お出かけ(デート)?

そして父親と花さんが旅行に行ってしまった。昨日のうちに引越しは全て終わっていたがやはり足りないものはあった。

「今日は、足りないものもあるしショッピングモールにいくんだが一緒に行かないか?」

リビングで一緒に朝ご飯を食べていた凛空に聞いてみた。

「はい。私も、少し買い物をしたかったので誘って貰えてとても嬉しいです。」

初めて笑った顔をみてドキッとしてしまった。

「兄さん、私はこれから準備をするので10時くらいでいいですか?」

「わかった。10時くらいにリビングで待ってるよ。」



凛空視点

私は部屋に入ってもドキドキがおさまりませんでした。

「初めての兄さんとのお出かけです。可愛い格好をしないの失礼ですよね?ただ、これはデートと言っても過言ではないのでは?ただ、私は引きこもりだしあまり服を持っていません。仕方ないです。お母さんの服を借りましょう。」

そして私はお母さんの服をあさった。


太郎視点

そして10時になり自分の部屋からリビングに行きドアを開けた。凛空は、黒の花柄のワンピースに、その上からカーディガンをかけており、金髪の髪はツインテールでまとめていた。可愛すぎたろ、、、

「じゃ、じゃあいくか」

「は、はい」


ショッピングモールは電車で、1駅程のとこにある。

「すいません兄さん。さすがに春休みの電車なので少し手を握ってもよろしいですか?」

「そ、そうだな。さすがにこむし繋いだ方がいいよな」

そういい俺は凛空の手を握った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る