第26話

授業が始まった。

愁花は、こっち見て意識はするも、何かソワソワ緊張でもしているのか。


しかし、亜子先生は、素敵やなあ。二十代前半かな、身長は、155㎝くらいか、細く見えるけど、スポーツでもやってるんかな、つくとこはついてる。少し日に焼けた肌にツルツルの綺麗な黒髪が印象的な美人、オマケに知的なメガネ属性つき。


若いのに卒なく授業をこなす亜子先生を見ていると、無職の俺は、どうしても劣等感を感じずにはいられなかった。後でお話って・・嫌だなあ、無職やし。



キーンコーンカーンコーン



「はあ、妄想してたら授業おわってもた」


「まさるぅ。うちと残るねんで~わかってるん」


「あ、ああ。先生に聞いてるで・・懇談ね」


「うち、亜子先生嫌いやわ」


「え、なんで?授業も面白かったやんか」


「そーなんやけどぉ。あいつ、男子ばっかりひいきするエロばばあやねんで」


「ふはあ。あほ、お前ぇ~正確ワルなったんちゃうか?」


「ほんまやし~。」



「あ、お待たせしました。」


て・・き、きたあああ。


この後、俺は、この24歳の知的女性に・・

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