第27話 ゆうえんち

遊園地…

すごい久しぶりだ。


最後に行ったのいつだったっけ


「じゃあ先輩!エスコートしてくださいね!」


と言いながら俺に右手を差し出してくる那月。

一体なんの合図なのだろうか…?


「もぅ!先輩、これは手をつなぎましょう!って意味ですよ」


少しだけ頬を膨らましながら言う那月

怒ってるんだろうけど可愛い


それにしても……ハードルが高い


というか遊園地で手を繋ぐって完璧にカップルじゃないか…

俺にそんなことができるのか…


まあ楽しませなきゃな!


〜1時間後〜


皆さん!絶叫マシーンを舐めるのはやめましょう。


ps 私は絶叫マシーンで死にました。


俺は今とある絶叫マシーンに乗り吐き気に耐えているところだ。


俺は絶叫マシーンに乗ったことすらなかったので正直舐めてかかった。


「先輩、大丈夫ですか?」


「大丈夫、治った」


その後プラプラしてお昼を食べて現在午後3時


那月が笑顔で聞いてきた。


「お化け屋敷に行きませんか?」


俺は今年いちばんの笑顔で答える


「死んでもあんなとこに行きたくない。(まあ、那月のためなら)」


「本音と建前が逆になってますよ」


——遺言——

子供達よ、遊園地にだけは、行ってはならんぞ。


————————————————————————————————————


更新のペースが遅れていてすみません。


新しく『彼女にフラれたら出会いに凄く報われた件』

という小説を書き始めました。


よければ読んでみてください。↓

https://kakuyomu.jp/works/1177354054935464262

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