第29話 聖女

 意外性を求めてエリザベスを登場させましたが、そのせいでストーリーがさらにごちゃごちゃになりそうです。いや、すでにごちゃごちゃになってます、、

 なので矛盾する部分など多く見られる可能性があります。

 その時は遠慮なく指摘してもらえればと思います。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「それは私が答えましょう」


 そういって馬車の中から出てきたのはエリザベスだった。

 ラズル王国にいたころとはまるで別人かのような雰囲気だった。


「なぜここにリズがいるんだ?!」


 そうクロウはいったが、リズが「そろそろクロウさんの仲間の馬車も来ますし、正教国にもすぐ着くのでこんなとこで立ち話しないで、話す場を設けるのでそこですべて話します」と言った。



 ◇◇◇



 クロウがリズたちのことを助けて一時間後、クロウたちは正教国にある教会の一室にいる。

 ちなみに正教国では協会が中心にすべてが動いてるので、正教国の教会は他国で言う、王宮みたいなものだ。

 そのためクロウは、自分みたいなただの庶民がいていい場所なのだろうか、などと思っていた。


「聖女エリザベス様がお見えになりました」


 クロウたちがいる部屋の扉の外からそういわれ、クロウはエリザベスはこの国では偉い存在だろうから立った方がいいだろうと思い、先ほどまで座っていたソファから立ち上がりエリザベスが入ってくるのを待つ。


「お待たせいたしました」


 そういって入ってきたのは修道服のような衣服を着ているエリザベスだ。

 修道服と言ってもそこら辺にいる信者やシスターなどの修道服とは全く違うもので、信者やシスターの修道服は白や黒の色でデザインされているが、聖女の服は白を主に、金が胸の十字架の部分などに少し使われている。

 信者などの服はただの布に対し、聖女の服はすべてがシルクで作られている。

 そのため、もともときれいな顔立ちをしているエリザベスが着れば、天使のように見えてしまう。


 すこしエリザベスに見とれていると、右隣にいるセレシアには肘で軽くつかれ、左隣にいるアウロラには軽く頬をつねられた。


「立ってお迎えしなくてもよろしいのに...」


 そういって部屋に入ったばかりのエリザベスは少ししゅんとしてしまった。

 クロウは慌ててごめんと一言いって座った。

 しかしこのソファは座り心地がめっちゃいいなぁ、などと少しソファに関心していると、エリザベスはそれに気づいたようで、


「ふふ、クロウさん、ここのソファは座り心地がとてもいいでしょう?」


 エリザベスは少し微笑みながらそういった。


「す、すまない、あまりにもこのソファがよかったものでな...」

「別に誤ってくださらなくてもいいのに...あと、敬語で話さないでくださいー!なんか距離感を感じるではないですか!」

「わ、わかり...わかった」

「そう、それでいいんです!おっと、あまり時間をかけられないのでそろそろ本題に入りますね」


 そういってエリザベスは自分の過去、聖女がどのような存在なのか、そしてなぜ今までラズル王国にいたのかをすべて話しますと言って話し始めた。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

すみません!

投稿遅くなりました!

そして短くもなりました!

ごめんなさいm(_ _"m)


今までは何かしてるだけでストーリー思いついてたんですけど、

ストーリーが少しずつ複雑になってきてるのでどうしたらいいのか自分でもわからなくなってます。

たぶんまた投稿頻度が減ると思います。

見てくださってる方には申し訳ありませんが、待っていただけていると幸いです。

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