応援コメント

Lv.1 俺は転生すらまともにできない。」への応援コメント

  •  まあここまではテンプレートにこなすとして、ここからが本題、もとい、本文。

     なぜ転生が終わらないのか?

     実はこのことに関して、なんとなく察しがついている。それは俺の初期ステータスが異様に低いのではないか、ということである。

     どのくらい低いかと言ったら、転生時の衝撃に耐えられないほどの脆弱さ。

     転生→死亡→転生→死亡→転生→…。

     もしこの考えが正しいなら、いわゆる“詰み”状態である。俺の人生は始まる前から死んでいる。言い換えるなら、人生を、異世界転生をする権利すら剥奪されている。

     思えば、俺の人生もこんなハードモードだった……なんて、大して覚えてもいない前世の記憶に思いふける。

     俺の知識に誤りがなければ、異世界転生というのは楽しいもので、喜ばしいものであり、希望的なものだったはずだ。なのになんで俺はこんな何もない、真っ白な、形のない空間で、流れのない時間の中を彷徨っているのだろう。

     ここってものすごく怖いところなんだぜ。身体の感覚は全くなく、暇だからと言ってオナニーすることもできない。意識は常に朦朧としていて、吹けば消えてなくなってしまいそうなほどに儚い。五感の内の触覚と味覚と嗅覚と聴覚を奪われて、(本当のところ、視覚だって奪われているのかも知れない。)意識だけの存在は、自己という感覚、概念を否定し、実は俺って初めからここに存在なんてしていなかったのではないかという思いに駆られる。

     しかし、こんな絶望的な世界でも一縷の望みが存在する。それは……あ、ほら来た。

     すると、俺は全身に確かな血の流れを感じる。まるでみるみると体が構築されていくような。ドクンドクンと脈を打ち、心臓、肺と活動を再開する。

     俺は深く息を吸った。身体の中に酸素を取り込むと、血の巡りが活発化し、脳が活性化する。朦朧としていた頭はすっきりとし、目覚めの良い朝といった感じ。

     はてさて何が起こったのでしょうか。そうですね、転生ですね。

     さっきも言ったが、俺は転生を繰り返している。その積み重ねの記憶を有している俺は、俺が一度たりとも消え失せたことがないことの証明だ。

     一縷の望みとは、この転生の瞬間であり、自我を保たせてくれることである。

     俺は右手で左腕に触れた。続いて左手で右脚をさする。右足で左ふくらはぎを掻くと、俺はそっと右手で握る――っとあぶねえ。だめだよこれから転生って時に。


     上の文章はこの話の一部の抜粋です。

     そうそう、友人ならストーリーは良いと言って去っていきました。読むのをやめた理由はたんに飽きたと。
     友人の言葉を書き忘れてたので、ついでというもので申し訳ないですが……。
     先に言いますが、続きを読むことはないです。
     理由こそ話すつもりはありませんが……。

     さてさて、読みづらい点についてですが、まず、読みづらい漢字が多数出現してますね。朦朧しかり、一縷しかり。どちらも、読む側への親切があるとはいい難いです。
     読み難いというのは、言い回しや性的発言などです。直接的な性的発言を嫌がる人間がいるというのも事実です。


     つまりは、読んでいて気分が良くなる作品ではないということです。
     表現自体が悪いとは思いませんし、私にはわかりませんから。
     ただ、ときどき誤字脱字が見られたのも(3話の間で)事実なわけです。
     そういった、作者にとって小さなことは、読み手にとっては大きなことに見えるわけです。

     私に書き手の才能は、まずないですが、読み手としては十分にあると思ってますよ。
     アニメ化することを予想し、当てるぐらいのことはできますから。
     そういった作品は、数ページ読めばわかるんです。売れるというものが。
     興奮し、続きが読みたくなるのですよ。

     それでは、今度こそまたの機会に。

    作者からの返信

    なるほど! よく理解できました。
    長文による解説ありがとうございます。
    お手数おかけしました。