二月の詩
建物の中にいる筈なのに
ずっと外にいる気がする
貴女とずっと一緒だった日々が
何だか遠くに感じる
空は蒼くあんなに透明なのに
私の心は灰色
流れゆく白い雲とともに
どこかへ行ってしまいたくなる
追憶の中から生まれた
夢現のような想い
風が起こすさざ波の中
貴女の笑顔だけが揺れていた
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