第5話
第3の書板
第4の書板
第5の書板
第3第4第5の書板は
大量に欠落 破損がある。故に1つの枠で収めさせてもらった。
あらすじはギルガメッシュとエンキドゥが森の怪物 守り神 フンババを征伐に行く話である。詩篇である。
詩と小説の違いは詩に説明 理由があまり書かれていないことだ。
疑問を投げかけるが、答えは自分で考えてくれという風に私は捉えている。
特にプラトンを連想する。スコラ学を連想してしまう。
フンババ
叫び声は洪水
その口は火
その息は死
なにを比喩しているのだろう
第3の書板の続き
『ギルガメッシュは森の怪物フンババ(古代バビロニア語版ではフワワ)征伐に出発することを決めるが、エンキドゥは胸騒ぎのする夢を見たので、悪いことがあるに違いないと考え、ギルガメッシュを征伐することを止めようとしたことが断片のうちに読み取れる。
「なぜお前は望むのか
そのようなことをすることを」
エンキドゥの眼は涙で満ちた。
彼は心のうちに苦しみを感じた。
そして激しく痛み、ため息をついた。
エンキドゥの眼は涙で満ちた。
エンキドゥは口を開き
ギルガメッシュに向かって言った。
「我が友よ、野原で私は学んだのだ。
獣たちととともにうろつき歩いていたときに
1ベールの広さに渡って森は広がっている。
誰がその中へ行こうとするのだろう
フンババの叫び声は洪水だ
その口は火だ
その息は死だ
なぜお前は望むのか
そのようなことをすることを」
杉の森を守るためにエンリルは彼を人間たちの恐れとして任命したのだ
フンババの叫び声は洪水、
その口は火、
その息は死
森の60ベールにわたって野牛の雄叫びを彼は聴く
だれが森の中に行こうとするだろう
杉の森を守るためにエンリルは彼を人間たちへ恐れとして任命した
森へ行こうとする者を弱気がつかまえる」
・・・』
第3の書板にリピートされる
『フンババの叫び声は洪水、
その口は火、
その息は死』
そして
『杉の森を守るためにエンリルは彼を人間たちへ恐れとして任命した』
が繰り返される。
エンキドゥは獣と育ち 森の意味 自然の意味を知っている。エンキドゥは感じていると表現した方がいいかもしれない。
彼自身うまく説明できないが何度も繰り返す理由に思えてくる。
自然破壊に対する警鐘をギルガメッシュに伝えようとしている。
理由なく森は存在しないのだと
治水 山火事 有害物質の除去
ガス 硫化水素 多々ある物質を閉じ込めている。
だからこそ最後に"死"を置くのだろう
一方的な観点 己のことだけでなくと私には思えてしまう。
フンババを任命したとは言われる神はエン リルか
第3の書板のつづき
『ギルガメッシュは口を開き
エンキドゥにむかって言った。
「だれが、我が友よ、天上まで上がることができようか
太陽のもとに永遠に生き続けるは神々のみ
人間というものは、その生きる日数に限りがある
彼らのなすこと、すべて風に過ぎない
お前はここでさえ死を恐れている
お前の英雄たる力強さはどうしてしまったのだ
私をお前より先に行かせてくれ
お前の口に呼ばわせよ
"進め 恐れるな"と
私が倒れれば、私は名をあげるのだ
"ギルガメッシュは恐ろしきフンババとの戦いに倒れたのだ"と
わが家の子孫ののちまでも』
次にエンキドゥの問い 疑問 不安 心配に対するギルガメッシュの答えが述べられる。
『太陽のもとに永遠に生き続けるは神々のみ
人間というものは、その生きる日数に限りがある
彼らのなすこと、すべて風に過ぎない
お前はここでさえ死を恐れている』
彼らとは神々のことだと考えられる。そこに理由はないと考えるギルガメッシュが表現されている。暴君と言われていた当時のギルガメッシュの考え方である。
"風に過ぎない"
理由などないと言っているのだろう
アインシュタインがいった
またはパスカルの言葉
神は決してサイコロを振らない。
全ての事象には理由がある。因果律
数学が好きな私とはギルガメッシュの考え方は真逆の考え方だ。
古代ギリシャ神話のアストレイアの天秤を想い浮かべる。天秤
古代ローマにはJustitia 公平公正の女神
第3の書板のつづき
『「彼らの語るところの者を、われギルガメシュを見たいのだ
その名が国中に行き渡るところの者を
その者を杉の森において私は討ち滅ぼそう
ウルクの子がどれほど強いかを
国中に聴かせてやろう
わが手にかけて杉を切り倒してやろう
永遠なる名を私は打ち立てるのだ」
ウルクの長老たち、広場の若者たちはギルガメシュに答えて言った』
ギルガメシュの演説である。
力を誇示するギルガメシュ まさに天にも届くバベルの塔という感じだ。天下無双 天上天下唯我独尊 並ぶ者なき強さの誇示である。
第3の書板のつづき
『お前は若い、ギルガメシュよ、お前の心ははやっている
お前のなそうとすることをお前は知らぬ
彼の武器にはだれが敵うのであろう
1ベールの広さにわたって森は広がっている
だれがその中へ行こうとするのだろう
*そしてまた繰り返される
フンババの叫び声は洪水だ
その口は火だ
その息は死だ
なぜお前は望むのか、そのようなことをすることを
フンババの・・・こそ怖るべき攻撃
助言者の言葉をきいたギルガメシュは
友を眺め、笑った
*大量に欠落のあとに
彼の神託という言葉があるらしい。神託を占ったと思われる。しかし明らかに神託は凶であった。
お加護が私に与えられんことを』
神に任命されたフンババを倒しに行く。でもギルガメシュ自身にも神の加護を与えられることを願う。
第3の書板のつづき
『ギルガメシュの顔には涙が流れた
*以下 断片部には、彼らが武器を身につけてウルクの市中を行進するのが認められる。
人びとは彼らに、いつウルクへ帰るのかとたずね、長老たちは彼を祝福し助言を与えた。
「ギルガメシュよ、お前の力にたよるな
目を見開き、お前自身の手をはぶけ
お前の前にエンキドゥを行かせよ
彼は道を見たことがあり、進路を歩いたことがある
森の入口にむかって
フンババの
前を行く者は仲間を救う
道を彼に案内させ、お前の自身の手をはぶけ
シャマシュがお前に勝利を得させたまわんことを
お前の口が語ったものをお前の眼が見るようさせたまえ
閉ざされた通路を開かせたまえ
お前が進み行くために道を開かせたまえ
お前の足のために山を開かせたまえ
夜がお前にお前の喜ぶ品々をもたらし
ルガルパンダがお前の勝利のために
お前についてくださるように
子供に対するようにお前の勝利を得るがよい
お前が進み行くフンババの川で
お前の足を洗え
夕方になったら井戸を掘れ
お前の皮袋に、つねに水を清くしておくがよい
冷たい水をシャマシュに捧げよ
ルガルパンダのことを心にかけよ
と長老たちは旅路についてギルガメシュに助言を与えた』
以下欠で第3の書板は終わる
王の帰還を皆が望んでいる。フンババの征伐を成し遂げることを
英雄ギルガメッシュ 言い伝えられる所以だろう
本当にそうなのか?
あまりにも欠損部分が多いからなのではないのだろうか?
森の恐怖
チグリス ユーフラテス川
川沿いの見晴らしのいい場所と森の中 山では明らかに見晴らしは違う。
獣と人では 明らかにスピード 俊敏性 力
全てにおいて劣るひとが暮らすには見晴らしのいい場所であれば 道具や知恵を使ってそれらのハンディを克服できる。時間的な余裕がある。
森ではそうはいかないのではないだろうか?
だから最初の文明は大きな川沿いの見晴らしのいい場所で起こったと私は想像する。
フンババ征伐は人のこれからの活動を予見する話とも考えられる。
森の中で牧畜はできない。羊飼いは存在し得ない。
シュメール文明は人類最古の文明である。
掘りや柵 罠 壁 そして広場もつくることもできる。時間と距離を持たせることができる。獣の来襲を予見しその対策もとれる。
分析や解析 そして対応策がうてる。森ではどこから敵がやってくるかわからない。すぐに姿をくらましてもしまう。また来襲される。
いつも不安を抱えながら生きることになる。安定していない生活の中で社会性は生まれないと私は考える。
ひとと獣の違いともいえる。
ウルクを形容する2つの言葉
周壁のあるウルク
広場のあるウルク
境界と繋がりある人たち
だから知恵を得たのか?
沢山の川があり チグリス ユーフラテス川だけではない。そこだけではないのになぜここで文明がうまれたの?
世界は広いまだ知らないことは砂の中に隠れているのかもしれない。
今の時代は長い歴史が流れたあとにあるのだから
第4の書板
『20ベール行ってから、彼らは食事をした
30ベール行ってから、彼らは夜のために停止した
50ベールを彼らは終日歩み進んだ。
ひと月と15日を3日で行ってしまった
*2人は森の入口にたどり着くが、ここにはフンババの手下の見張りが立って守っている。ギルガメッシュはこれを見て怖気づいてしまったようだ』
第3 第4 第5の書板は
あまりにも欠落部分が多いので
*を使ってストーリーを描いくことが多い。
故に比喩されている部分を読み解くこともできない。
大量に欠落部分があるので数字に注目したい。
20ベール進んで30ベール進む
毎日50ベール
50:50の50ベール
45日を3日で
一ヶ月半を 1.5と考えるか
ギルガメッシュとエンキドゥ
パートナー 50:50
比率 関係性
第4の書板のつづき
『・・・
「ウルクにおいて言ったことを思い出せ
立って進め、
ギルガメッシュ、ウルクの子よ」
・・・
「急げ、あいつにむかって進め
・・・森にむかって・・・
・・・7つの鎖帷子
・・・その1つをつけ、6つの頭巾
猛き野牛のように
彼は退き、恐怖に満ちた
森の番人は・・・
・・・のごときフンババを・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
エンキドゥは語るために口を開き、ギルガメッシュに向かって言った
「我が友よ、森のなかには行くまい
私が戸を開いたとき、私の手が動かなくなった」
・・・
・・・
以下欠損』
ギルガメッシュがエンキドゥをはげまし、ともに森のなかに進んだと考えれている。
向かい合う関係性を表しているように思える
"猛き野牛のように
彼は退き、恐怖に満ちた
森の番人は・・・
・・・のごときフンババを・・・"
欠落が多い
のごときフンババ
火山のごとき🌋に私には思えてしまう。
フンババ
その叫びは洪水
その口は火
その息は死
7賢人
フンババって山かな⛰火山🌋
温暖化による水蒸気 水 豪雨 台風 サイクロンハリケーン 水の循環量が増えている。
その叫びは洪水
その口は火
火口 マグマ
その息は死
火山性ガス 硫化水素 水素ガス 水素玉
私はそう思えてしまう。私は今の科学は真逆だと考えているので尚更そう思えてしまう。
第4の書板はここで終わる。
第5の書板
『彼らは立ち止まり、森を見上げた
杉については、その高さを眺めた
森については、その入口を眺めた
フンババの行ったところには跡がついた
・・・
大路はまっすぐになり、小径はよくなった
彼らは杉の山、神の住まい、イルニニの玉座を見た
山の手前には杉がその頂きをかかげていた
その木陰は快適で、喜びに満ちていた
草叢は覆われ・・・も覆われていた
以下欠・・・
私の見た第2の夢は
山の狭間において
山が落ちかかって来て・・・
それに比べればわれらは・・・
藤の草叢の蠅だ
エンキドゥは友に向かって語り、夢を解いた
「友よ、お前の夢は吉だ
その夢は滅多にないものだ
友よ、お前が見た山はフンババだ
われらはフンババを捉えて殺すだろう
そしてその体を投げ捨てるだろう
朝の光が・・・・
20ベール行ってから、彼らは食事をした
30ベール行ってから、彼らは夜のために停止した
シャマシュの前で井戸を掘った
ギルガメッシュは・・・へ登った
彼は彼の殻粉を・・・へ注いだ
「山よ、エンキドゥに夢をもたらせ
彼のために・・・をなせ」
・・・』
塩を守る 殻粉 注ぐ。だから 水に注ぐのか
井戸を掘った後にだから殻粉を溶かしたものを何かに注ぐのか
欠落部分なのであくまでも推測である。
まるで牛乳のようだ。言語だとマシュハート
(mashat)
成長の元 牛乳 カルシュウムCa
kosmos
Cosmo @
それとも真珠かな 真球に近い 白き白き玉の真珠を粉々にしたものか?
どのようにも繋がりあう水に混ぜたものなのか?
ギルガメッシュとエンキドゥが互いに夢を見て2人でそれぞれの夢を分析しあう。潜在意識 シュミレーション 将来起こるだろうことを予測している。予知夢と言われるものなのか?
山に例えられるフンババ
実際にはエンキドゥも見ていないのだろう
夢を見たギルガメッシュは見ていないので、あくまでも想像が夢に出てきたのだろう
古代ギリシャ ならアトラス ギガントだろう
世界各地にも巨人の伝説は沢山ある
何かしらの関連があるのだろうか?
影響を受けているのだろうか?
最近なら 日本なら"もののけ姫"の首を切られた鹿を想像してしまう
私は実際に巨人だったのか?と疑問をもっている。
本当に山なのではないかとおもってしまう
実際には2人 ギルガメッシュもエンキドゥも見たことはないのだからフンババを
第5の書板のつづき
『山はエンキドゥに夢をもたらした
彼は彼のために・・・をなした
冷雨が通り過ぎ、・・・
彼を恐れさせ
・・・ そして山の種子のような・・・
ギルガメッシュはアゴを膝の上にのせると
人間にふりそそぐ眠りが彼を襲った
真夜中に彼の眠りは覚めた
彼は起き上がり、友に語りかけた
「友よ、私を呼ばなかったか、なぜ私は目覚めたのか
お前は私に触れなかったか、なぜ私は驚いたのか
神が通り過ぎなかったか、なぜ私の手足はしびれたのか
友よ、私は第三の夢を見たのだ
そして私の見た夢もまた驚くべきものだった」・・・』
向かい合う牡牛
向かい合うカタチのように夢をお互いに見て分析 解析 意味を読み解きあう。
議論する今の民主主義のようにブラッシュアップさせる。
然るにここでの夢はギルガメッシュのみばかりである。
欠損している部分が大量にあるからエンキドゥのものがないかのように感じるけど
数学的におかしい。 1つもそのカケラのようなものを文章の中に感じないのはなぜなんだろうか?
"ギルガメッシュは・・・へ登った
彼は彼の殻粉を・・・へ注いだ
「山よ、エンキドゥに夢をもたらせ
彼のために・・・をなせ」
・・・"
どうして ギルガメッシュはエンキドゥが夢を見るように神に願ったのだろう
不思議に感じる。
第3の夢か・・・またギルガメッシュの夢である。
ブラッシュアップ 磨かれる玉 真球の玉
50:50 全てのものにとって均等な距離 磁場
常にズレが生じる。それを修正する。故に時間が生まれる。空間がうまれる。
常にズレが生じる。π
2つの図形の間に生まれるπ 永遠数
uni🦄verse
第5の書板のつづき
『彼は起き上がり、友に語りかけた
「友よ、私を呼ばなかったか、なぜ私は目覚めたのか
お前は私に触れなかったか、なぜ私は驚いたのか
神が通り過ぎなかったか、なぜ私の手足はしびれたのか
友よ、私は第三の夢を見たのだ
そして私の見た夢もまた驚くべきものだった
天はとどろき、地はこだました
日の光は消え去り、暗闇がやってきた
稲妻は輝き、火が燃え上がった
雲はたれこめ・・・、雨は死と降った
輝きは消え去り、火も消え去った
落ちてきた全ては灰と化した
さぁ野原に行こう、互いに相談するために」
エンキドゥは彼の夢を聴いて、それを解き、ギルガメッシュに向かって言った』
落ちてきた まるでノストラダムスみたいな表現。全てのジュネーブ(中心)に・・・
私は今の科学は真逆だと考えている
落ちるは浮く。天に舞い上がると考えている。
軽いもの 水素入りの風船が舞い上がるように回転する中心に浮き上がる。回転する中心に落ちていくと考えている。
詩篇へ戻ろう。エンキドゥは明らかに従者になっている。動物に例えるなら猫から犬に変わったという感じだ。
門番ならスフィンクス
ライオン獅子から日本の狛犬という感じだ。
明らかに不吉な夢なのに 吉だといい、あくまでもこれからいいことがあると励ますような発言をギルガメッシュにしている。
第5の書板のつづき
『ギルガメッシュは手に斧をとり
杉を切り倒した
しかしフンババが物音を聴くと
怒り狂って言った
「だれがやってきたのだ
そして私の山に生えた木を乱し
杉を切り倒したのだ」
すると天なるシャマシュは彼らに
近づけ 恐るな ・・・
彼の涙は滝のように流れ落ちた
そしてギルガメッシュは天なるシャマシュに言った
・・・欠損
「私は天なるシャマシュに従ってきた
そして私に命ぜられた道を歩んで来た」
天なるシャマシュはギルガメッシュの祈りを聴いた
そして力強い風がフンババに対して起こった
大なる風、北風、南風、旋風、嵐の風、凍てつく風、怒りの風、熱風、8つの風が彼に対して起こった
フンババの眼に対してうち当たった
彼は進むこともできなかった
もどることもできなかった
こうしてフンババは降参した
そこでフンババはギルガメッシュにむかって言った
「ギルガメッシュよ、私を行かせよ
お前はわが主となれ、私はお前の家来となる
私が育ってた木々は・・・
切り倒し、家をお前に建ててやる」
だがエンキドゥはギルガメッシュにむかって言った
「フンババの言う言葉を聴くな
フンババは生かしてはならぬ」
・・・・』
8つの風がフンババの動きを止める。木々は風で枝をならす。
全ての方向からの風と考える。あらゆる風か
8つのボックス
私の国ではあらゆるところに主がいる。池にも山にも 森にも八百万の神と呼ばれている。
神木と呼ばれる木もある。切り倒すと祟りがあると言われている。
ギルガメッシュよ、私を行かせよ
"お前はわが主となれ、
私はお前の家来となる"
主ヌシか 主人アルジか
第5の書板のつづき
イシュチャリ出土断片。バウアー発表のテキスト(1957年)
『ギルガメッシュはエンキドゥにむかって言った
「われらが近寄る時に
目くらます光(melimmu シュメール語起源 魔的な力を指すもの)はちりぢりに消え失せよう
光は消え失せ、輝きはとび去ろう」
エンキドゥはギルガメッシュにむかって言った
「友よ、鳥を捉えれば雛は出てくるではないか
目くらます光はそれからあとで追うことにしよう
雛が草むらで逃げまわるようになるだろう
あいつめをふたたびうち、それから
彼の加勢を
彼の・・・をうつのだ」
友の言葉をきいたギルガメッシュは
その手に斧をとり
腰帯に剣をおびた
ギルガメッシュは首筋めがけて切りつけた
彼の友エンキドゥは二度かさねて切りつけた
三度目にフンババはついに打ち倒された
大混乱が起こり、静けさがやってきた
森の番人フンババは大地に打ち倒された
2ベールにわたって杉の木のざわめきが聞こえた
彼とともにエンキドゥは・・・を打ち倒した
森を、杉の木の・・・で
エンキドゥは森の・・・を打ち倒した
彼の言葉にはサリア(サリアは現在のヘルモン山 アラビア語でジェベル・シェイフ)
とラブナン(ラブナンはレバノン アラビア語だとルブナーン)の山もふるえた
だが今や山も静まりかえった
全ての山なみも静まりかえった
彼は杉の木の・・・を打ち倒した
倒れたものどもを片付けてから、彼らは7人を打ち倒した
彼の網は・・・の重さで、剣は8ビルトゥもあり
8ビルトゥの重さを彼は腰帯にたずさえる
秘密なるアヌンキの住まいを開いた
ギルガメッシュは木を倒し、エンキドゥは根を掘った
エンキドゥはギルガメッシュにむかって言った
「・・・ギルガメッシュよ、杉の木を打ち倒せ
・・・お前の方に」
こうしてエウランティスの河岸へと
杉の木は運ばれた』
レバノン🇱🇧 レバノン杉の伝説か
メソポタミアの伝説
ラブナン杉の伝説 ラブナン Loveに似ている
アラビア語だとルブナーンか
植物と動物の違いはなんでしょうと先生に聞かれて、私は植物 木には目も鼻も口も頭もないと答えたことがある。
2つの点を目と見間違いえる人
人と同じように考えるひと
木をひととして見たとき
首は幹だと私は思う。
アッシリア語版の第5の第6欄は若干の断片が残っているに過ぎない。そこには2人の英雄がフンババの頭を切り倒し、意気揚々とウルクへ凱旋した次第が描かれていただろうと考えられている
だから年号を入れたのだ
考えられていだろうである。
"われらが近寄る時に
目くらます光(melimmu シュメール語起源 魔的な力を指すもの)はちりぢりに消え失せよう
光は消え失せ、輝きはとび去ろう"
この部分が気になる。
第3 4 5の書板はエンキドゥのギルガメッシュとの向かい合うベクトルが変わっていく
向かい合うカタチではなく 従者のようになっていく関係に変わっていったように思われる。
GOD breath🎄
ここで第5の書板は終わる
金曜日は5番目
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