第29話

水曜日。


今日は、純菜さんが、久しぶりに休みなんで朝から楽しみだ。


「いってきまーす」

元気よく、一段とばしで団地の階段をおりていく愁花をお見送り・・


「パンツ、見えてるで~」


「見えても良いパンツやしぃ~」


「まじか。きいつけていけよ~」


「うーん」


「・・・まさるぅ。愁花は、もう学校行った?」


「おお、いま行ったで。」


「じゃあ。」

「行くかあ~」


休日は、普段仕事で忙しい純菜さんを無職の俺が全力で接待するのが、今の二人のお決まりデートコース。接待と言っても、相手は、大好きな純菜さんなんだから、俺の方だっていつも楽しんでる。


とにかく、純菜さんは、めちゃくちゃ面白くて美人で超エロい最高の女性なんだ・・


「今日は、どこへ行きましょう、純菜さん?」


「え、え~と。あの・・えと、その、あっ、あの、んとね、その~」


「了解しました。時間が、無いから即ラブホでエッチですね」


「なぁ、なんでわかるの~。マサル君すごい~」


「なぜかぁ。分かるのです。」

<てか、即エッチしたいとき、恥ずかしがって毎回どもるからな>


「では、参りましょう!車を回してきます。ここでお待ちを・・」


「はい」


純菜さんの愛車の軽四で一番近い川沿いのホテルに入った。


ロビー。もう、すでに彼女は、顔つきが違っている。いつもの、えっちモードの純菜さんなんだけれども・・見てるこっちが、勃起するくらいエロい顔つきになるんだ。


「したいの?」


「は、はい。はあ、はあ。」


反応が可愛すぎるんで、髪を軽く撫で撫でしてやる。


「はぁぁぁん、まさるぅ。すきぃ」


<あああ、その表情ダメだ、どうしても負ける。俺、もと一流の竿師なんだけど‥>


ガチャガチャ


部屋に入るなり、彼女は、僕をベッドに押し倒した。


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