第3話 夏の始まり 3

 正直に言って、あんな短い文章が僕の行動を左右するだなんて夢にも思っていなかった。現に、僕は熱い熱いアスファルトの上を踏みながら、坂井中央病院に向かっている。

 道中は学生が多く屯って、大半がスタバのキンキンに冷えたアイスコーヒーか、コンビニで買ったアイスを右手に持って談話をしている。僕はそんな冷たそうな飲食物を見て、彼らの元の住処であった冷蔵庫や冷凍庫に入りたいと思った。

 どこかで蝉と犬がぎゃんぎゃんと鳴いている声がする。二つの声は全く合わさっておらず、故に暑さとともにイライラが少しだけ募る。

 僕はこの状況につい我慢できず、ポッケから財布を取り出した。真っ黒の財布は熱を帯びていて、金属製のボタン部分は特に熱い。小銭入れをあけて、僕は中のコインを確認する。中には、銅色の硬貨が四枚と、穴の空いた銀貨が一枚だけしか入っていなかった。もしやと思い、諭吉や野口を確認したが、今日は終業式のみだったので、紙は入れていなかったのだ。つまり、僕の財布には九十円ぽっちしか入っていない。これでは、チェリオの自販機でジュースも買えない。なんて事だ。不平だ。だが、この不平と不満を校長にぶち当てたら、きっとあいつは『世界では九十円を稼ぐのが難しい人が多々いる』と、『だから、君は物質に、環境に、とにかくすべての事物に感謝をすべきなのだ』など実際に内心はそう思わないで、かっこつけでそう言うだろう。たまらないものだ。

 迷路のような住宅街を抜けると、傾斜角度が直角の半分ほどの坂が僕を待ち受けていた。見渡す限り、その坂は下る者も、上る者もおらず、老人を乗せて、排気ガスを吐いては上っていくバスだけが悠々と僕を見下すように走っていた。きっと、あの中は僕の教室よりも涼しいのだ。

 僕は覚悟を決め、その坂道に足をかける。学校指定のローファーは硬く柔軟さがないために、つまさきが少しだけ痛む。

 思えば、どうして僕はこのような思いをしながらも、この坂の先にある坂井中央病院を目指しているのだろうかと思う。

 熱男は別に、僕に坂井中央病院に行くことを強制しなかった(いや、確かに強制はしていないが、どこか強制的な雰囲気は少しあった)。だから、僕はあの時に持っていた意思をそのまま押し通せば良かったのだ。むしろ、熱男は無言で応接室から出て行ったために、僕としては直接、口にして断らずに済んだから都合が非常に良かったのだ。

 なのに、どうして断ることができなかったのか。それは僕の良心のせいか? それとも、たんなる気まぐれか? わからない。自分のことなのになぜか僕はわからないのだ。その203号室に誰がいるかもわからないのに。

 僕は俯きながらも、アスファルトの熱放射を体で受け、坂を上り詰めていく。滴る汗はきっと、この坂道で迷った者を導く軌跡となるだろう。と、思ったが、既に汗が地に落ちた時点で、蒸発し、雲の一部にでもなっているだろう。

 長い戦いの末、ふくらはぎの腱が張った頃合い、ようやく僕は坂道の先へと歩きつめることができた。少し町を見下ろせるこの高度はやけに地球のでかさが実感できるような気がした。

 そこから平坦な道が続き、車椅子を押す看護師の姿が二組ほど確認できた頃に、ようやく待望の坂井中央病院についた。確か、坂井中病院はこの町で一番大きな病院で、また設立されてからかなり時間が経つはずだ。その証拠として、目を凝らしてフェンス先を見たところ、院内施設の一つとして、大きな噴水が見られるし、他にも木蔭の恩恵を受けている病院の白い壁に色鮮やかなモスグリーン色の苔が時代に負けずとびったりとへばりついている。

 僕は正面口から、院内に入る。

 ピカピカに磨かれた自動ドアが開くと、まるで顧客を待ちわびていたかのように涼しい風が一気に僕の体全体に吹き抜ける。汗で少し濡れた脇の部分や、首元がいっきに冷却化され、僕は夢見心地を抱く。あぁ、涼しい。すごく、涼しい。一瞬だけの北極体験だ。

 だが、その涼しさの傍らに病院特有の消毒液のような匂いが僕の鼻を刺激した。どうも、昔から僕はこの匂いが唾棄したいほどに嫌いなのだ。いや、それ以前に、まず僕は病院がそもそも嫌いだ。この生と死の境目のような、どうも落ち着いてはいられないこの空間が。別に、歯科とか皮膚だけを扱う病院なら死ぬことはないだろうが、こういう大きな病院の生と死の瀬戸際を扱うこういう模擬的な葬式場が僕は非常に嫌いなのだ。

 けど、その事もしっかりわかっていながら、僕はこの病院に来た。そして、今から、203号室とやらに向かうつもりである。

 僕は深い隈のついた看護師から見舞いの許可をもらい、ついでにどこに203号室があるのかを教えてもらった。どうやら、203号室は北棟にあるらしい。日差しがそれほど差し込んでいなければいいのだが。

 僕は階段を登り、連絡廊下を渡っていく。その途中で、ふと綺麗な芝生がひかれた広場を窓越しに見た。そこには、保護者同士が数人と談話しており、その子供たちは大きな滑り台を笑顔で滑り落ちている。一部の子供たちは頭に黒いニット帽のようなものをかぶっており、また腕にギプスを巻いている子たちもいた。

 そんな光景を眺めながら、廊下を渡っていると、いつのまにか北棟入り口の自動ドアまで来ており、あやうく鼻を打撃しそうになった。危ない危ない、僕がマイケルジャクソンだったら、間違いなく鼻がもげていたに違いない。

 そんなマイケルに対する尊敬の裏返しをしながら、僕は自動ドアを抜けると、少しの違和感をそこに感じた。無論、消毒液の匂いが緩和されたとか、クーラーの温度が二、三度ほどあがったとかそういうものではない。

 ただ、それはあくまで僕の感想であり、具体的な違和感を突き止めることができなかったので、気にせずに203号室へと向かうことにした。

 203号室はシャワールームの横に、ぽつんと他の病室から独立しているように設置されていた。

 僕は第二職員室の時と同じように、その病室の前で立ち尽くす。今度ばかりは、あの熱男のように後ろから誰かが声を掛け、この病室の中へと招くことはないだろう。

 僕は深呼吸をし、ネームパネルに表示されている表札のようなタグを見た。そこには、

『川白暁』と手書きの太いネームペンで書かれた名前がそこにあった。聞き覚えのない名前である。

 僕はようやく覚悟を決め、息を整えてから、三度ほど無機質なドアにノックをした。僕は耳を澄ませ、誰かが返答してくれるのを待つ。

 すると、少し経って、中から『どうぞ』という若い女の声が聞こえた。おそらく、声から判断して向岸暁という人物は女なのだろうと思う。

 僕はその返答を受け入れるように、ドアをスライドして横に開けた。バリアフリーのスライド式ドアは教室のドアと違い、少しの力で全開に開いた。

 中は閑散として、無駄なものは一切置かれておらず、真っ白な部屋だった。

 僕はベッドに横たわっている、名も知らない人物の姿を拝む。

 そこには、病的な少女の象徴と言うべくか、髪が艶やかで長く、真っ白な病院着を着て、露出している肌の部分がとても白い。そして、その肌はとても冷たそうな、そんな少女がいた。そうだな、彼女を例えるなら、なんだろうか。雪解け水のような。

 けど、彼女が僕の存在を確認するためにふとこちらを見たとき、僕は大層に驚いた。彼女の目は弱々しい体に反して、目の力が強く、そして爛々としていたのだ。

 彼女は僕の姿を一度、上から下へと眺め終えると、にっこりと笑んだ。

「あら、ちゃんと来てくれたんだね。灰ヶ崎君」

 彼女はそう僕に告げると、ゲスト用の椅子をベッドの近くにたぐり寄せ、椅子のクッションをぼんぼんと叩いた。どうやら、座れと言うことらしい。

 僕は警戒しながらも、しぶしぶと彼女のベッドへと向かい、その近場に置かれた椅子に座り込んだ。そして、何を言われるのかと、そんな思いで彼女を見た。

「うんうん、君は相変わらずだね~」

 相変わらずと言うことは僕たちは一度か、二度、もしくは数度となく、対面があると言うことになる。しかし、僕は向岸暁という少女を全く知らないし、一向に、その美しげな顔を見ても思い出せない。

 そういうわけで、どこか皮肉そうに僕を見て微笑む彼女に、君とはどこかで会ったことがあったかなと、柔い口調で聞いてみた。

「えぇー、覚えていないの⁉」

 彼女は驚愕しながら、声を高くして言った。

 これが、覚えていないんだ、全く。

「そうかぁ。まぁ、私は夏休みが来る前にはいなくなったしね、覚えていないのも無理はないのかな」

 夏休みの前に? ということは、今年度の一学期の間に、少なからず僕が彼女を知るはずの状況下で入院したと言うことだろうか? しかし、本当に覚えていない。いや、冗談抜きで、覚えていない。もしかすると、この子はどこか夢見る少女なのだろうか。

 ただ、どうも僕の考えは根本的ではないが、大いに間違いがあったらしく、僕の怪訝な表情を見て、すぐさま彼女は訂正するように口を開いた。

「あぁ、ごめんごめん。今年じゃなくてね、去年の話しだよ。去年」

 あぁ、去年の話。だったら、あまり記憶にない。僕の記憶はあの辺りだけ、妙なことに欠落しているのだ。ただ、記憶障害だとかそういうものではない。あくまで、自主的に閉ざしただけだ。

「にしても、髪伸びた?」

 突如、質問が来る。

いや、変わらないと思う。なに、タモリなの? 

が、こういう話の振りがタモリの特権であることを彼女は知らないのか、僕がそう問いかけると、どういう意味? と本気で疑問そうに僕に聞いた。少しばかりのジェネレーションギャップと言うやつかもしれない。いや、年齢は同じだと思うけど。

「ねぇ、灰ヶ崎君は今、なにしてるの?」

見舞いだけど。と、そんな陳腐でつまらない返しはしないで、部活でもぼちぼちやっているよと言った。

「へぇ、運動系? 文化系?」

文化系。運動系になんか入ってしまえば、今頃僕は溶けて水たまりになってるか、排水溝にでも流れている。

「ははは、なるほど。暑いのがいやなんだね」

寒いのも嫌だ。

「うわー、わがまま人だ」

ほっとけ。人は誰しもがそういうもんなんだよ。

「腐ってるなー。えっと、じゃあ次はさ……」

 好奇心旺盛そうな彼女は微笑んでは口を開く。

それからは、とにかく僕は彼女から質問を受けては返した。


しばらくすると、彼女は僕に多くの質問ができたことが満足でもあったのか、にこやかな表情で僕の方を見た。おそらく、次は君が質問をどうぞという意味だろう。

僕は彼女を知らないことには変わりがないので、なぜ僕がここに呼ばれたのかを聞いてみた。

 彼女は僕の質問を受けると、指を顎に据え、シミ一つない天井を見上げた。

 そして、しばらくして、僕の方を向き、また微笑んだ。

「どこか似ていたからかな?」

 理由になっていない気がする。それ以前に、日本語としてどこか変だと思う。色々と言葉が抜けているのだ。

 ただ、もちろん、そんなことは口にしないで、僕はとぼけたふりをして、なるほど、とそう答えた。

僕は続けて質問をする。なぜ、こんな時期に僕は呼ばれたのかと。

 彼女の入院期間はどれほどなのかは知らないが、おそらく去年の夏休みからずっと、この病室かはわからないが、この病院のどこかで横たわっていたのだろうと思う。だとすれば、今の時期に呼ばずとも、去年の夏休みにでも、もしくは冬休み、春休み。なんなら、何もない平日にでも呼んでくれて良かったはずだ。ただ、彼女が最近になって、ようやく面会が許可されるようになったというケースはあり得ないことはない。まぁ、だとしても、どこか似ているからと言う理由で僕を呼び寄せるのも妙な話だが。

 彼女は、僕の質問に答える前に「それは」と一言、挟んだ。

 ここまではなんともないことだ。ただの、単純な言葉。

 けど、この後の言葉に僕は頭を上手く働かせることもできなかった。

「私、夏休みが終わるまでに死ぬから」

 僕はそんな彼女の言葉を聞いて、無意識に。だったら僕なんかを呼ぶ必要なんて一切、ないじゃないかと少し荒っぽい声で言ってしまった。おかしい、どうして僕は彼女の言葉を疑わないのか。どうして、何も知らない彼女の発言に僕は疑いも知らないで、信じるのだろうか。

 僕は無性に、この病室から飛び出したくなった。いや、もう既に半分は飛び出していた。僕は下に置いた鞄を手に持ち、椅子から立ち上がっていたのだ。

 なのに、彼女の透いた、煌めいた目を見ていると、突如落ち着きを取り戻し、僕は謝罪してから座り込んだ。

「気にしないで。それに変なことを言っちゃった私も、私だし」 

 そう彼女は優しく笑んで、窓辺に目をやった。

「とにかくね、私は灰ヶ崎君と、この短い期間だけでもいいから、話がしたかったの」

 僕なんかと話をしても、面白くないよ。

「そんなの構わないよ。私はとにかく君と話したいだけだから」

彼女は優しく微笑んだ。

ほんとに君は死ぬの?

「死ぬよ」

 それにしてはどこか余裕そうに見える。

「死期を悟れば、案外に人は余裕さを持つんだよ。焦ってしまうのは、何も成しえていないと感じるから。まぁ、私は別にまだ何かを成し遂げたわけではないけど……。ま、まぁ、例外もあると思う。いや、ごめん、嘘。私が今、余裕さを持ってるのはほんとだけど、そうなるための術は知らない。人それぞれだと思う」

 なるほど。

 じゃあ、最後にいいかな?

「どうぞ」

 僕は何をすればいいのかな?

 彼女は僕の質問に対して、しばらく考えていた。おそらく、具体的なことは考えていなかったのだろう。だって、僕がここに来るとは限らなかったのだから。

 長考の末、ようやく決まったのか、彼女はピンと人差し指を立てた。

「まずは交換しよ」

 少し前のやり取りを思い出して、僕は頭が痛くなってきた。

 主語を言ってよ、主語を。

「ははは、ごめん。電話番号だよ、電話番号」

 彼女はそう言って笑い、ベッドのわきに置かれた机からピンク色のガラケーを手に取った。今の時代で年ごろの女の子がスマホを持っていないことにどこか違和感があったような気がしたが、冷静に考えれば別におかしなことはないことに気づき、僕も携帯をポッケから取り出した。

「じゃあ、番号言ってくれる?」

 僕はこくりと頷き、自分の連絡先を開いて電話番号を言った。

「おっけ! ありがとね」

 彼女はそう言うと、携帯をパタリと閉じて、また机に戻した。

 君の電話番号は?

 僕がつい聞くと、彼女は「灰ヶ崎君は私に電話しないでしょ?」と言った。

 まぁ、確かに考えてみれば、自分から電話をすることはなさそうだが。

「じゃあ、灰ヶ崎君にしてほしいことはね」

 彼女は指を三本、僕の前に出す。

「三つあるんだけどね」

 多いね。

「ははは、確かにね。でも、実質一つだから気にしない、気にしない」

 暁は声に出して笑う。まぁ、なんでもいいけど。

「じゃあ、一つ目はね。私が灰ヶ崎君に電話をしたら、できる限りここにきて、私と話してほしいの」

 なるほど。そのための電話番号と言うわけだ。

 僕は拒否をする気は毛頭にないので、わかったと言って頷く。

 すると、彼女は嬉しそうに微笑んで、「じゃあ、次の二つ目はね」と一本の指を折ってから口にした。

「私のことを誰にも言わないでほしいの」

 意味がよくわからなかったので、僕はどういうことだろうと聞いた。

「ごめんね、曖昧で。深い意味はないの。そのままの意味で、誰にも私のことを言わないでってこと。もちろん、君の家族にも、知り合いにもね。ずっと、君が死ぬまで私のことを言わないでほしいの」

 でも、どうして?

「乙女心は複雑なの。あんまり詮索しないでくれると嬉しい」

 そう言われたので、僕はわかったと言って、何度か頷いた。

 彼女はその反応を見ると、よしよしと満足げに微笑んだ。

 三つ目は?

 なぜか、僕が率先して聞いた。

「三つ目はね、私のことを名前で呼んで欲しい」

 えっと。僕はそう言い淀んで、ネームプレートに書かれていた彼女の名前を思い出した。

 か、川白さん?

「あのね、灰ヶ崎君。女の子が名前で呼んで欲しいって言ったら、基本的には下の名前を呼ぶものでしょ?」

 あー、それはごめん。えっと。

「暁」

 彼女はまた口を開き。

「暁って呼んで」

 暁さん?

「あ、か、つ、き」

「あ、暁」

 僕はドギマギしながら、どこか久しい気分で声を出した。それと同時に、僕の目にはいつかの過去が写った。それはまるでフラッシュバックのように、一瞬のことで僕は困惑した。また、どうしようもない気持ちに支配されて、急にめまいを起こす感覚に見舞われた。けど、冷静に自分の症状を見つめ直していると、それは初めての感覚ではなく、過去に何度も何度も経験したことのある気分だった。それは思い返したくのない思い出で、考えることすらも閉ざした思い出だった。

 どうして、今になって思い出したんだろう。完全に忘れ去ったはずなのに。

 僕は少しのめまいを患いながら暁を見た。そこには純朴な笑顔をした彼女がいる。僕はその姿を見て、なんとなく似ている。そんな気がした。

 暁は僕の呼応を確認すると、よしよしと頷き、「ねぇ、灰ヶ崎君。短い間だけどよろしくね」と満面の笑顔で言った。

「うん……。よろしく」

 僕は説明しがたい感情で答える。

 あぁ、やはりそうだ。彼女はどこか似ている。僕がずっと向き合えないでいる何かに似ている。

 ずっとどこかを浮遊していた感情は僕のもとに戻った。それは遠くのどこかにいたはずなのに、すぐに僕のもとへと戻ってきた。

 逃げられないものなんだなぁ。

 僕は澱んだ目でまた暁を見た。

 長い睫毛に、大きく、爛々とした目。長くて綺麗な黒髪に、真っ白な肌。

 その姿は僕の記憶の中のものと似つかわしくないはずなのに、それでもなおとても似ている。

 僕は複雑な気持ちで、暁から目をそらし、窓辺の景色を眺めた。そこには痛いほどに青い空をバックに風鈴が揺れている。

 なんとなく、これからとても短い夏が始まる。そんな気がした。

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