第17話 チャーハン2
窓の外は雪景色。
猫耳帽子を被り猫尻尾付きの白いワンピースを着こんだ少女が朝食をつくっている。
「昨夜はチャーハンだったから……」
ぐつぐつ……
「今朝も昨夜の残りのチャーハン!」
中華鍋で沸騰する白湯。
コポコポとコップに注ぐ。
「はぁー…、チャーハンは美味しいなあ」
シェフは起きてこない。
まだ大きめのクッションに沈んだまま、寝ぼけてふみふみしている。
雪も止まない。
今日もいちにち頑張ろう!
あの紀行あの断章 三毛狐 @mikefox
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。あの紀行あの断章の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます