エピローグ
まずは、本作品を最後までご覧いただいた皆様に感謝の意を表したい。俺と俺の友人の物語はいかがだったであろうか?毎話のタイトルの横に記載された色の違い等々、違和感を楽しんでいただけたのであれば本望である。
さて、ここまで読んでくださった皆様にとってアンフェアな要素となり申し訳ないのだが、実はこの物語にはいくつかの明記していない点があるのだ
・外海 智が自殺をした日付と、彼の最後の日記の日付
・外海 智の日記の『10月27日』と『俺へのメッセージ』の2ページだけ、筆跡が異なっているとういこと
外海 智 が自らの命を絶ったのは、俺が梯子から落ちた日と同日の『2019年10月27日』なのだ。
正直に言ってしまうと、これらが何を示しているのかは俺にはわからない。きっとサトシが計画的に俺を突き落とそうとしていて、あらかじめ遺書としてその2ページを書き上げていたのであろう。そして、俺を突き落としてから日記を俺の部屋に置き、自らの命を絶ったのだと俺は推測する。
それとも何か別の...?
とにかく、繰り返しになるが、最後までお付き合いいただき本当にありがとう。これから日記を続けていく内に、また面白い事件が起きれば物語にしようと思う。
その時まで、どうかお元気で。
昨日は死んだ Fa1(ふぁいち) @Fa1
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