第21話
「じゅ、純菜、愁花が学校を早退してきてんてぇ!」
「すぅ~。はぁ~。すぅ~。はぁ~。」
お、起きひん。まあ、そらそうやけど・・
「うぅ、純菜さん。どうしよう?俺どうなっちゃうん?」
ドン・ドン・ドン!
「はやく~開けてよ~」
「お、おお。ちょっとだけ待ってなあ」
とりあえず、俺は、コンドームとティッシュのゴミを急いでゴミ箱に捨てた。
ガチャガチャ
「はい、愁花お帰り~。熱何度あるん?」
「37.3℃あるから帰っても良いって亜子先生が、あ!ママは?」
「あ、ママもな仕事でしんどいからもう寝てるよ。」
「じゃあ、うちも、一緒に寝るぅ」
「あ、あかん。あの、う、うつすと駄目やからな、今日は、特別に居間のソファで動画観ながら寝てもいいよ。あ、そや一緒に○○様の動画配信観ようや!」
「うん。マサルと、いっしょに○○様観るぅ」
はあ、良かった。Vチューバ―に感謝やわあ。
その時は、そう思った・・
「マサルと昨日の夜のつづきしよっと、その為に早退したんやからねっ」
地獄のセクハラが、今始まろうとしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます