第32話

チルソンサイダーと白桃ゼリーを堪能してるといつの間にかナースさんが来ていた。




【ナースコール、押しといたわ】




なんだ、二郎さんの仕業か





[茉莉さん、起きましたか]


白衣を着た先生が言う



「無事起きました」



[それは良かったです。]



「ところで明日は学校へ行けるんでしょうか?」



[はい。可能です。]



「分かりました。」



[じゃあ、退院手続きしておきますね]



「ありがとうございます。」





「良かったね!茉莉ちゃん!」


【そういや、聞きたいことがあるんだけど、茉莉ちゃんが彼氏を作らない理由って?】



「お楽しみです!」



卒業したら彼氏作ろうとか思ってた自分を殴りたい。


彼氏を作るんじゃなくて、彼氏が待ってるんだ。



【気になるわよ〜ムフフ】


やっぱりキモかった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る