第12話 親友の家

「なぁ智樹ー今日ウチで勉強会開くんだけどお前も来るか?」

「いいのか?」

「ああ、あいつもいるけどいいだろ?」

「大丈夫だ」


あいつというのは美玲さんのことだろう。

三人でいるのも久しぶりだなぁ

あ、あいつに一応は連絡入れとくか。


『今日は友達と遊んでくるから、夕飯は作れん』

『了解です』


よし、

久しぶりに学校がはやく終わって欲しいなー


****


「よーし早速ゲームするぞー」

「勉強会じゃないのか?」

「いいだろ〜なぁ美玲」

「中間近いから勉強ってことなら行くって言ったよね。」

「はい!勉強をいたしましょう」


ふむふむ


そこはそうするのか!


そうなんだ!


「終わったー、てかすっかり遅くなったなー。」


ちなみに裕也も一人暮らしだ


「なぁ智樹ー夕食作ってくんない?」

「私も久しぶりに食べたーい」

「はいはい作りますよー」


結局こうなった

こいつの家に来るとなんだかんだ毎回俺が夕食を作ることになる。


「何食いたい?」

「お前の得意料理!」

「オムライス!」

「2人ともオムライスでいいのか?まあ楽だからいいけど」


まあ確かに俺のオムライスは絶品だが、



「美味い!」

「やっぱり定期的に食べたくなるよねー。」

「裕也も料理上手くなれよ」

「頑張ってもできないんだよねー」


「まあ食ったし俺は空気読んで帰るよ。」

「ん?もう帰んのか?」

「お前らも2人でいたいだろ?

じゃあな」

「「またな(ね)ー」」


これからあいつらはイチャイチャすんだろうな


****


やっと我が家だ、

ガチャ

な、空き巣か?

なんと家の中がぐちゃぐちゃになっていたのだ。

お金は、、、大丈夫だ。

宝石は、、、元からない


「あ、センパーイ遅いですよ〜」


ベッドの上に那月がいた


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る