第12話 asshole
今の中学生男子にマウントを取れることといったら童貞じゃないことぐらいなヨウタです、大人とはそういったものなのだよ!
12月にクリスマスという悪魔崇拝の日がつい先日あったばかりなのに、気が付いたら今度はもうバレンタインとかっていう魔女狩りの日がすぐそこまで迫っていた事を失念していた僕は、いつも行くスーパーのタバコ売り場に向かったんですけれども、なんかいつもより女子がそのタバコ売り場のカウンターに群がっていやがりまして、なんだよもう、と、可愛くほっぺを膨らまして腰に手を当てて浅倉南の立ち居振る舞いでまっとったわけですが、なんかそこでバレンタインのチョコを売ってやがって、女子の列に加齢臭が立ち上り始めたおっさんが混じって並んでしまったので奇異な目で見られましたが全てを無視してタバコをカートンで買う男気溢れる自分に酔う日々です、イヤー参った参った!
さて、1月は鬼のように仕事をこなしてまして(マジで)(マジで)、その激務から右腕及び左足の小指が千切れてしまったのは仕方のないことなのですが、先日久々に実家に帰ったらうちのオヤジ(77歳)が、ギター弾きながらキーボードで音を拾ってMIDIを使って曲作ってました、スゲーなオヤジ!
これを金にしない手はない、オヤジ(77歳)をそそのかし地方アイドルを結成しオリジナル曲でガッツリと印税を懐に入れて美女という美女の胸元に札束を放り込んでやろうと思いオヤジの作った曲を聞いたら完全にベンチャーズのオマージュで僕の夢は儚くも潰えたので今日もこうして汚い駄文を書き殴りながら涙を流して仕事をこなし、少ない賃金の7割を募金に充てる僕いつもの日常を送るしかないのですよホホホ。
金曜日のチラ裏 竹内 ヨウタ @takechi05
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。金曜日のチラ裏の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
須川庚の日記 その3/須川 庚
★15 エッセイ・ノンフィクション 連載中 256話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます