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  • 第50話 エピローグへの応援コメント

    はじめまして
    とても興味深く拝読致しました。

    川島芳子についてはあまり詳しくなくて…
    「芳子と淑子」2人の「よしこ」として、李香蘭の対比で取り上げられるようなドキュメント番組(?)を幾度か見たことがある位でした。

    そのため、ちょっと残念な方の人…というイメージ(ごめんなさいっ)が強かったのですが、こちらを読んで、大分印象が変わりました。
    小方さんの回想のような方で、そうすることで自分を…自分の中の高潔なものを守っていたのかな。

    途中、芳子の痛々しさに、申し訳なさや切なさを感じつつも、最後までおもしろく読み進みました。

    いい作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    拙い作品をご高覧いただきまして、どうもありがとうございます。<(_ _)>

    資料で読んだ芳子の印象があまりにもひどかったので、どう書いたらいいだろうと思い悩み、結果として、小説とは見做されないような味も素っ気もない文章になりましたが、憶測の心理描写を極力廃し、乾いた事実のみを伝えることで、興味本位に歪められた芳子像が、少しでもやわらぐ一助になればと書き進めました。

    碧月葉さんに「いい作品」と言っていただけて、とても光栄でございます。(^-^)
    本当は泣き虫な芳子も、愛する4匹の猿たちと共に喜んでくれていると思います。

    編集済