第3話:夕陽
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【生物操作】……生物と心を通わせ操作するスキル。人類種や植物には効果を発揮しないが、妖樹種などの魔生植物は操作可能。スキルを発動する際は対象に向けて意思をぶつける必要があり、操作可能な個体数や成功率は我彼の知能差や意識レベル、操作下の個体の数や能力高度により変動する。
【観察】……観察という行為を補助、または行為を通し観察対象の情報を得るスキル。得られる情報はステータス式に開示されるが、その精度はスキル練度と知識に依存する。なお情報開示可能な観察対象は非動物に限る。
【研究者】……その身を研究に投じさせた者に与えられる称号。【観察】に『恩恵値』を与える。
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「ほうほう……?」
癖の様に少しずれたメガネを押し上げる。今のところ、このスキルたちと称号がどれだけ有用かは分からない。ただ、唯一技能
ユニークスキル
と言うだけあって、【生物操作】が常ならぬ力を持っているのではないかとは容易に考えられた。ひとまず、確認した内容をユーラシに伝えてみる。
「――――というのが僕の持っているモノの全部ですね。あ、後……ユーラシ?」
確認したモノを伝え、詳細の見えなかった、自らの名前の後ろに付いている称号の様なモノについて聞こうとした創慈だが、押し黙ったユーラシの表情を見て口を噤んでしまう。彼女は少々険しい顔で、何やらを考えている様子だった。
それから数秒後、ユーラシは息を吐き真っ直ぐと創慈を見た。そして、神妙な面持ちで口を開く。
「なるほどな……『獣使い』とか『調教師』にも似てるが……多分根本的にはちげぇ。あいつらは野鳥とか家畜とか、魔物としては扱わねぇ動物や比較的おとなしくて従順な魔物しか使わねぇ……ってか使えねぇし時間もかかる。でもソージのそれは、表示通りの内容なら問答無用だ。多分成功さえすりゃどんな凶暴な魔物でも……」
ユーラシの口から語られる自らの爆弾の性能と可能性。低く見積もったとしても、既存の魔物や動物を使う者たちとは訳も次元も違う力。彼女の言葉を反芻した創慈の脳内にはある可能性と言葉が過った。
もし、この世界に先ほどの小鬼とは比べ物にならない程途轍もない力を持った魔物がいくつもいて、それらを操れるのならば、それらの戦力を自在に扱えるならば……。
――――魔王。
あまりにしっくりと収まる言葉。
創慈は理解した。自分の力の異常さ、そして恐ろしさを。もし、自分の様な者でなく悪党がこの力を得たとしたら。魔王と言う末路は十分あり得るモノだと。
「……恐ろしいですね。僕にはまだこの世界のことはよく分かりませんが、世界の敵には十分なり得る力だと……思います」
「そうだな……。ま、ソージは悪い奴には見えねぇし、お前だけが使うなら大丈夫だろ!」
言外に、先ほどまで話していた国が欲しがり捕らえられた後はその限りではない……と。創慈はそう解釈した。
「で、だ。【観察】も【研究者】もそう珍しいもんじゃねぇし特に言う事はねぇな」
「そうですか。……これ以上何か厄介なものを抱えなくて良かったです……少し安心しました」
「そりゃ言えてるな!んじゃ、そろそろ行かねーとリーンリラに着くころにゃ日が暮れちまうぜ!」
ハッハッハと心底おかしそうにユーラシは笑い声を上げた。ステータスを始めてみた時から続く重苦しい空気はいつの間にか失せ、再び二人は歩き始める。
空は少し赤らみ、その色味は言い難い寂寥感を創慈に感じさせていた。
◇
「お、見ろソージ。あれがリーンリラだぜぃ」
少しずつ木々の密度が薄まり、ようやく森を抜けた二人は、踏み固められたような一筋の道のある草原に直面していた。そしてその道の先には何やら塀と門
人工物
に囲まれたモノが。
「あれが……」
この世界に来て初めて見る人の営みらしきもの。創慈は自然と体から力が抜けるのを感じ、思わず座り込み尻をついてしまう。そんな彼の様子を見て、ユーラシはケラケラと笑った。
「おいおい、森は抜けたけどこっからもうちょい歩くぜ?ほら」
「は、はい……ありがとうございます……」
へたり込んでいる創慈に手を差し伸べるユーラシ。夕陽を背に受けて赤く輝く金髪の彼女はとても美しく、絵画の切り取りの様に見えた。
手を取った創慈はユーラシに引っ張られ立ち上がる。その手は彼の想像以上に小さかった。
街の姿が徐々に大きくなる中、ユーラシは創慈に質問を投げかけた。
「ソージ、一応聞くけどお前これからのことで何かアテあるか?」
「アテ……ですか。……ないですねぇ……」
なんせ着の身着のまま、無一文、頼れる人間どころか知っている人さえいない。アテなどあろうはずも無い。ユーラシから見ても世界の仕組みすら分からぬ記憶喪失者である。故に分かった上でなお念のため聞いているのだ。
「ま、だろうなぁ。そういやぁ荷物もねぇなら身分証もねぇ……か」
身分証。創慈はその言葉にドキッとする。この世界の文明レベルがどれ程か分からないが、身分証という言葉があるのなら、それを持たぬ自分は街に入れないのではないかと慄いてしまう。
「なぁに心配すんなって。街には入れるさ。ちょっと銭はいるけどな」
「あ、あの……僕無一文なのですが……」
創慈のそわつく様子を見たユーラシは笑ってフォローするが、それは更なる追い打ちになった。創慈はまさか自分が無一文を申告する日が来るとは思いもよらなかった。そんな少し恥ずかしい気持ちを抑えつつ、創慈は無一文を口にする。
「わぁかってるって!心配すんな!今回はアタシが出してやるからよ!」
「えぇ!いいんですか?!」
「おうよ!あ、でも貸しだぜ?」
「いえいえ構いません!ありがとうございます!」
金の無心とは少々心苦しいが、そんなこと言っている場合ではないのでありがたくお言葉に甘えることにした創慈。どの様に金銭を稼ぐかはまだノープランだが、目の前のことを乗り越えていくので精いっぱいだった。
「あ、ソージ。もうすぐリーンリラに着くけどよ、せめてその上着は脱いどけ」
「へ?
「あぁ。ここまで言ってなかったけどよ、そんな服この辺じゃ見ねぇ……と言うよりアタシも結構色んなとこ旅したことあるけどよぉ見たことねぇぜ」
「は、はぁ……」
物珍しいとでも言いたいのか、ユーラシは口を動かしながらそっと白衣に触れる。確かに、この世界の外から来た衣服だ。珍しいどころの話ではないだろう。森歩きで多少薄汚れたそれは、なおも化学繊維の光沢を有していた。
「なるほど……悪目立ちしかねない……と」
「そういうことだ。特にソージは目立つわけにはいかねぇモン持ってるしな。外套でもありゃいいんだけどよぉ、今日は持って来てねぇんだわ」
やっちまったなぁと頭を掻くユーラシを横目に、創慈は納得して白衣を脱ぐ。しかし中に来ていた濃い青のポロシャツ……とジーパンもファンタジー世界に似つかわしくない異彩な雰囲気を漂わせているが、これはよいのだろうかと創慈は考える。
そんな雰囲気を悟ったのか、ユーラシは再び口を開いた。
「まぁそれも物珍しいけどよ、"白"よりかは紛れるだろ。リーンリラ
あそこ
は貿易街だから色んな格好の奴がいんだよ。でも、白い服はお貴族様連中しか身に付けねぇ高級品だからな、庶民が着てたらそりゃ目立つぜ。試してみるか?」
「遠慮しときます……」
そんな新たな認識と注意事項を胸に刻んだ一幕の後、ようやくリーンリラ貿易街に到着した。目の前に立ってみると遠くに見えていた塀と門は創慈の背丈の五倍ほどの高さがあろうか、その重厚感は街を守るにふさわしい圧があった。塀の上には人が立てるだけの厚さもあるのか、数人が等間隔にて警備している。
その門は開かれており、両端に二人の衛兵らしき男が待ち構えている。
垣間見える街の中は夕暮れ時故か、人の行き交いは疎らに見える。
「おう、戻ったぜぃ」
「今日は随分長引いたな。して、そこの妙な恰好をした男は?」
ユーラシが衛兵の一人と、何やら親し気に挨拶を交わした後、男の鋭い眼光はこちらを射抜いた。恐らく守る者、戦う者として鍛えられたその男の体格は実に逞しく、部屋に籠って研究に勤しんでいた創慈とは比べるまでも無い筋肉量だ。そんな戦士の睨みを受けた創慈は思わず竦んでしまい、喉が強張ってしまった。上手く言葉を出せない創慈にユーラシが助け舟を出す。
「あぁそいつはソージっていうんだけどよ、リーンリラ森林で彷徨ってたから拾ったんだ。旅の途中で何かに襲われて、気付けば記憶喪失になっちまってたらしい」
「ふむ、持ち物は?」
「なーんも無し、まぁ戦闘能力も無いし悪い奴じゃねぇ。アタシが保証するよ」
「そうか、なら通行料を。アドルグ銀貨一枚だ」
「あいよ」
数巡の取り交わしの後、ユーラシは懐から銀色の硬貨らしきものを衛兵に差し出した。それを受け取った衛兵は頷き、道を開ける。創慈は終始、そのやり取りをぼんやりと眺めていた。その呆けた面にユーラシが向き直る。
「よし、行くぞソージ」
「あ、はい!」
ユーラシに呼ばれ、創慈は弾けたように足を動かす。ついに、人里への入場を成した。
◇
「あの方々は衛兵さん……でしょうか。ユーラシは随分と信頼されているようでしたが……」
門の外とは違い整えられた街の大通りを歩きながら、先ほどのやり取りを思い出し話題にした。連想されるのは地球の空港……だろうか。だが厳粛なそれとは違い、人と人の信頼関係の様なモノが通用する場のように見えた。ざっと見たところ街には機械文明は認められず、さながらファンタジー世界によくある中世西洋世界の様に感じられた。故に機械ではなく人の手によっての入国(入街?)検査なのだろう。その業務において信頼関係がファクターになるのはある種当然のように創慈は考える。
「ん?あぁ……あいつらは『黒鉄騎士団』ってこの国の正規騎士軍団の一員だ。まぁ騎士軍団って言っても下っ端組織だけどよ。大体街の衛兵とか治安維持隊は黒鉄の連中さ。アタシは暫く旅してたけど、その前はここに長くいたからな、顔見知りも多いって訳だ」
「なるほど……。あ、下っ端組織と言う事は……軍の中にもう一つ上位組織が?」
「お、鋭いな、いるぜ。王都の警備とか上位貴族の護衛……王家の近衛なんかは全部『黄金騎士団』って奴らの仕事だ。まぁお国の主戦力だな。特に今の団長は王国最強の騎士って呼ばれてて、歴代でも一番つえぇって噂だ」
「そ、そんなにですか……」
「まぁな、どこまでマジな話かは知らねぇけど、昔王都周辺で暴れてた賊を、一振りで纏めて五人斬り殺したとか……」
人を斬り殺す……途轍もなく恐ろしい言葉だが、それ以上に人間を五人纏めて斬るなどという地球では考えられない事象が起きていることに創慈は慄いた。やはりこの世界には常ならない力を引き出す……魔法の様なモノもあるのかもしれないと、そんな可能性が創慈の脳裏に過る。
「……そんなことが人間に可能なんですか……?」
「まぁー……頑張れば出来るんじゃねぇかなあ……"魔法"とか"闘技"使えば」
藪をついて出たのはまたしても新たな単語だった。創慈はそれに対し、殆ど反射で聞き返してしまう。
「あー、これも知らねぇか。……っと、まぁその話はまた今度してやるよ。目的地だ」
「え?」
そう言ってユーラシは一軒の建物の前に立ち止まる。それは少し横に長い木造の二階建ての建物だった。
「ここは?」
「アタシが泊ってる宿屋だな。他に一人頼れそうな人知ってっけど、まぁ時間も時間だし店やってる人だからそれは最終手段だ。じゃあ入るぞ」
「は、はい……」
宿屋と聞き、またしても金を借りることになりそうな雰囲気を感じつつも、創慈はどうすることも出来ないので大人しくユーラシの背中を追った。
中は宿と言うよりも、どちらかと言うと酒場の様な雰囲気であり、いくつかの丸テーブルと奥には長いカウンターがあった。そして部屋の左壁の方には階段があり、恐らくあの上に客が寝泊まりする場所があるのだと思われる。ユーラシは勝手知ったる様子でずんずんとカウンターまで進み、そこに立っていた妙齢の女性に話しかけた。
「お帰りユーラシ……あら?そちらの方は?」
その女性は少しふくよかで、肝っ玉母さんを連想させる容姿だが、その物腰はおしとやかで柔らかく、害意のない目線を創慈に向けた。その瞳には純粋な疑問……とよく知る女の子が男を連れてきたと少々の野次馬根性を滲ませている。彼女はソリフ。この宿屋を取り仕切る女主人だ。
「ん、まぁ色々訳ありな奴でよ、取り敢えず一泊……アタシと同部屋でいいや。頼む」
「あらあら、じゃあ追加で銀貨一枚お願いね。ご飯はどうする?」
「あー、部屋で食うわ上がるついでに持ってく」
「分かったわ、ちょっと待っててね」
やり取りを終え、ソリフがカウンターの奥に続いている厨房へ入っていった。それを見計らい、創慈はユーラシに声を掛ける。
「あ、あのー……同部屋……ということは同じ部屋で寝るという事でしょうか……?」
「ん?そうだけど、どうかしたか?」
質問に対し、あっさりと答えるユーラシ。創慈の脳裏にまたしても嵐が吹き荒れる。なんせ女性経験が一切ない……(厳密に言えば好意を寄せる女性は今まで多少はいたが全て撃沈してる)創慈なのだから、現状少なからず想いを抱いてしまっている相手と同じ部屋で寝泊まりをするなど、動揺するなと言う方が酷である。
そうして、言葉にならぬ言葉をさんざんこねくり回した後に出たのは、僕男ですよ……?の弱々しい台詞。
しかしてユーラシはさらにキョトンとした刹那、創慈の言いたいことを察したのか、突如破顔し、ゲラゲラと笑い始めた。
「ハッハッハ!そうだな!お前は男だ創慈!それがどうした?!弱っちぃお前がアタシに夜這いでも仕掛けてみるか?!ハハハ!してみてもいいぜ?ま、次の朝日を拝める保証はねぇけどな!」
何かのツボに入ったのか心底おかしそうに、ゲラゲラと。創慈は自分がまるで男として見られていない現状にひっそりと肩を落とした。笑いが収まる様子の無いユーラシに、この想いが届くにはまだまだ試練が多そうだと改めて思う創慈であった。
「お待たせ~、あら?どうしたのユーラシ」
そこに丁度、先ほど引っ込んだソリフが厨房から戻って来た。手に乗せられた盆には、ホットドッグよろしくいくつかの肉片が挟まれたパンと湯気が立つ白いスープが二つずつ鎮座している。
「ヒーッヒッヒ!……っと、お!今日は豪勢だなぁ!」
「えぇ、今日は良い肉が入ったからね」
ようやく笑いの渦から解放され、目尻に滲んだ涙を払ったユーラシがソリフから食事を受け取り、嬉しそうな声を上げる。その様子に彼女もまた、喜ばしい笑みを滲ませている。
「あんがとソリフさん!ソージ、部屋行くぞー」
早く食べたいのか、足早に階段を駆け上がるユーラシ。それを見てハッとし、ようやく男の尊厳の落ち込みから回復した創慈は慌てて彼女を追いかけた。
二階に上がると、左手側にドアが設置された三つの部屋が奥に並ぶようにしてそこにあった。が、今夜は誰もいないようで、どの部屋からも人の気配がしなかった。その中の一番奥の部屋にユーラシは入り、創慈を招き入れる。
中は非常に簡素であり、少し狭いだろうが人が二人ほど寝転がれそうな寝台が一つ、小さなテーブルとその上に燭台、二つの椅子、そしてユーラシの私物の様な物がいくつか床に転がっているだけだ。窓からは煌々とした夕陽が覗いており、薄暗くはあるが部屋の中は自然光によって照らされていた。
宿屋の部屋とはいえ他人が生活している空間に慣れていない創慈は、入室したのは良いモノの少々動揺気味に立ち竦んでいた。
しかし、そんな創慈とは反対に食事をテーブルに乗せたユーラシは、実に寛いだ様子で椅子に体を預けている。
「どした?ソージ。早く食おうぜ」
「は、はい。失礼します……」
急かす様に手招きされた創慈はユーラシの対面に座った。ちなみにユーラシは既に食べ始めており、美味しそうにパンを頬張っている。
「いただきます……」
ひとまずパンを手に取る創慈。手から伝わるその柔らかさはなんとも微妙なものであり、現代的なふんわり感など空の彼方だ。しかしこの世界の文明レベル的にこれが一般的なパンなのだろうと考え、ユーラシに習いスープに浸して食べる。スープはその白い見た目通りシチューのような味わいで、小さくはあるが野菜の様なものもいくつか浮いており、地球飯で肥えた創慈の舌にしては随分と美味しく感じられた。パンに挟まれた塩漬け肉も、塩分不足になっている身体によく染みた。
「美味しい……ですね」
「はは!だろ?ソリフさんの料理はうめーんだよなぁ」
ニコニコとしながら食事を進めるユーラシ。その速度はそこそこ早い……が創慈も今まで緊張状態が続き空腹を感じていなかったが、何だかんだで胃は食事を求めていたようで、普段以上に食事の手が進んだ。
そうして食事が終わり食器を階下に返した後、もうすぐ夕陽も完全に姿を消そうかという頃。
ユーラシは何やらを呟いたかと思うと、燭台にどこからともなく火をつけた。手にはマッチや火打石らしきものは無く、完全に素手だったのにも拘わらずだ。
「それ……は……」
「あぁ、さっき言ってた"魔法"だ。アタシはあんまり魔力が扱えないから、こんなショボいのしか出来ねぇけどな」
アタシは闘気派なんだと笑いつつ、寝台に腰かける。隣に座るよう促されたので、創慈もそこに座った。
「さて……と、ちょいとこれからの話すっか。ソージ」
二人の、少しだけ長い夜が始まる。
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