世界亜夜～魂の街で夜獣を狩れ！

人物紹介・用語解説

　野八彩（のばちあや）

　８月１２日生まれ。１８歳。O型。身長１６０センチ。スレンダー体型。

　金髪細ツインテール。褐色肌。明るい緑の瞳。

　本編の主人公である女子。

　魔女の素養があり常人の十倍以上の魔力を許容する。

　ある事件をきっかけに世界夜（セカイヤ）で夜獣（やじゅう）と戦う秘女（ひめ）になる。

　ジュマ

　都市神（とししん）の命により、戦闘時やプライベートなど彩をサポートする充魔（じゅうま）

　簡単にいえば彩の使い魔。

　体長２０センチ。もこもこした毛並みをした白い犬のような見た目をしている。

　「じゅうま」では言いにくいし他に名前を考えるのもな、という理由で彩がジュマと命名した。

　夜獣（やじゅう）

　世界夜にて現れる人々の不安や恐れが具現化したもの。

　例えるなら癌（がん）細胞のようなもので、増え続ければ現実世界に生きる人間の精神を蝕（むしば）む。

　また、精神世界での人々に接触することによって直接、精神を汚すこともする。

　本来は、都市神などが秩序を守るためその穢（けが）れを清め祓（はら）うのだが、処理しきれない部分を秘女に委託している。

　スーツ姿なのは大人の心から発せられたものであることを示し、獣の頭や四肢（しし）なのは恐怖を表している。

　世界夜（セカイヤ）

　現実にある世界の裏側ともいうべき精神世界のこと。

　そこに住む人々は現実の世界の人々の心であり、現実の世界と同様の姿で生活している。

　建物もそのままの形である。

　常に夜なのは、悪意ある人間や魔物などから隠された世界であるため。

　居住空間

　いまは現実の世界に帰れない彩が住む生活空間。

　内装はビジネスホテルの一室のようなものになっている。

　宅神が管理・維持をしている。

　秘女（ひめ）

　都市神が委託・許可した夜獣と戦う女子の総称。

　彩のように多くの魔力をもったうえに戦闘力の高い、訳あり女子が主である。

　コルトパイソン３５７マグナム・スピールカスタム

　彩が使用する拳銃。４インチバレル。

　ステンレスモデルのような外観。

　基本的には実銃そのままだが、魔導工学による改造が施され、呪文を唱えずとも魔法を放つ（撃つ）ことができる。

　魔法の種類はシリンダーに装填した、呪文・呪紋が刻まれた魔法金属製の薬莢（やっきょう）というべき円筒形の効果筒（こうかとう）を変えることで使い分けできる。

　スピールは魔法を撃てる銃の総称であり、実銃をそのようにカスタマイズしたという意味でスピールカスタムとなっている。

　神貨（しんか）

　神々との間で扱われる通貨。

　１神貨１円の計算になっている。