第37話
ぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
〔えへ、えへへ、ミニ、お腹すいちゃった〕
「じゃあ、ご飯食べに行こっか!」
《どこ食べに行く?》
「ねぇ、ちょっと行きたい所があるんだけど、」
《いいよ、車出しとく》
〔お姉さん!そこご飯ある?〕
「あるよ!いっぱいある!」
〔やったぁ!ご飯!ご飯!〕
「さすが高級マンション、駐車場広っ!」
〔あっ!いたいた!〕
ミニが手を振った黒い車が目の前に止まった
《お待たせ》
うわ、ジェントルマンじゃん。心臓に悪い。
《入って!》
「あ、ありがとう!」
〔ありがとぉ!〕
《どういたしまして〜》
《ちなみに行きたい所って?》
「あぁ、えっとね、ここ!」
《分かった、ここね》
〔よーし、出発、進行!えへへ〕
「《進行!》」
《着いたよ》
「ちょっと待ってて!」
店の中に入るとそこには、悲しい顔をした二郎さんがいた。
「二郎さん!どうしたんですか!?」
【あぁ!茉莉ちゃん!良かった来てくれて、話があるの、、、】
「奇遇ですね、私もです。」
【分かったわ、どっちから話す?】
「二郎さんからでいいですよ」
【今から重大発表するわ。この店が東京に移転するの。だから、本当は着いてきて欲しいんだけど、もちろん、無理よね。】
「私のターンですね。私、東京に出ます」
「だから、また二郎さんのお店で働きたいです!」
【本当に!?いいの!?】
Ring Ring Ring! 阿修羅 麗薇 @Wondericl
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Ring Ring Ring!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます