコンラート当主の意見をないがしろにしようとは思いません。できる限りこの子の意見を汲んでいくつもりです」
「それは……」
「わたくし共がこうして皆様をお呼びしているのも、すべては皆さまが亡き夫の親族であったからにすぎません。……つまり信頼できる人物だと、お互い良い関係を保てたからというだけでございます」
反論が上がらないのが怖い。そんな威圧的になったつもりはないのだけど、やはり直前にヴェンデルが彼らとやりあった影響もあるのだろう。
「その信頼が揺らげば、わたくし共が皆様を身内だとお呼びするのも難しくなるでしょう」
それは……うん、まあ、言葉はとても悪いが、これ以上こちらに無礼を働くなら切らせてもらう、という宣言だ。ぽっと出の小娘にここまで言われるなんて彼らの矜持はいたく傷つけられただろう。だが、私とて譲れない部分はある。
「ところで、この場には本来出席しているはずの面々がいなかったり、あるいは出席せずとも、コンラートを支えてきてくれた家々からお声が上がっていないことにはお気付きでしょうか」
それは主に……亡きスウェンの再従兄弟にあたる家や、長くコンラートに仕えてくれた家々だったりする。伯の弟妹は、元々伯とは最低限の付き合いだったから、もちろん気付くはずはないだろうなぁと思っての言い回しである。……まぁ、この辺はあまり突っ込まないでもらいたい。私の方がコンラートを把握してますよ、という感じに見せたいだけのブラフである。
「皆様の調整がつかなかったもので、こうして集まってくださるまでに時間があったものですから、彼らとはすでに話し合いを行わせていただきました。皆、ヴェンデルを次期当主として快く支援してくださることを約束してくださいましたよ」
……多少は私も出張ったけれど、説得を頑張ってくれたのはウェイトリーさんや秘書官達だ。ほんとうに私は周りの人に恵まれていると感謝するしかない。
親類縁者の皆さんにはにっこりと笑いかける。アヒムの助言を参考に、年相応の明るい笑顔で話しかけるのだ。
「それで、皆さんはわたくし共にどういったお力添えをしていただけるのでしょうか」
結果については、あえて述べる必要はないだろう。
かくして、私が生まれ育った祖国は崩壊し、政権はオルレンドル帝国傘下にくだったのである。ライナルトがどのように国の形態を変えていったかは、次の機会に述べさせていただこう。いまはただ、この動乱をうまく生き抜く道を模索し続けるのみである。
旧ファルクラム王国内でしばらく腰を落ち着けるつもりであったが、事態が動いたのは、およそ三ヶ月後の話であった。
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