猫まんま
「冷やご飯と味噌汁があったから猫まんま食べた」
そう同僚に言うと。
「猫まんまってご飯に鰹節と醤油かけるんじゃないの?」
と言われた。
「それは食べたことないな」
「私もそれは食べたことない」
こんな切っ掛けで、
休日に二人で猫まんまの食べ比べをすることになった。
味噌汁の猫まんま。
「温かくていいね」
同僚は言う。
鰹節と醤油の猫まんま。
「鰹節がいい仕事してるね」
私は言う。
「でも、普段食べてる方がいいね」
二人の意見は一致した。
「たまには、違う方もいいけど」
案外、私達の気は合うみたいだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます