第20話

「マサル君、ただいまぁー」


夜勤を終えた純菜さんは、いつも朝の10時過ぎに帰って来る。


「おかえり、純菜さん。おかえりぃ~」

「あんな、あんな、昨日もな、また愁花にな、ず~とセクハラをな・・」


「んぎゅっ!くちゃくちゃ。はあ、はあ」

俺の話にカットイン!

いきなり、ぬめっとした大人のいやらしいキスをしてくる純菜さん。


「いいから…しよっ。帰りにシャワーしてきてるからあぁん」


こうなると、昨晩2回抜いた事が悔やまれる。


「わ、分かったから、ベッドにいこう」


「うん。そのかわり、めちゃくちゃにしてなぁ」


「なんのかわりやねん」



その日も純菜さんは、いつも通りめちゃくちゃ激しかった。

3回目イクと、少し落ち着いたみたいだったんで愁花の話を切り出した。


「愁花な、いま純粋にエロで頭いっぱいになってるから、今度しっかり話してみようと思うねんけど・・どやろ?傷つかんようにあっけらかんと話せたらええと・・」


「すぅ~すぅ~」


話も聞かずに、すっぽんぽんのままで寝てしまう純菜、でも無理もない夜勤明けのいつものパターンだ。


「おつかれ。純菜」


俺は、エアコンをゆるめ、そっと布団を掛けた。


ピーンポーン


「はい。どなた?」


「うちぃ。熱あるから早退したん」


「は!!やばっ」


「なにが、やばいのん・・」


え~と

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