第8話 旧き時代の終わり・最先端の人類悪

誰も見てはいないと思うが久々に執筆をしようと思う。そんな気分だったのでまたいつも通り、私は取り留めのない陳腐な与太話を書き留める。1人でも。誰かが見てくれればいい。賞賛であれ、批判であれ、受け止めよう。


思えば私は昔からどこにでもいる、個性のない、顔の無い何処かのどうでもいい誰かだった。モブキャラクターだった。端役。背景。傍観者。まぁそんなものだった。そう扱われてきた。


いつも他者の意思や周りからの圧、環境の流れに力なく流される川の中の小石のようだった。故にあらゆる人々の醜さを見てきた。


偽善。暴虐。破壊。差別。淫蕩。嘘。卑怯。侮蔑。裏切り。匿名性。嗚呼。


不義。不穏。汚穢。汚濁。横暴。醜悪。


時代が栄えるほどに人類は醜くおぞましく穢らわしく禍々しくなる。


全ての人が幸せになる回答などない。


この世から悪意が。争いが。差別が。無くなることは無い。


分かっている。分かっているとも。


百年千年万年億年経とうが、人は何も学ばず、何もかもを食い潰し、都合の良い未来を選び続け、欲のまま、本能のままに生き続けるのだろう。


明けない夜はなく、止まない雨もない。


だが。その先に『希望がある』と何故言い切れる?


闇に閉ざしたままでいた方がいい事もある。雨に流されてしまった方がいい穢れもある。


私は夢を見ない、理想を抱かない。自分にも他人にも希望を押し付けたりしないし期待もしない。


誰も私を評価しなかった。誰もが私の全てを踏み躙った。誰もが私の全てを嘲笑った。


だが私は怒ることは無い。責めることもない。人々は私のみが悪であると未来永劫宣うのであろう。


もう疲れた。見たくない。聞きたくない。私が見る世界は最早あらゆる未来が死に絶え形骸化した。


何もかもが醜く腐れ果て、ただその本質を継ぎ接ぎだらけの嘘偽りで取り繕い着飾り、誰も彼もが。


人類の。自分達の罪から逃げ出し、投げ出し、放棄し忘れ去った。誰も彼もが素知らぬ顔をし嗤っている。


今の時代はまさしく人類の悪意の絶頂期。末期の地獄である。


誰もが『答え』を理解しておりながら誰もがソレから目を背けている。


罪の所在を暴かねばならない。


今回のコロナウイルスは『明確な悪意と殺意、目的を伴った』『人災』『人類史上最大規模、最凶にして最悪の殺人事件』であると私は今一度唱える。


何故『あの国』だけが感染の始まりであったにも関わらず、どの国より早く感染が収まったのか。


何故『あの国』はウイルスの研究所のあった区域の村人を国の力を行使してまで捕え、何を隠したのか。


否。否。否。そもそもウイルスの流出は本当に事故だったのか?


『ウイルスの蔓延は事故であった』というそもそもの始まり自体が全て嘘偽りのまやかしではないのか。


核兵器も戦車も軍艦も用いず、目に見えず忍び寄り爆発感染を起こす細菌兵器を用いた他国へ経済的、社会的、人的致命傷を与えることが目的だったのではないか。


細菌兵器の性能を試すべく、初めから何もかもが綿密に計算し尽くされ仕組まれた


世界を丸ごと舞台にした『あの国』の自作自演で全てが仕組まれた凄惨極まる殺人事件であると仮定すれば全ての辻褄が合うとは考えられないだろうか?


推察の根拠は他にもある。これはアリバイのようなものだがコロナウイルスの感染発生により自国にも被害が出ているのだから『自分達も被害者だ』という建前があり言い訳もできるし、明らかにおかしいのが


『あの国』だけは今回のコロナウイルス騒ぎで国そのものが利潤を得ている。


更に動機も推測出来る。


『あの国』にとってアメリカや日本、その他の諸外国に社会的、経済的、人的被害が出る事自体がメリットであると推測することが出来る。


もう一つ付け加えるなら、全てが自作自演の計画であり、初めから『あの国が』ワクチンを持っていたとすれば。


それは『ジョーカー』、他国に対しマウントを取る、取引を行う際に自分だけが優位に立ち環境の舵を取る切り札であるとも言えよう。


人工的に生み出し研究していたウイルスがあるなら事前に解毒剤を用意していても何ら不思議はない。手札に予め秘密裏にジョーカーを仕込んでいるならば後は流れを見てそれを出すタイミングを見るだけで良い。


カード配りの時点で他の国に配る手札まで全て把握していたとするならこれほど残忍かつ悪辣な出来レースはあるまい。


………興奮しつい取り留めのない仮説ばかり挙げてしまったがこれらは全て私の言葉遊び、仮説推論に過ぎない事だけは理解してもらいたい。


だがこれだけは言いたい。


なぁなぁで終わらせてはならない。


真実を暴き、罪の所在を明らかにせよ。


どれほど惨たらしくおぞましく残酷な結末が待っていようと。


全ての罪は暴かれねばならない。


犠牲者の為にも。


人々の安寧の為にも。

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