第34話

とりあえずミニは杏里ちゃんのお母さんに預けさしてもらった。




卒業証書貰って先生の話を聞いて終わった。大雑把すぎたかな?まぁいいや




〔お姉さん!こっち!〕


「ミニ!おいで!」


〔うふふ〜♪〕


ミニを抱えて駆け足で杏里ちゃんのお母さんのもとへ行った


「本当にありがとうございます!」


「いいのよ!気にしないでちょうだいね?」



〔お姉さん、これ!はいどうぞ!〕


ミニの小さな手に入っていたのは4つ折りにされたメモだった。


「くれるの?」


〔ミニからじゃないけど、読んでみて!〕


「分かった」



ミニじゃなくて誰が書いたのかすごく気になって、急いで開けてしまった


「えっと、、何?

《茉莉へ、卒業おめでとう。家に帰って荷物もってここまで来てね!》だって、」


〔お姉さん!早く早く!〕


小さな手が私の手をつかみ引っ張った


「え、、え?あ!杏里ちゃん!じゃあね!さようなら!」


「ま、、、茉莉ちゃん!バイバイ!」



〔お姉さんのおうちここでしょ!〕


「そう、なんで知ってるの?」


ミニは私の手を引っ張りとうとう私の家の前まで来ていた。


〔お手伝いするから、早く!〕

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