前へ

勝利だギューちゃん

第1話

若い頃は、ハガキ職人だった。

ラジオや雑誌に投稿しては、よく採用されていた。


ノベルティもたくさんもらい、今でも持っている。


DJは、当時は若手だったが、今では大御所となった。

電話のコーナーもあり、お話した事もある。


とても、懐かしい。


元来、僕は筆不精だが、自分の事を知ってほしくて、投稿していた。

でも、いい思い出ばかりではないが、それも、人間同士だからこそ・・・


時々、ノベルティを取りだして見る。


「この頃は、若かったな」


今なら絶対書けない事も、当時は書いていた。

若気の至りというやつだ。


今は、ネット社会。

ブログやSNSで、活動を知る事が出来る。


当時は独身だった方も、今では結婚して家庭を持っている。

時の流れを感じる。


自分の夢を話たDJもいた。

漫画家になりたいという夢・・・


でも、それはなかなか叶わなかった。


だが、ようやくぬいぐるみ化という形で、現実の物とした。

自本も出せた。


少しだが、叶ったと言える。


そこで、十数年ぶりに、そのDJの方に、自作の本とぬいぐるみを送った。


そしたら、ブログで紹介してもらった。

自分の事を覚えていてくれたのが、嬉しかった。


そして最後に、その方らしい激励のメッセージをいただいた。


≪そしてまた、ここからだ≫

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

前へ 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る