テスト

そしてテスト当日からの、順位発表。

結果は16位だった。

「やりましたね!兄さん。」

「あ、あ、こんな順位になるとは思わなかったよ。」

凛空と二人で雑談していると、校内放送が流れた。

「えー、1年B組海野太郎、1年B組春風 楓至急、校長室まで来るように。」

なんで、呼ばれているか分からなかったが、凛空が笑っていた。

「兄さん、早く行かないと。」

「ああ、いってくる。また、あとで」


校長室に行くと楓さんと校長先生がいた。

「やっと来たかね。それでは君たち2人は明日からA組に行ってもらう。」

「あ、あれ?なんでですか?俺申請書出してませんよね?」

「いや、あの優秀な凛空君が申請書を持ってきたぞ」

「はぁ、ありがとうございます。」

校長室をでると服部がいた。

「明日からA組だろ?羨ましいなぁ。楓さんもA組行くらしいし。」

「服部それはいいんだが、首を絞めるなぁ。痛い。」

服部は、もっと力をいれた。

「ジュース1本なぁ?」

「何故に!?痛い痛い。」

服部は、もっと力をいれた。

「わかった。わかった。買ってやるから。」

「よし、なら今日は順位発表だけだし昇降口の自販機で頼む」


そして昇降口で飲み物を買い、校門まで行くと凛空がいた。

「待っててくれたんだ。」

「はい、兄さん。」

「ただ、凛空。聞いてないぞ、申請書の事。」

凛空は、目が泳いでいた。

「だって、兄さんと勉強したかったし、一緒に学園生活送りたかったんですよ!」

「いや、テストの日だけしか来ないだろ。」

「いえ、ちゃんと明日からは行きます。

だって、、、兄さんが同じクラスに居ますから。」



その日の夜ご飯は、豪華なディナーに、ケーキやら、もう盛りだくさんだった。

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